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【移住体験プログラム開催レポート】”三重県紀北町で暮らす”をリアルに体感(第二回 紀北のくらし巡り)

こんにちは。
紀北町地域おこし協力隊のあかねです。

みなさん、暮らし方をふと考え直すときってありませんか?

今のくらしも良いけど、ちょっぴり変化が欲しいかも…とか
仕事や育児に一区切りついて、新しくやりたいことが浮かんできたな…とか
生きている中で費やす時間のウエイトが変わってきた…とか。

はたまた、テレビで今置かれている環境と異なる暮らしを目にして興味が湧いたりとか。

ーーちょっと、暮らし、変えてみようかな?

ふんわりと今後の暮らし方について日々考えてはいるけれど、実際のところはどうなんだろう。

様々な思いを馳せながら生き方を考えているみなさんに、まずは「紀北町で叶う田舎暮らし」を体感してもらいたい。そんな思いで、今回はじめて、地元に根付く生活にフォーカスした「移住体験プログラム」を開催しました。

田舎で暮らすうえで大切な、
①住まい(住環境や町の雰囲気など)
②仕事
③趣味の実現

を中心にプログラムを構成し、リアルで豊かな「紀北町暮らし」を体感していただくことで、みなさんが思い描く”いろんなカタチの田舎暮らし”実現へのきっかけになるといいなと思っています。


プログラムについて

プログラム実施日:2024年9月14日(土)・15日(日)
参加方法:2日間で行われる4プログラムを自由に選択
していただき、空いた時間は自由時間。釣りをしても良いし、ごはんを食べに行ってもいいし、ただお散歩してもOK。自由に紀北町を堪能していただけます。
参加費:無料(宿泊施設や現地までの移動は自己手配となっており、今回はみなさんお車での参加でした。)※別途保険料500円当日徴収
選べる”4つのプログラム:下記の4プログラムを実施しました。
①漁師町の暮らしをのぞく(まちあるき&空き家見学)
②田舎お庭キャンプ体験
③農ある暮らしと食文化
④海の恵みワークショップ

第二回紀北のくらし巡りプログラムの詳細ページはこちらから

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紀北のくらし巡り開催レポート【1日目】

9月14日(土)くらし巡り初日。紀北町長島地区、三浦地区をフィールドに
プログラム①:漁師町の暮らしをのぞく(まちあるき&空き家見学)
プログラム②:田舎お庭キャンプ体験 を開催しました。

プログラム①:漁師町の暮らしをのぞく

紀北町長島にある三重外湾漁協へ集合し、さっそくまちあるきへ。この日は月に1回行われている「きいながしま港市」(長島地区の海産物事業者さんが集まっていろんな商品を販売するイベント)も開催されていました。

「魚まち歩観会」代表の植田さんが町を案内してくださいました
空き家バンク担当の東谷(地域おこし協力隊)が案内しながら空き家見学

※紀北町空き家バンクについてはこちらから
まちの干物屋さんや神社、漁師町ならではの空き家を見学して、最後は七輪で干物を試食🎶近所の漁師さんも来てざっくばらんにお話ししました。

魚が美味しかったです。暑かったけれど楽しかったです。

参加後アンケートより一部抜粋

<プログラムスケジュール>

9月14日(日)場所:長島地区
 9:00    三重外湾漁協を出発
    きいながしま港市でちょっぴりお買い物
               魚まちの路地散策
    長島神社見学
    干物屋さんにちょっと寄り道
    かんからこぼし鑑賞
    空き家バンク登録物件の見学
 11:00   海を眺めながら七輪で焼いた干物試食
 12:00 プログラム終了、解散

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プログラム②:田舎お庭キャンプ体験

三浦小学校へ集合。当日はたくさんのちびっこ案内人と共に、三浦の町を散策しました♪

ちびっこ案内人が連れてきてくれた、いつも遊んでいる三浦海岸
畑のあるお家の方の暮らしを見学
植えてあるのは「紀北町名物・くき漬け」の元となるヤツガシラ

地域の方のおうちでお庭キャンプをしていると、次々とご近所の方が集まってきていつの間にかキャンプイベント状態に。

これが三浦地区の「日常」なんだそう

三浦地区に住んでいる方とお話ししていると、奥様方がほとんど移住者という事がわかりました。地元ご出身の旦那様以上にみなさん仲良くイキイキと楽しく過ごされている様子がとても印象的でした✨ご近所付き合いは移住を検討するうえでも大切なキーワードですよね。

