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大悲山の磨崖仏
東北地方最大・最古の石仏
東北地方で最大・最古の石仏が、福島県南相馬市小高区にある。
「大悲山だいひさんの石仏」として親しまれるこの石仏は、「薬師堂石仏」「観音堂石仏」「阿弥陀堂石仏」の3つの磨崖仏から構成される磨崖仏群で、大谷磨崖仏(栃木県)・臼杵磨崖仏(大分県)とともに日本三大磨崖仏とされている(昭和5年に国指定史跡に指定。)。
石仏の特徴から、平安時代の造立と推定されているが、この石仏を作った人たちや歴史的背景もよくわかっておらず、未だ謎の多い石仏群だという。
今回は、一千年以上も前に東北の地に花開いた日本有数の石窟寺院、大悲山の石仏を紹介したい。
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