#43「原因も意味付けも考えない」と手術を受ける友人は言った。
事故、怪我、病気など 突然身に降り掛かった出来事に
人はとかく 犯人さがしのように原因を追究しようとする。
また「これは人生において どんな意味があるのだろう?」と
意味付けをしたくなる。
どうして私が? これは転ばぬ先の杖なの?
きっと先にある光のための試練なのね?
と考えずにはいられない。
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また その答えを前世とか星回りだとか スピリチュアルな世界に求める方もいる。
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いずれにせよ それで腑に落ちて前に進めるのであれば それでいい。
ただ、むりやり ポジティブに捉えようとして、本心との歪みがあるのであれば 意味が無いように思う。
今日 手術を受ける友人と 一週間前にオンラインで話しをしたとき、
「もうね どうして癌になったのか? とか この病が、どういう意味があるのか?とか 考えないことにしたんです。『あっ また見つかったのね』と、アッサリ要らないモノを切って、何事もなかったように仕事に戻る。そう決めたんです」
サッパリした表情で言った。
何度も手術を繰り返している彼女が
この心境になるまでに 苦悩 葛藤があったに違いない。
親しい起業家で 難病を発症したという人が
立て続けに4人から 連絡があった。
パーキンソン病58才、筋ジストロフィー63才、変形性股関節症55才、骨髄性白血病66才
彼らに さっきの話しをしたら、「淡々と出来ることをすることにする」
概ね 全員 そんな返事だった。
年齢とともに 難病に罹りやすくなるのかしらねぇ??