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クリアしたゲームリスト・2024年11月分



11/01 PC 30m 『Monster Hunter Wilds Beta test

歴代最高のモンハンになれる素地は十分でしょう。きっとなれるって大丈夫大丈夫、ウケツケジョーの魂を賭けてもいい。

アクションの重量感を始めとした全体の手触りは、前作のライズよりも前々作のワールドに近いでしょうか。乗り物移動はライズくらい便利になってるので、マップがちょっと狭く感じなくもないです。また翔蟲の受け身がないことに一抹の寂しさを覚えないでもないです。まあ好みの問題でしょう。それより傷口破壊が楽しいぞ!

天候の変化、群れの表現、オープンワールド…そのへんを採用した明確なメリットというものがあまり見えては来なかったんですが、いやまあ凄みは感じましたが…、製品版でおいおい実感できるといいですね。

まだ最適化不足なのか、しばしば画面がカクついたりクラッシュしたり…という問題が結構起こります。でもそういう問題をあぶり出すためのベータテストなので…。

野良で適当なレ・ダウのクエストにお邪魔してサクッと狩猟達成、本体験版に登場する大型モンスターはおそらく全て倒しました。その後も武器の挙動を確認したりで、計3時間半は遊んだでしょうか。

発売まであと4ヶ月…飢餓状態で待たねばならないこのつらさ…このままじゃ飢餓イビルジョーになってしまう…。



11/19 Android 10h 『The Rise of the Golden Idol

前作『The Case of the Golden Idol』から少し遊びやすく、そこそこ難しくなった穴埋め推理ゲーム。

良くも悪くも前作からベースは変わっていないので安心して遊べます。あ、誤訳は減りました

大きく印象が変わった点としては、殺人事件が大幅に減少したことでしょうか。前作の血生臭いところが結構好きだったので、ちょっと残念です。あと、黄金像(Golden Idol)という、前作では個々の事件に必ず関わっていた存在が無いことは、難易度アップに繋がっている気がします。

あまり盛り上がらなかったメインストーリーは、まだ続けられそう(続けたそう)な感じで終わっていて、後日DLCが出そうだなあと思いました。



11/23 PC 30m 『真・三國無双 ORIGINS 体験版

しばしば「草刈り」と揶揄される無双シリーズですが、ついにマンネリから脱し、一皮むけたと感じさせる体験版でした。

敵が刈るべき「草」ではなく、「軍」として襲いかかってくる凄みってやつがありました。これだけでも全然違う!

武将との戦闘も、重みや駆け引きが格段に増していて、ウォーロンの知見を取り入れたのかなって感触の激しい打ち合いです。

3種類ある難易度のうち、真ん中のものを選んだところ、体験版ラスボスの呂布に到達するまでの間に3回くらい死にました。操作に不慣れもあるけど、それにしても結構難しくなってる気がしますね。

死亡時のリトライは、タイムライン上に自動で作られた幾つかのチェックポイントから好きなものを選んで行えます。このタイムラインで戦場の推移も確認できて、ここでも今作の無双が格段に進化していることを実感しました。

草刈り無双もそれはそれで頭空っぽに遊べる楽しさがあって、嫌いではないんですが、ほぼほぼ飽きていたこともまた事実。今作は従来の感覚で手を出したら火傷しかねない。これまでと違う、充実した戦場体験が待っていそう…。
正直、全然期待してなかったんですが、うーん、ちょっと欲しくなってきちゃったぞう…。



11/30 PC 24h 『九日ナインソール

マイベスト・メトロイドヴァニアと呼べちゃうかもしれないくらい好きになっちゃいましたもはや恋ですね、恋。仲人のゲームパスくんに感謝。

SEKIROライクの攻撃弾きシステムが特徴で、これが戦闘の軸となっています。中盤くらいからは、長押しで溜めて放つ強弾きも交えないといけなくなってきて、2DながらSEKIROに負けず劣らず忙しい&楽しいです。

ただ、クリアするだけならSEKIROよりもずっと簡単だと思います。難易度設定があるので。それもかなり思い切った調整ができるので。具体的には、主人公の与ダメージと被ダメージを、それぞれ1%刻みで設定できます。被ダメージ1%にすればそうそう死なない!安心!

まあ基本的には、難易度ストーリー(≒イージー)の初期設定である与ダメ150%被ダメ25%設定でラスボスまで進めました。ラスボスだけは…めちゃくちゃクソ強強お化けだったので…被ダメ1%にしました…。

まず戦闘面について語りましたが、個人的にはむしろ、ビジュアルとシナリオ(世界観含む)の方が刺さった気がします。

適度にグロ描写・ホラー演出の挿入があるのも好みで、タオパンクと称されたSFな舞台設定も個性的かつ驚異的で、物語上の謎の出し方・提示順などの塩梅がとてもうまくて、ずっと物語の続きに惹きつけられっぱなしで、敵味方いずれのキャラも非常に魅力的に描かれていて、漫画のようなイベント演出もばっちりキマってて…。

恋した理由を説明するのは野暮なのかもしれませんが、まあそんなところなんだろうと思います。

気になったところ。
ファストトラベル解禁がやや遅く、また解禁されても一旦拠点に戻る必要があって不便。
エンディングがおそらく2種類あるが、両方見ようとすると、イベントやスタッフロールをスキップできない仕様が牙を剥く。




今月の一本

は『九日ナインソール』です。

惚れたら負けですよ。

甘く濃密な物語体験は、ローカライズのクオリティの高さのおかげでもあったでしょう。ごく僅かにあった誤字は別にして、違和感のある訳が皆無でした。

今年のGOTYにノミネートされてないのが不思議なくらい、良く出来てるゲームだと思うんですが…。

うーん、ひょっとして還願の騒動をまだ引きずっていて、政治的な事情でノミネートできなかったんじゃないかって勘繰りたくもなっちゃいます。




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