2024年8月10日〜11日に、茨城県の御前山青少年旅行村にて宿泊型スクール『SURVIVAL ADVENTURE 冒険KIDS』を開催し、無事終了致しました。
東京都キャンプ協会後援、常磐大学TRICOLOR協力のもと、参加者19名・スタッフ15名体制の計34名で、2日間全11プログラムを行いました。
▶︎Day 1
▷1.サバイバル5要素
▷2.ファイヤースターター&火打石で火起こし
▷3.ナイフワーク
▷4.鮎の掴み取り
▷5.鮎の串うち
▷6.野外炊飯
▷7.ロングファイヤー焚火&花火
冒険KIDS恒例のロングファイヤー型の焚火を見ながらの朗読鑑賞。
この冒険KIDSのためだけに、脚本家オリジナルのストーリーを、「はしも」こと声優・橋本達也が朗読します。今回は、1人8役を演じ、子供達も話に引き込まれていました。
何かと忙しい現代の子供達にとって、この朗読と焚火の「1/fゆらぎ(※)」との相乗効果でとても良いリラックス状態になります。
焚火の後は、みんなで花火を行いました。1人20本以上あったので、たっぷり楽しむことができました。
(※)焚火には、人間が心地よく感じる「1/fゆらぎ」と呼ばれるリズムパターンがあります。これは人が本来持っている生体リズムと同じもので、この1/fゆらぎを感じると、リラックス時に発生するアルファ波が増えるという効果も科学的に確認されています。
▶︎Day 2
▷8.牛乳パックで作る野外炊飯
▷9.ロープワーク
▷10.シェルター
▷11.モルック大会
▶︎最後に
私たちの子供の頃とは違い、今は当たり前のように、スマホやパソコン、タブレットがあり、ものすごい情報量の中で日々暮らしています。
あくまでスマホは、自らをサポートしてくれる1つに過ぎないのに、知らず知らずのうちに、スマホを通して物事を見てしまっていたりしませんか。
いつの間にか、スマホが主役になってしまわないように、自分の目で見て、耳で聞いて、舌で味わって、鼻で嗅いで、触って感じてみることが大切です。
そうすることで、普段の生活では気が付かなかった「色、音、味、香、感触」の発見がきっとあります。
情報から開放された自然の中で、この五感を研ぎ澄ますことで、日常生活においても、今までと違う景色が見えてくるのではないでしょうか。
今後、より一層、AIの時代となり、AIに任せるべきところと、AIにできないことに時間を費やすという風に大きく物事の考え方自体が変わっていく可能性があります。
子供達にとって、人間が人間らしく生きていく上で、自然に触れる体験学習に費やす時間の割合が今よりもっと増えてくるのはないかと思います。
私たちが、従来のグループ活動型のキャンプとは異なり、一人ひとりが主体的に活動できる実践体験型カリキュラムにフォーカスしているのは、このような時代背景を見据え、多種多様で本質の見え難いこれからの時代を子ども達が生き抜くために、自然体験学習が必要不可欠だと感じているからです。
最後になりましたが、今回、ご参加いただきました皆様、楽しい時間を本当にありがとうございました。また冬に再会できることをスタッフ一同楽しみにしています。
▷次回のサバイバルアドベンチャー冒険キッズ
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