老婦人からのお礼状とお雛さま
こんにちは、ぱんだごろごろです。
老婦人からのお返事
つい先日、文通相手の90歳の老婦人に、私がバレンタインデーの贈り物をしたことをお話ししました。
そうしたら、さっそく、『ありがとう、届きましたよ ♪ 』というお返事の葉書がやって来ました。
このご婦人は、お父様が学者で、お母様が由緒正しい旧家のご出身なのですね。
私はお手紙の文面でしか、ご本人を存じ上げません。
それなのに、いかにも奥ゆかしいお人柄が、文章の向こうに透けて見えて、ああ、いいなあ、と惹かれてしまうのですね。
私が猫だったら、何の迷いもなく、彼女のひざに上がって、ゴロニャンと言いたくなる、と言えば、お分かり頂けるでしょうか。
そんな彼女ですが、今回は、頂いた御礼状を読んで、『まあ、何て可愛らしい!』と思ってしまいました。
だってね、『バレンタインの贈り物をもらうのは生まれて初めての出来事です』とおっしゃるんです。
そして、最後の結びの文の前に、
『生きていて良かった!!』と。
これが90歳の方のお書きになる文章かと、もう、読んでいるこちらの方が嬉しくなってしまいました。
何て気取りのない、率直でおおらかな方なんでしょう。
思い切って、バレンタインのプレゼントをお贈りして良かった。
何度もお葉書を読み返しては、嬉しく、にやにやしてしまいます。
私の現時点でのロールモデル(生き方のお手本とする人)は、オリヴァ夫人(アガサ・クリスティのミステリー小説の登場人物で、推理作家)です。
70歳になったら、ミス・マープル(同じくクリスティの小説の登場人物で、素人探偵の老婦人)を目指したいと思っています。
そして、いよいよ後期高齢者になったら、この二人に加えて、こちらの愛らしい老婦人もロールモデルの一人にしたいなと思うのです。
良いお手本の存在は、人生を豊かにしてくれますよね。
お雛さま
バレンタインデーが終わると、お雛さまを出すのが、我が家の恒例行事です。
今年は、昨年、玄関収納のリフォームをしたこともあり、オープンスペースが狭くなって、玄関に飾れるのは、私のお雛様だけ。
娘が結婚するに当たって、新居が狭いからという理由で、我が家に置いていったお雛様は、申し訳ないことながら、このまま納戸の中でお過ごし頂くことになります。
早く娘夫婦がお雛様を受け取りに来る日を待っています。
ちなみに、私が以前描いていた将来図は、以下のようなものでした。
⑤ですが、たとえ娘が広い新居に引っ越して、お雛様を引き取りに来ても、我が家の玄関収納をリフォームしてしまったため、
台座を置く、十分なスペースを確保することが出来ず、
相変わらずランチョンマットのまま。
こちらの点も、私のお雛さまに申し訳なく思っています。
コンパクトな台座と屏風を探そうかしら。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
今日は、こちらは良いお天気です。清々しい気分になれそうですね。
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