NHK杯(宇野昌磨選手が優勝❗)を見て思ったこと
こんにちは、ぱんだごろごろです。
11月19日土曜日は、うれしい日でした。
フィギュアスケートのグランプリシリーズの日本大会、
北海道札幌市で行われたNHK杯において、
男子シングルの部で、
私が応援している宇野昌磨選手が、優勝したのです。
カナダ大会でも優勝しているため、これで、グランプリファイナルへの出場が確定しました。
同じく、ショートで1位になった、山本草太選手も総合で2位、
フランス大会に続いて、二度目の2位に入り、グランプリファイナルへの出場を決めています。
山本草太選手は、ジュニアの頃から、宇野昌磨選手と一緒に、国際大会に出場するなどして、将来を嘱望される選手でした。
ところが、骨折などの怪我により、手術を繰り返す中、シニアに上がってからは、思うように結果を残せませんでした。
今回、ショートでは、宇野選手を押さえて1位、総合でも2位に入ったことで、これからは、本来の力を発揮し、大いに活躍して欲しいと思います。
山本選手のことは、ジュニア時代、私はひそかに、小塚崇彦さんのような、正統派王子様スケーターになるのでは、と期待していたんですよね。
ところが、昨日のNHK杯で見た限りでは、むしろオレ様系の方が合うのではないか、と思ってしまいました。
身体つきの印象では、フィギュアの選手としては背が高く(173センチ)、ほっそりしていることもあり、羽生結弦さんに似たタイプです。
ただ、羽生さんは、中性的な雰囲気がありましたが、山本選手は、あくまで男性、という感じで、まだ22才。
これからますますたくましく成長していって欲しいですね。
この大会では、日本人ペアのりくりゅう組(三浦璃来、木原龍一選手)も優勝しました。
カナダ大会でも優勝しているため、彼らもグランプリファイナルへの出場権を得ました。
私が記憶している限り、男女とも日本人によるペアの組が、国際大会で優勝するのは、そうそうはなかったことのように思う(間違っていたらごめんなさい)ので、快挙と言っていいと思います。
話は宇野昌磨選手に戻りますが、彼は、この大会で、本調子ではなかったのですね。
自分の思うように身体が動かず、ジャンプの修正ができないことに苛立っていた、と報道されています。
その彼に、ランビエールコーチが言った言葉。
この言葉によって、宇野選手は、自分を取り戻したと言います。
我々は、つい完璧を目指してしまいます。
けれど、なかなか到達できず、自分に苛立ったり、がっかりしたりしてしまう。
ランビエールコーチのこの言葉は、完璧を目指して、疲れ果ててしまう私たちにも、大いに得るもののある言葉ではないでしょうか。
完璧とは、最初から目指すものではなく、努力を重ねたその先に、待っているものである。
そう考えると、将来が見えなくて、もがいている時にでも、やれることをやり、自分の持つ力を惜しみなく注いでいれば、やがて未来への扉は開かれるのでは、と思えます。
努力は無駄にはなりません。
どんなに調子が悪くても、
「普段欠かさず練習をしてきたということは事実」
と言う宇野選手のように、私たちも努力を続ければ、いつか完璧が待つステージにたどり着けるのではないか。
ステファン・ランビエールコーチの、経験に裏打ちされた言葉は、私たち市井の一般人にこそ響くのではないかと思いました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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