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美味しいよ、インドでの食事
インドでの食事です。
グルメの回です。
今まで何度インドに行ったのか分かりません。
数えた事すらありません。
東西南北、
最北部奥地ザンスカールから
最南端カンニヤークマリ、
西部グジャラート州の村々から
地図上の白紙部分の東部アルナーチャル・プラデーシュ州まで
彷徨いました。
・・・で、
インドの食事と言えば、カレー。
なので、当然、カレー中心の食事情になります。
カレー以外にも少し。
サクッと行きます。
無数にあるインドのカレーの種類。
もう知られた事ですが、
通常、インド現地の飲食店で、
メニューには「カレー」というカテゴリーは基本ございません。
全部、カレーです。
その中で色々な種類があります。
大まかに別けて、
ベジ(菜食)かノン・ベジ(肉食)になるかな。
今まで片っ端から、
インドでカレーは食べましたが、
今では定番ものしか食べません。
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まずは、僕のお気に入りの、サグ・パニール。
ほうれん草とチーズのカレーです。
定番です。
今まで僕の人生で何度、食べたか分かりません。
サグ・パニールの味だけは、僕はうるさいです。
日本で食べると、
薄い味付け(ほうれん草の分量が少ない)の時が多いですが、
本場インドでは、ドロドロです。
使用するほうれん草の分量が多いからだと思います。
そこに様々なスパイスが合わさり、味に深みがあります。
また、サグ・パニールは辛くはありません。
日本では何年も前に、
青山と自由が丘に、本格的なサグ・パニールを食べられる店がありました。
東京駅の近くの店(名前忘れた)も本格的です。
インドによく行く人にありがちですが、
僕も、日本でインド料理はほぼ食べません。
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連日のサグ・パニールです。
嘘みたいな真緑ですが、着色料は使ってません。
ほうれん草が旬の時期にサグ・パニールをお勧めします。
ちなみに、乾燥地帯として有名なラダックでも、ほうれん草は多く採れます。
各家庭の庭で育てている、新鮮なほうれん草です。
デリーなどとは旬の時期が異なり、ラダックのほうれん草は夏場が旬です。
なお、真夏のデリーの気温は45度以上になります。灼熱です。
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オールド・デリーのバター・チキンの有名店です。
油ギトギト、胃もたれバキバキです。
溶かした大量のバターにヨーグルトが混ぜられた液体に、
炭火焼きのチキンがブッ込まれています。
バター・チキンの概念を覆します。
この店は他にもメニューはあるけど、
ほぼ、バター・チキン、一択の店です。
因みに、僕の人生で、一番のカレーは、
昔、グジャラート州のアーメダバードの巨大市場の中にあった、
地元民や市場で働く人で大繁盛していた無名店の、
バター・チキンです。
店の目の前で、
トラックで運ばれてきていた生きた鶏をシめ、
そのままタンドール(釜)に直行してました。
数分前には生きていた、その鶏肉。
しかも、自然放牧に近い育て方でしょう。
「これが本当の肉の味なのか!」と感動したのを忘れません。
環境的に、日本で再現するのは無理でしょう。
スパイスも近くのスパイス市場の新鮮なスパイスでした。
これが、僕の中で、今なお、ブッチギリの一位のベスト・カレーでした。
・・・さて、話を戻します。
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南インドのドーサです。
クレープ状の薄焼き生地をちぎって食べます。
生地にチーズなどを包んだりします。
付け合わせも数種類あるのが定番です。
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これも、ドーサ。
パニール・ドーサです。
バナナの葉の上に料理が置かれます。
南インド料理の有名店サラヴァナ・バワンにて。
なお、
南インドのケララとか現地で食べると、
色々な種類があり、
南インドの料理は美味しいです。
ムンバイは場所としては好きではないですが、
食事は凄く美味しい店があります。
さすが、インドの大都市です。
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名店Zaffranのカレー。
デリーにあり、高級店の部類でサービスは優れてます。
味は、ぶっちゃけ、普通です。
突出した美味には感じませんでした。
もちろん、美味しいです。
完成度も極めて高く、味にも奥行きがあり、
流石に、そこら辺の飲食店のカレーとは異なりました。
