鰹の刺身は椎名誠さんの思い出とともに

こんにちは。
お気に入りのYouTuberがコロコロかわりがちな木賀ちお🐧です。

今日はほぼ岡田斗司夫さんのチャンネルを見て過ごしました。
腰痛が治らずあまり動きたくないので、YouTubeとお友達です。

そんな痛みを圧して、無理矢理スーパーに出かけたのは、明日以降も治りそうにないと薄々感じているせいです。

この痛さで会社帰りに買い物袋をさげて歩くのはしんどそうなので、一週間分の食材をまとめ買いしてきました。

スーパーでは、鮮魚売場に生の鰹がサクで売っていたので、美味しそうなところを買いました。

ちょっと前までは、私の住む地域では鰹と言えばタタキばかりで、なかなか刺身では売っていなかったのですが、最近手に入りやすくなりました。鰹は傷みやすいので、なかなか生で流通しづらいようです。

鰹の刺身といえば、私の好きな作家の椎名誠さんを思い出します。

20年ぐらい前だと思いますが、椎名さんが映画を撮っていた頃、全国をまわるコンバットツアーという上映会を各地で開催されていたのですが、私は八丈島会場に現在の夫と共に参加しました。

行きは船に乗りたかったので、竹芝桟橋からフェリーに一晩揺られ、目が覚めると八丈島に着いていました。

椎名さんの当時の著書によく名前の出ていた藍ヶ江という港近くの銭湯でさっぱりしたあとに、信じられないような高い波が次々に打ち寄せるのを眺めたり、車を借りて島をドライブしたりして過ごし、夜は学校の体育会で映画を見ました。

また、映画のあとは椎名さんも参加の懇親会が行われたのですが、会場には八丈島特産の鰹の刺身や、生まれて初めてのくさやなど、海の幸がどっさり準備されていました。

島の人はどちらも椎名さんの好物だとすすめてくれました。
でもくさやは私のようなビギナーにはちょっとハードすぎて、一口飲み込むのがやっとでした。

鰹の刺身も八丈島で食べたのが初めてでした。

とにかく山のように海の幸があったので、たらふく食べて、ビールも沢山飲みました。

椎名さんともお話しできたのが嬉しかったです。

夫は椎名さんに
「君たち結婚するのか？」
と私たちの関係を聞かれ、
「こいつ金ないんですよ。」
と答えたのですが、
「そういう問題じゃないだろ！」
と怒られていたので、ある意味椎名さんに結婚を意識させられたのかもしれません。

当時の私は、一人暮らしで海外旅行にばかり出かけていたので、本業以外にバイトをしないと生きていけない状況でした。

椎名誠さんその節は大変お世話になりました。
おかげさまでその数年後結婚し、今は14歳の娘がいます。

その場で知り合った女の子と連絡先を交換し、手紙のやり取りを何度かしたのですが、彼女は椎名さんが当時ハマっていた三角ベースの試合にも出たりしたそうです。

すっかり忘れていたそんな記憶が、鰹の刺身が売っていたことをきっかけに甦ってきたのですから、人間の記憶力というのはすごいものだと思います。

当時の刺身には負けるかもしれませんが、スーパーの鰹もとても美味しかったです。

ちなみに醤油ではなくこのポン酢がめちゃくちゃ合います。

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千切りのキャベツ、きゅうり、赤玉ねぎと一緒に食べると幸せな気持ちになるので最後に紹介して今日はこのへんで。