地元の人とたくさん話せてよかった。

参加後アンケートより一部抜粋

<プログラムスケジュール>

9月14日(土)場所:三浦地区
 14:00   ちびっこ案内人による三浦地区散策
     唯一の商店をのぞいたり、駅、海など歩いて巡りました
     自宅で養鶏をされている方、畑をされている方へのお宅訪問
 15:30   地域の方のおうちでお庭キャンプスタート
     ひろーいお庭を持てるのもこの三浦地区の特権🎶
     大きなタープを立てて、ゆったり一息
     参加者と地域の方が自由に交流できる時間となりました
 17:00 プログラム終了、解散

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紀北のくらし巡り開催レポート【2日目】

9月15日(日)くらし巡り2日目。紀北町赤羽・長島地区をフィールドに
③農ある暮らしと食文化
④海の恵みワークショップ を開催しました。

プログラム③:農ある暮らしと食文化

紀北町赤羽にある赤羽公園へ集合。あいにくの雨模様で新米の収穫体験が中止になってしまいましたので、田んぼを見た後、米農家さんのお宅をお借りして新米を味わうことに。

せっかくなので土鍋でじっくり炊き上げました
米農家さんから「農家としての暮らし方」を聞きました

新米と一緒に、紀北町名物の「くき漬け」「生節」を召し上がってもらい、各々好きな組み合わせでいただいていました。他にも農家さんのご厚意で新米のつきたてお餅や栗ご飯も登場👏
気づいたらあれやこれやと、おまけでどんどん出てくる。サービス精神旺盛なのも紀北町民のステキなところ。
旬のものを生産者さんからいただける、
そんな環境って田舎の特権ですよね。

地方で食べ方が違うのが面白いです。
地元の方とも直に触れられ人柄と人の繋がりも感じた貴重な時間でした。

参加後アンケートより一部抜粋

<プログラムスケジュール>

9月15日(日)場所:赤羽地区
 9:00     赤羽公園を出発
     赤羽地区のメインストリートを散策
                卵屋さんで卵の自動販売機を見学
     米農家さんと実際の田んぼを視察
 10:00   米農家さんのお宅で土釜で新米炊飯&実食
 12:00 プログラム終了、解散

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プログラム④:海の恵みワークショップ

午後のプログラムは紀北町長島にある「上保商店」さんで行いました。上保さんは、伊勢海老やアワビの販売でも有名な地元の企業さんで、今回はここで、紀北町名物「生節」づくりを体験しました。

専用の包丁を使って大きなカツオを捌いていきます
捌いたカツオを茹でて、ピンセットで骨抜き。すべて手作業です。

その土地のソウルフードをいただくだけでなく、自らの手で作ってみることでより、この町への親近感が増したのではないでしょうか。最後には試食タイムもあり、みなさん箸が止まらない様子でした😆とても気に入った参加者さんもいて、帰りにお土産用の生節を買って帰られる方もいました。

生節自体知らなかった。
機械化が進む中、日の音や天候の感覚など五感を使って丁寧に関わる職に触れることができ人って素晴らしいと改めて感じた。

参加後アンケートより一部抜粋

<プログラムスケジュール>

9月15日(日)場所:上保商店
 14:00   生節作りワークショップスタート
     カツオの三枚おろし、骨抜きを体験
     茹でる工程、燻す工程を見学
    15:30   生節の試食
     長島地域の漁業や食文化について社長からお話し
 16:00 プログラム終了、解散

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プログラムを通して

今回2回目の開催の「紀北のくらし巡り」
2日間で4プログラムを行い、三重県内外含め、延べ17名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

・今すぐにでも移住したい
・ゆくゆくは(紀北町を含めた)どこかに移住したい
・2拠点生活ができる場所を探している
・釣りがすぐできる環境に住みたい

などなど、みなさんのお気持ちは様々でしたが、今回の移住体験プログラムが「田舎暮らし実現へ向けての1歩」になるといいなと思っています。

プログラム参加後には、追加で移住相談をご希望される方も。
紀北町への移住がすてきなものになるよう、スタッフ一同引き続き精一杯サポートさせていただきます。

また、普段から「平日オンライン移住相談」を行っています。
移住に関してのご質問など、お気軽にお問い合わせください。

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次回の実施について

第3回目は、3月頃を予定しています。
紀北町って意外と広くて、「海の暮らし」「山の暮らし」「川の暮らし」…
はたまた、全部堪能できる暮らし!と住む場所によって、暮らし方が微妙に違ってくるんです
今回とは、地区もプログラム内容も変えて実施予定ですので
また違った紀北町の暮らしを体感いただけるのではないでしょうか。
プログラムの詳細は、決まり次第改めてnote記事を更新します。

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実際に足を運び、自分の五感で町を体感するからこそ分かる情報がたくさんあります。
ぜひ一度紀北町へお越しいただき、リアルな紀北町暮らしを感じてみてくださいね。

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