及川恒平

1948年、ベビーブームの頂点に命をさずかった。 散歩が日課の日々をぼちぼち描いていきたい。 失礼ながらこのnoteという場より長生きしたらどうしよう。

及川恒平

1948年、ベビーブームの頂点に命をさずかった。 散歩が日課の日々をぼちぼち描いていきたい。 失礼ながらこのnoteという場より長生きしたらどうしよう。

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うたとえ2024『変形にあらがう花の』及川恒平

うたとえ2024『変形にあらがう花の』 詩/松尾真由美 曲/及川恒平 演奏/Paper Land 及川恒平(歌、ギター) 本田修二(ギター、マンドリン) 幸田実(ベース) 録音/St.PILLIQUA他   2024年10月 ============================ 『変形にあらがう花の』 松尾真由美 束ねられて 集積したもの いくども編み直されていく その血の色の悩ましい混沌を 本当は優しく包むつもりだった どこかゆがんだ灰の圧から 赤い莟と赤の開花 変形を強要されても たぶんゆるやかな檻だから 沈むか浮くか そんなところで すこしだけ 熱い火と なる *松尾真由美(詩)と森美千代(写真)のコラボレーションから 松尾真由美詩作品は書籍はもちろんですが、 facebookでも松尾さんのページで読むことができます。

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      うたとえ2024「ひときわ上方の」及川恒平

      演奏/Paper Land〜及川恒平(歌、ギター、曲)幸田実(ベース) 【ひときわ上方の】詩・松尾真由美 脱色された 世界の上 地平線がほのみえる 問いつづけるものがあって それは境界を越えていって 違和も差異も 落としてしまえば 足許でただ巡る石の渦 壁をつたって逃げゆくだけで上昇の気流にのり 限りなく救済されない子供のよう 衰弱が許されない 右と左と 身体と

      • 散歩の途中、見聞きしたこと。

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          うたとえ2024『夏、うるわしい変色』及川恒平

          うたとえ2024『夏、うるわしい変色』及川恒平 詩・松尾真由美 演奏・Paper Land 〜 及川恒平 (歌・曲) 幸田実(ベース) 本田修二(ギター) 録音・2024年9月 【夏、うるわしい変色】松尾真由美(森美千代・写真とのコラボより) 混じりあうことの 冴え冴えとした転機の中 葉は穏やかな丘になり 虫は水棲の植物のよう ゆらめいて 何も変わりはしなかったのかもしれない あの音階 これらの調性 狭間を忘れて 分身と分身を見比べて 硬直だけが残る 白と黒の保護色に囲まれ だから暑い夏 透ける

          2004年、東横線桜木町駅廃止。

          2004年、東横線桜木町駅廃止。

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          うたとえ2024「煌きへとたたずむ夜」及川恒平

          【煌きへとたたずむ夜】 詩・松尾真由美 《森美千代(写真)とのコラボより》 演奏・Paper Land 〜曲、歌・及川恒平  ベース・幸田実 ウクレレ、ギター、コーラス・本田修二 録音/Studio PILLIQUA '24 7-8 作画/及川恒平 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【煌きへとたたずむ夜】の正しいかたちです。 光りつづける 炎の冷静 外から 内へ 複数から単体へと 受け口は硬く広まり 孤独ではない 一人である 室内の雨滴を待ち 注がれるものの色彩を従順に迎えいれ いや従っているわけではない 咀嚼するのはこちらのほう ただ残照のような きらめきを 与えたい ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 松尾真由美さんはピアニストでもあるので、 和楽のひびきがこのかたの詩にもあるのか、興味をそそられている。 西欧的な解釈で、 邦楽の和音をとらえるといびつな結果になるのは、目に見えているが、 先人たちは融和をはかろうと、試行錯誤をくりかえしてきている。 そうして明治以降の音楽教育を背景に、わたしたちの頭の中には、 むりやりペンタサウンドとして形立たされた和楽があったりする。 垂直にきっちりならべたって、クラシック的(西欧音楽的)な意味では、 美しいひびきにはならないのは解っていても、である。 ずいぶん前の話だが、歌舞伎座の演奏家たちと一緒に舞台に立ったおり、 すこしチューニングがよくないのではなかろうかと感じたことがある。 もちろんわたしの大間違いな感想でしかない。 わたしはギターを弾いたのだが、 一音ずつの正しいとされるピッチがそもそも違う。 今回は、ピアニストの書いた言葉にも日本語なのだから、 和が在るだろうと、乱暴なスタートをきったのだ。 結局は作ってみて、しばらく経ってみないと、 どう感じるのか、自分でもよくわからない。 松尾さんの詩に北海道があるのは確かなのだが。 2024-8 記

