【ダウン症】3歳6ヶ月の療育〜毎月の療育は親のため 2024.09.02
4ヶ月ぶりの療育です。
5月に予定していた療育は溶連菌に罹ったためスキップし、その後は仕事でバタバタしていて期間が空いてしまいました。その間にすっかり歩けるようになり、コミュニケーションも取れるようになってきました。
PT(理学療法)
まずはPTです。
4月の時はまだ10歩くらいの歩行だったので歩く練習がメインでしたが、その先のステップとして応用動作を伸ばすメニューになりました。
座った状態でボールを投げる、キャッチ
ラケットで風船ラリー
坂道登り
階段下り
三輪車こぎ
滑り台
ブランコ?
ボール遊びは体感を鍛えられそうです。
ボールをキャッチするのも投げるのも上手になりました。
ラケットを使って風船を打とうする姿に驚きました。ちゃんと道具を使うこと、その道具の使い方を真似して遊べていることに驚きました。
坂道上り、階段下り、三輪車こぎは歩行の応用ですね。
階段を下る動作はまだぎこちなく、両手を持ってあげながらゆっくり行っています。ですが、本人は、最後の2段くらいのところから、「いえーい!!」っていながら、ジャンプしちゃましたw
ST(言語聴覚療法)
続いてSTです。
こちらは引き続き、言葉、コミュニケーションの発達を促すメニューです。
お絵かき
50音発音練習
絵本読み
おままごと
4ヶ月ぶりだったにもかかわらず、しっかりとやることは覚えていて、自分でいつもの椅子に座り、磁石のお絵かきを楽しんでいました。前回よりも遥かにスムーズにペンを使うし、丸、三角の道具の使い方、書いた絵の消し方も上手になっていました。
50音の発音も概ね上手に出来るようになってきました。
前回は一部しか真似ができなかったところ、ほぞ全てで先生の真似をして発音や動作を行えました。「に」は忍者の「にんにん」の動作ですが、それをやるりーちゃんが面白くて笑う(笑)
りーちゃんは、普段、「パパ」は言えるけど「ママ」は言えません。代わりに「かか」だよと教えています。そう先生に伝えると
と言われました。1つ疑問が解決しました。
赤ちゃんの初めての言葉は「ママ」というイメージがあるので、まさか難しい発音だったとは思いもしませんでした。そもそも、50音の中にも発音の難易度に違いがあるとは思いませんでした。
絵本も、楽しく読めました。
お気に入りの「だるまさん」シリーズは、絵本を揺らしながら、だるまさんの真似をしながら読んでいましたが、初もののよく知らない絵本は高速でパラパラとめくって、ハンドサインを交えながら「おしまいっ!」とさっと終わらせるなど、好みがはっきり出ていた姿に笑いました。
最後におままごと、
マジックテープで真ん中がくっついている大根とか人参とか魚とかの食材ありますよね?ちゃんと包丁を探して持って、食材を反対の手で抑えて、テープで止まっているところを、包丁でザクッとやっていました。まぁ、その後、その食材を全力でぶん投げるんですけど(笑)
前回はたどたどしかった手付きがしっかりしていて成長が感じられました。
月1でも通う意味
今回は4ヶ月ぶりの療育になってしまいましたが、基本的には月1で通うようにしています。
月1回の療育に意味があるのか?
それで成長するのか?
正直、月1回の療育で爆発的に成長することはないと思います。
それでも通う意味は、「療育の視点」を得られることにあるからです。発達を促すためには日々の生活での関わりの方が重要になります。素人が暗中模索で迷いながらやるよりは、月1回でも専門家に指導して貰って、発達具合、それに合わせた療育の進め方を教えて貰う方が、効果的だし、精神的にも楽だと思います。先生に月1回、成長を褒めて(認めて)貰えるのも嬉しいです(笑)
そう、この月1回の療育は、子のためではなく、親のためのものだと思っています。教えて貰ったことを日々の生活に取り込んでいきます。全て取り込むのは難しいんですけどね。
ところで、STの最後にやった「ぶらんこ?」は体幹?三半規管のトレーニングでしょうか?もしかしたら、療育の先生にそこまで意図はなかったのかもしれませんが、ものすごく楽しそうでした。将来は、ジェットコースターが大好きになるかもw