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とにかくClubhouseだった1週間(1/25~1/31)

おはこんばんちわ、起業家の妻(@kigyokanotuma)です。

1/26にどうやら私はClubhouseに登録していたらしい。2日前ぐらいからTLで「クラブハウス~クラブハウス~」とその名前が聞かれ始め、起業家の夫が早速どこからか招待を受けて登録したので、私も招待してもらい、登録した。新しいSNSと聞くと、時間がたっぷりあった学生時代に新しい携帯(まだスマホじゃないやつ)を手に入れて1日かけて設定をするような、メンドクサイんだけどそれが楽しいみたいな、そんな感覚でした。

クラブハウス、何がすごいって特に日本向けにサービスリリースされている訳ではないのに、広まりがすごく早かったですね。これがひと昔前なら、アメリカで流行っている「何か」が日本に届くまでにたくさんの人の手を介して時間がかかって、1年くらい経っていたのでは?

そして初めてFOMO(話題の物事から取り残される恐怖)という感覚を体感したw

皆さんが言っていることですが、招待制で、アーカイブが残らず、音声だけのコミュニケーションツールなので、その時にその場にいる人にしか聞けない、その希少性に価値を持たせ、可処分(もしくはそれ以上の)時間を使おうとさせる中毒性のある設計がとても面白いですよね。

どこかのインタビューで見ましたが、クラブハウスを作っているチームでは、広告に頼らないマネタイズをするみたいです。今まで無料のアプリってだいたい広告がついてくるのが定石だったと思うのですが。どうなるんですかね。

この時点ではまだ、著名な方が著名な方を招待し、コラボしてテーマを持った会話をするルームが多かった気がしますが、今は「フォロー人数増やす専用部屋」「全員をフォローする部屋」等が乱立していて、中身が薄いルームも多いなぁと。使い方をユーザーが自由に発想できるのはシンプルなプロダクトだからかなと思いました。運営側も予想していなかったような使われ方がいろいろ出てきているのでしょうね。

子育ての悩みについて語ろう~みたいなルームもあってとても良いと思いました。

クラブハウスの良さはなんと言っても手軽なこと。私も友達とZOOMでたわいもない話をすることもありますが、それも日時を調整して、ちゃんとした格好で、場所を整えて、みたいな準備がやっぱり必要で、気力体力がない時に見た目は気にしなくてもいいからすぐに押すだけで話ができるっていう手軽さがほんといいな、と。髪の毛ボサボサでも、すっぴんでもすぐに話はできる。

いいね!も、メッセンジャーも、あしあと機能もない、話すことと聞くことだけの超シンプルなアプリ。

MVP(ミニマム・バイアブル・プロダクト:一部のユーザーから十分なデータが取れる最低限の機能のみ備えたプロダクトのこと)って、こういうことかぁと私の中で腑に落ちた。

アメリカではパネルディスカッションというか、テーマについて議論するルームが多いようです。スピーカー(喋れる権利を持っているユーザー)が多いと音声がかぶったり(会話の間合いが取りにくい)、テーマからそれたりすることも多いので、司会者が話を各人に順番に話を振っていく進行をしていたルームはとても聞きやすかったです。

経営者やサービスを作る側の人間であれば、新しいものはどんどん試した方が良い派です。その上で利用するか?利用しないか?判断したらいいと思っています。私も最初はフォローしている方がルームに参加したら通知が来るので、それを見ていそいそとのぞきに行って(聞いて)いましたが、通知を切ったらもう1日1回見るか見ないかくらいになりました。

やってみたら分かるんですが、クラブハウス、止め時が難しいんですよね。特にルームを作成した本人とそこに呼ばれてスピーカーになった方は抜けにくい。聞いている方も、話が盛り上がっている時には抜けたくないと思うので、可処分時間を奪われます。

うまい距離感で付き合っていかないとと思うのは他のSNSと一緒ですね~




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