オレンジをブランデーに漬けてみる
去年の12月、シュトーレンづくりに夢中だった時、具材用に作った漬け込みフルーツの美味しさに感動してしまった。
というかドライフルーツを漬け込んだ後のお酒がえらく美味しかった。
今回はドライフルーツじゃなくて生のオレンジで作ってみました。
自家製オレンジキュラソーシロップみたいな感じでしょうか。
ここからレシピです。
オレンジのブランデー漬け
【材料】
・オレンジ
・氷砂糖(オレンジと同じ重さ)
・ブランデー・・・適量
・オレンジを洗う塩・・・適量
今回はオレンジ2つ(約500g)、氷砂糖500g
ブランデー150gでした。
【作り方】
1 漬け込む保存ビン、まな板、包丁を煮沸消毒やアルコールで消毒する。
度数の強いお酒を使う事、砂糖を多く使うこと、底冷えする築50年の台所保管であることからアルコール消毒で大丈夫かしらと、今回は食品用アルコールで拭き上げにしてみました。
(使い捨てのビニール手袋着用)
2 オレンジの防カビ剤を落とす。
輸入オレンジは輸送の関係で防カビ剤が塗られているので落とします。
塩でオレンジ1つにつき30秒スクラブするようにこすって流水で洗い流します。
3 ダメ押しの防カビ剤落とし、ゆでこぼし
沸騰したお湯で1分オレンジを茹ででお湯を捨てます。オレンジは手指の菌が付くのでビニール手袋着用で素手で触らないようにしました。
4 オレンジを1㎝ぐらいの厚さにスライス
5 氷砂糖とオレンジを交互に保存ビンに敷き詰める。
ビンの高さ8割ぐらいまで。
6 ブランデーをそっと注ぎ入れる。
シナモンや八角などスパイスを入れる場合はここで加えてからブランデーを注ぐ。
7 1週間ほど寝かせる。
1日1回ビンを振ったり消毒した菜箸で少し混ぜたりしてオレンジ全体がお酒につかるようにしました。
冬場なのと冷蔵庫がいっぱいなので常温保存にしましたが不安なら冷蔵保存が確実です。その場合氷砂糖が溶けるのに時間がかかりますが大丈夫です。
1週間待ちに待った1杯
カップに生姜をすりおろして加え、ブランデーをレードル1杯30cc、リプトンのアップルティーで割って飲んでみます。漬かっているオレンジを一切れ入れて香りも楽しめるように。
美味い風邪薬のシロップやんけ。
不味くはないけど、思ってたのと違う。
シュトーレン作った時のブランデーはリプトンのアップルティーで割ったら
DEAN &DELUCAのアップルサイダーみたいな味だったのに。
これはノスタルジー感じるシロップの味。
お母さんが湯たんぽ入れてくれて
みかんの缶詰め買ってきてくれて、ざわざわ村のがんこちゃんを合法的に見れたあの日の味。
敗因を考えたところ
スパイスが余計。
これが一番でかい。
あとはドライより生オレンジの方が安いのでそっちを使ってみたんですが
ドライの方がフルーツの味が濃いです。
とまあ、なかなか上手くいかないもんだけど
これもまた経験。
自分のレシピを増やすべく、やってみる精神でこれからも色々作りたいと思います。
押忍