          うたとえ2024「煌きへとたたずむ夜」及川恒平

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          うたとえ2024「チグ〜Tigrinho」及川恒平

          視聴者登録していただけると嬉しいです。 もう少しでひとつランクアップするのだそうです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ うたとえ2024「Tigrinho〜チグ」及川恒平 演奏/Paper Land〜 及川恒平(Vo.& Gt.)幸田実(Bass) 本田修二(Ukulele & Cho.) Gavilinker(Cho.) 合唱/ St . Vincent Choir-from Philippines~ Freya , Jam , Ruth , Juvy , Merce , Shuji ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「チグリーニョ」 作詞曲/及川恒平 1) 新座者の僕が怖くて  半年押入れに隠れてた 一緒に暮らし出 した 後も こっそりギターに 八つ当たり そういう子だから  そういう子だから 2) 夜中のハイテンションの駈けっこは せいぜい二往復で満足 毛繕いは習っていないので  案外猫としては 暇そう          そういう子だから  そういう子だから 3) もう目を開くことはないのに 笑みらしきものが残ってた 君が最期まで緩いから 現実感なしで見送った    そういう子だから  そういう子だから 4) あれから無口な 一年が過ぎて 賑やかな子ねこがやってきた 君の代りなんかじゃない 妻はときどき 妹だと言 う キジトラでもミックスでもない でも可愛いのはいい勝負 ★ こっちの事は 忘れたふりし て  誰かが来るまて日向ぼっこかな チグリーニョ チグリーニョ チグリーニョ、、、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先代の飼い猫の名はチグと言う。 正確にはTigrinho、つまりかわいい虎である。 20歳を目前にして亡くなった。 わたしが実際に知っているのは半分ほどだが、 前半生の日々も話としてずいぶん聞いている。 先日チグの生まれた場所に行くこともできた。 チグがこの世を去ってから一年経って子猫を迎えた。 可愛がっていると、 チグにもしてあげたかった場面にときどき出くわす。 わたしが日をまたいで家を空けることがほとんどない暮らしなので、 どうしたってチグが不利なのだけれど。 例をあげると、 ありきたりだが写真の量がもっとあってもいいのにと思う。 去年ひいきにしているサッカーチームに、 ニックネームがチグリーニョという選手が入った。 応援の意味もあってこの歌を書ぎだした。 本田くんが住んでいる街のかたがたにもコーラスで参加してもらった。 みなさんのがんばりに応えられず、 応援歌にしてはずいぶんふんわりしてしまった。 オモイデとまぜてサッカーの応援歌に仕立てるのは、 どだい無理ということだろう。 しかしわたしの今の心境に近いものになった気はする。      記 2024-7 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

          うたとえ2024「チグ〜Tigrinho」及川恒平

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          リハーサルのつづき 私の家からは駅周辺にも個人営業の喫茶店がない。 カフェやチェーン店ならあるんだけれど。 ちょっとだけ早起きできた今日、電車で近隣の街に出かけた。 知り合いの詩人の住む街。
 そうして、見つけた。
 モーニングサービスなんて何年ぶりのこと。

          リハーサルのつづき 私の家からは駅周辺にも個人営業の喫茶店がない。 カフェやチェーン店ならあるんだけれど。 ちょっとだけ早起きできた今日、電車で近隣の街に出かけた。 知り合いの詩人の住む街。
 そうして、見つけた。
 モーニングサービスなんて何年ぶりのこと。

          リハーサル6 昨日はバク君を加え4人で練習。
 エンディングの音が収まったとき、
 かなり明瞭な完結を味わった。
 本番のためのリハというわりきりは、
 私にはよくわからないまま今日に至る。

          リハーサル6 昨日はバク君を加え4人で練習。
 エンディングの音が収まったとき、
 かなり明瞭な完結を味わった。
 本番のためのリハというわりきりは、
 私にはよくわからないまま今日に至る。