ただ、本場インドの置いて、
そこまで絶賛するほどの味では無い気がします。
もし日本にあれば、超人気店になるかもしれませんが。
インドでは通常、ナンではなく、チャパティ(またはロティ)を食べます。
この店ではナンを食べました。
なぜかラッシーがすごく美味しかったです。
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デリーで、地元民に大繁盛店のチョーレー・バトゥーレーです。
ざっくり言って、豆のカレーです。
この店は、チャナマサラの主菜はとにかく美味しく、
チーズ入りの揚げパンや、
マンゴーの漬物も美味しいです。
友達に聞いたら、
最初は、路上販売から商売を始め、
今では、わざわざ車で来る人も多く、
宅配まで幅広く行う、超人気店まで成長したとの事です。
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僕が好きなスィーツ。
甘いヨーグルト状に、
柘榴の実がアクセントです。
基本は、プラスチック容器ですが、
時には、素焼きの壺に入ってる店もあります。
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もう説明不要の老舗店カリーム・ホテルの本店です。
マトン(羊)のカレーが有名です。
正確にはカレーではなく、「マトン・シチュー」と言う名称です。
油が多め、濃い目の味付けです。
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インド人の知人に勧められた店での、
マッシュルームのカレー。
まぁ、確かに美味しかったが、
個人的には特筆すべき点はなし。
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繁盛店。観光客は全くいないが、いつも地元民で賑わっている。バター・チキンが有名らしい。流石に美味しく、手頃な値段です。
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インドではお約束のイスラエル料理です。
菜食主義者には定番のフムスとかです。
毎日カレーだと胃もたれするので、
いつも、イスラエル料理はたまに食べます。
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歴史ある、老舗コーヒー店 ユナイテッド・コーヒー・ハウス
レベルが高いコーヒーを飲めて、コーヒーの種類も豊富。
値段は日本の東京のちょっとしたカフェより高いです。
店内のインテリアは良き雰囲気です。
客層は、ちょい富裕層や小綺麗なインド人だけです。
入り口にドアマンが居るので、変な人はおりません。
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チベット系中華です。
ソーセージですな。
あと、空芯菜?の炒め物。
写真右上に切れてるのは、チベット式饅頭のティンモ。
ザンスカール人の友人は、このティンモの味にこだわっていた。
彼曰く、店ごとに味が違うらしいが、
そもそもが、中身の無い肉まんなので、
日本人の僕にとっては、コシや、生地のふっくり具合しか分からん。
チベット系の料理では、血のソーセージとかもあります。
マナリのニュー・マナリの地元民の飲食店街でも食べられます。
空芯菜の炒め物は、ラダックのチベタン料理屋や、チベット本土にもあります。
チベット語での料理名もありますが、あれは中華系料理な気がする。
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路上のチャイ屋。
路上と言えど、人気の店は、
カップに空気をたっぷりと入れて注ぐので、美味しいです。
この親父は味にこだわりがあるようです。
茶葉とミルクの沸騰加減も職人技で、
自分で、味見をして濃さを確かめたりしてました。
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カフェです。
一般的な観光地から離れた、僕の隠れ家です。
静かに過ごせます。
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デリーのバーです。
インド都市部で、
お酒(アルコール類が飲める)普通のバーは、
音楽がガンガン鳴り響いて、うるさい店が多いです。
マジで腹が立つほど、ロックなどが爆音でかかっています。
中にはクオリティの高いバーもあり、
静かに過ごせます。
値段はそれなりにしますが、
仕事でひと段落した時や、
旅での考え事をする時に役立ちます。
以上
サクッとインドでの食事でした。
全て美味しゅうございました。
いつも他にも、
チベット料理とか
モスリム料理とか色々食べます。
終わり。