今年も富士山に会ってきました
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今年も恒例の、「富士山に会うための河口湖温泉への旅」に行ってまいりました。
天気予報が良い方へ外れ、初日は曇っていましたが、夕方から富士山の姿が見え、2日目と3日目は、美しく雄大な富士山の姿をずっと眺めることができました。
今年は10月に入っても暑さが続いていたせいか、まだ初冠雪が見られず、富士山は裾から頭まで黒一色でした。
【1日目】
鎌倉市の自宅を出発し、まずは御殿場に向います。
アウトレットモールで買うものは、これも毎年恒例の、『リンツ』のチョコレート。
リンドール600g入りを2袋と、45個入り、80個入りを一つずつ購入、子どもたちへのお土産分も買いました。
一つの袋にまとめて入れてもらうと、かなりの重さになります。
よろよろしながら運びました。
向う先は、これも昼ごはんを食べる場所として、定着しつつある、『エッグスンシングス』です。
その後、『プラザ』で、これも恒例のウォーカーズのショートブレッドビスケットをまとめ買いします。
これもチョコレートに負けず劣らず重いため、夫と分担して持ち歩くことにしました。
『ワコール』のお店には夫は入れ(りたがら)ないので、外のベンチで待機。
同じく『ワコール』の店舗に入ったきり出て来ない奥様を待つ男性と、ベンチで一緒になり、お互いに、「遅いですね、時間がかかりますね」と会話していたとか。
一応、『ワコール』にも男性用の商品が置いてあるのですが、数が多くないため、店内にいるのは、店員さんも含め、ほぼすべてが女性でした。
『ジェラートピケ』で夫のパジャマを、『バーニーズニューヨーク』で私の靴下を買い、アウトレットでの買い物は終了です。
アウトレットモールにいる間は、富士山は姿を隠したままでしたが、河口湖へ近づくにつれて、徐々に雲が切れてきて、宿へ着く頃には、いつもの富士山の姿を見せてくれました。
宿に着き、ひと息ついてから、夕食の時間です。
やはり温泉の楽しみはお湯と食事ですよね。
去年から板前さんが代わって、前菜やお造りにも変化が出てきました。
これは楽しい変化です。
メインは自分で焼く牛、豚、鶏肉の三種盛り。
酢の物のソースにはカッテージチーズが使ってあり、海老と帆立の味を引き立てます。
先代板長さん時代から変わらぬ五目煮貝寿司と赤出汁でホッとしたあとは、山梨の果物が主役のデザート。
満腹になったあと、大浴場の温泉にゆっくり浸かり、10時には床に就きました。
【2日目】
温泉に来ると、いつもは朝早く目覚めがちですが、この日は7時近くまで眠っていました。
起きてすぐ、急いで大浴場へ行き、露天風呂から朝の富士山にご挨拶をしたあとは、朝食を食べる準備です。
洗った髪を整え、手早く化粧をして、お食事処へ向いました。
いつもの年ですと、2日目は山中湖へ行って、紅葉を見るのですが、今年は富士山の冠雪がまだのことからもわかるように、樹々の葉は渋い緑色のまま。
いくら山中湖の方が標高が高いと言っても、河口湖の様子から見るに、山中湖の紅葉も、まだ始まっていないのは明らかでした。
そこで、今年は山中湖はパスして、お宿の担当のSさんからの助言で、まだ行ったことのない観光施設に行くことに。
宿からほど近い場所にあるハーブ庭園と、その向い側にある、ワインセラーに行きました。
ハーブ庭園はその名の通り、広い敷地に、数多くのハーブが集められています。
温室の花々も色とりどりで美しく、ガーデニング好きな夫も満足した様子でした。
道を渡ったところにあるワインセラーでは、勝沼ワインの試飲会があり(ドライバーの夫には、ノンアルコールの葡萄ジュース)、帰りにワインの4本セットを買いました。
そうこうするうちに、お昼近くになったため、『天下茶屋』へ向います。
ここは夫が会社の同僚から薦められたもので、まだ行ったことがないと言ったら、有名なところだからぜひ、と言われたそうです。
行ってみてわかりましたが、有名な理由の一つは、標高1300メートルの場所から見る、富士山と河口湖の絶景。
この『天下茶屋』は、作家の太宰治が逗留していたことでも有名で、建物のニ階は『太宰治記念館』になっていました。
しかし、標高の高さからもわかるように、たどり着くには何箇所ものヘアピンカーブを越えなければなりません。
ガードレールも所々にしかなく、ここに来るのは最初で最後かも、と思いました。
食事のあとは、再びヘアピンカーブを下って、河口湖へ。
『旅の駅』でお土産を買いました。
それでも、宿へ戻るにはまだ時間が早かったので、西湖と精進湖の周りをドライブしてから帰りました。
サウナと露天風呂、その後のマッサージチェアでまったりしたあとは、いよいよ一日のクライマックス、夕食の時間です。
幸福に酔いしれるとは、こういう状態のことを言うのだろうかと思いながら、部屋に帰りました。
【3日目】
朝の3時半に目が覚め、寝付けないので、5時から開く大浴場に行くことにしました。
真っ暗でしたが、5時半頃から明るくなり、富士山の姿もくっきりと。
部屋に戻ると、夫も起きていました。
さて、朝食は…。
最終日は、チェックアウトの後、西湖へ向いました。
いつもは午後に行っている樹海のネイチャーツアーに、たまには午前中に行きたいという夫の希望で、11時15分からの回に参加することにしたのです。
明るい中、ガイドさんたちと歩く樹海も新鮮でした。
1時間以上かけて樹海を歩いたあとは、車で山中湖方面にある忍野へ。
これも、いつも行くお蕎麦屋さんへ。
忍野八海で知られる忍野は、水が良いので、お蕎麦が美味しいことでも有名です。
去年は行った日があいにく定休日に当たっていたため、今年はあらかじめスケジュールを組んでおきました。
美味しいものを食べるためには、手間を惜しんではいけませんものね。
ここの駐車場のコキアも、まだ、赤くなっていませんでした。
再び車に乗り、次の目的地、忍野の食品ストアに寄り、お蕎麦とおうどんを買いました。
小ぶりのシャインマスカットがあり、お値段を訊くと、1100円とのこと。
義母の分も含め、二房購入。
皮ごと食べられるそうで、なぜか長野県産でしたが、美味しければ問題なし。
そのまま帰途につくと、早く家に着きすぎるため、2日目にパスした山中湖を一周してから帰ることにしました。
この日の富士山は、全体に雲が多い印象でした。
さよなら、富士山。
また、会いに来ますね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
読み返してみると、ほぼ全編、食べもののことばかり書いてあることに、我ながら驚きました。
私の生きる喜びは、美食にあるようです。
それと、富士山と。
▼毎年書いている富士山旅行記です