見出し画像

精神科病院に入院をして(リアル) 施設設備. 5/30

入院し数日は気づかなかった。

少し落ち着くと「あれ?」と思う部分がいくつも。

非日常の中にある日常の精神病院の世界。


(個室内)

・個室の内鍵はありません。

カバーがされており鍵を回すツマミはありません。外からは鍵でロックできます。逆を言えば、外から鍵を掛けられてしまえば、中から出られないという事です。何もなければ施錠される事はありません。

・扉に小窓があります

半透明ですが、のぞき窓から室内の様子が見れます。つでも見られますしいつでも外を見れます。個室でもプライバシーはあるとは言えません。個室にあるお手洗いは扉があり見られません。
あるとすればこの場所が唯一の個室です。

・一部の部屋は管理用のカメラがあります。

ベットがモニターいっぱいに写っています。患者の状態を確認しています。
常時状態の確認が必要となるとこの部屋に入る事になるようです。

・個室ですが机と椅子がありません。

ベット用のテーブルはあります。

・窓が開きません

換気用に7センチ程度開きます。外気とはここでしか触れられません。
小さな隙間から網戸を開けて外の空気を感じます。新鮮な空気はここからしか吸えません。

・鏡がありません。

過去にあった形跡がありますが、全ての部屋は金具しか残っていなく取り外されていま す。

・時計がありません。

何時か不明です。ナースステーションの壁に1つあるだけです。
腕時計は禁止の人もいます。

・収納キャビネット兼テーブル電源口のコードが撤去されています。

 撤去され、無惨にぽっかり空いた口が残っています。

(共用部分)

・鏡はフロアに1つしかありません。

 全身を見る事は叶いませんし姿を見るために自室からその毎回移動します。

・手洗い洗剤はありません

温かいお湯は洗面で出ます。

・Wi-Fiは提供があります。

しかしながら、端末がOKな方は少ないようです。

・EVは勝手に乗れません。

職員が都度解錠します。フロアにより閉鎖の度合いが違い、一番厳しいフロアでは、エレベーターの手前に閉鎖された自動ドアが二重ロックになっていますからうっかり外に出る事も難しいと思います。

・カメラが多いです。

カメラの設置が多く死角はほぼありません。患者同士でトラブルがあれば、すぐに録画データ巻き戻して特定した上で対応されています。

・お手洗いの扉は閉めなくても用を足せます。

色々な症状の患者がいるので横開き扉の個室側にはカーテンが設置されています。扉を閉めずにカーテンだけして用を足す事が出来ます。