          リハーサル 5 明日はもう一人練習に加わる。
 今回はゲストも含めて五人の出演となる。
 こういうことは持って回らぬほうがいいからいうけれど、
 これが個人として人前で演奏する最後かもしれない。
 できるなら当日会場にいるだろう演奏可能なかた全員と歌いたい。

          リハーサル 5 明日はもう一人練習に加わる。
 今回はゲストも含めて五人の出演となる。
 こういうことは持って回らぬほうがいいからいうけれど、
 これが個人として人前で演奏する最後かもしれない。
 できるなら当日会場にいるだろう演奏可能なかた全員と歌いたい。

          リハーサル4 その日の予定が終わり、ウーバイーツの弁当を突きながら歓談。
 つまりはリハ中とあまり変わりはないのだ。
 しかし今更だが記憶違いの何と多いことよ。
 一世を風靡した演歌の大スターが私の紙相撲仲間で、 その人が最近TVで紙相撲の話をしていたと盛り上がる。

          リハーサル4 その日の予定が終わり、ウーバイーツの弁当を突きながら歓談。
 つまりはリハ中とあまり変わりはないのだ。
 しかし今更だが記憶違いの何と多いことよ。
 一世を風靡した演歌の大スターが私の紙相撲仲間で、 その人が最近TVで紙相撲の話をしていたと盛り上がる。

          リハーサル3 会話の半分が、久しぶりに会ったもの同士らしく、
 音楽とそれほど関係のないところを行ったり来たりする。 前もってwebをとおして配ってある資料の確認をする。
 しかし、当日の勢いがあるので、これに忠実であるとは限らない。 
限らない方がいい。


          リハーサル3 会話の半分が、久しぶりに会ったもの同士らしく、
 音楽とそれほど関係のないところを行ったり来たりする。 前もってwebをとおして配ってある資料の確認をする。
 しかし、当日の勢いがあるので、これに忠実であるとは限らない。 
限らない方がいい。


          リハーサル2 一時間がかりで居間に、それら楽器、機材を広げた。
 ここまてで一仕事ではあったのだが、 ともかく音を出しあって試たい気持ちが勝った。
 楽器も一台一台がそれぞれのコンディション。
 それを徐々に整えていくのも楽しい。



          リハーサル2 一時間がかりで居間に、それら楽器、機材を広げた。
 ここまてで一仕事ではあったのだが、 ともかく音を出しあって試たい気持ちが勝った。
 楽器も一台一台がそれぞれのコンディション。
 それを徐々に整えていくのも楽しい。



          リハーサル マンシヨンの入口に出てみると、すでに本田くんは着いていて、
ギター、ウクレレなどたくさん侍らせて座り込んでいた。
都心から一人で運んできたのだ。
もっと言えばフィリピンからそうしてきたのだ。
やがて幸田くんも車で大荷物を携えてやってきた。


          リハーサル マンシヨンの入口に出てみると、すでに本田くんは着いていて、
ギター、ウクレレなどたくさん侍らせて座り込んでいた。
都心から一人で運んできたのだ。
もっと言えばフィリピンからそうしてきたのだ。
やがて幸田くんも車で大荷物を携えてやってきた。


          《散歩の途中》 飲み物販売の車。 車体のメニューを見ていた手足の細い女の子。
 私が通りかかったのに気がついて、 少しあわてて歩き去った。
ポケットの中と、 折り合いがつかなかったのかもしれない。
 今夏一番の暑さ。

          《散歩の途中》 飲み物販売の車。 車体のメニューを見ていた手足の細い女の子。
 私が通りかかったのに気がついて、 少しあわてて歩き去った。
ポケットの中と、 折り合いがつかなかったのかもしれない。
 今夏一番の暑さ。

          使用ギター

          6/27のコンサートで使うギターを載せてみます。 以下興味のある方は、どうぞおつきあいください。 当日の編成はベース、ギター2、キーボード1の予定です。 そのうちのギターは多分この4台を二人で使います。 ホンダくんはフィリッピンからなので手ぶらできてもらうつもりです。 一番左が、今回ホンダくん使用予定のコリングスDM-2H。 六文銭を再開するにあたって2000年ごろ購入。 初期六文銭では私はマーティンの000-28をつかっていましたが、 すでに手放していました。 でも制作

          使用ギター