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言葉。【忘れられない2023年3月を振り返って】

めちゃくちゃに久しぶりのnoteです。

怒涛の3月。長かった。本当に長かった。
今までの人生の中でも最も長く感じた3月。

今日はそんな3月を振り返りながら「言葉と行動」について話していきたいと思います。

会いたかった人と会うことができた3月4日

LOY2023ルーキー賞受賞

3月で1番大きかった出来事。
それはLancer of the Year 2023のルーキー賞を受賞したこと。
あの日、僕が1年やってきたことが全て形になった気がしました。

同じくLOY2023を受賞した方の中には僕がフリーランスを始めた時から、同じライターとして参考にさせていただいていた方や、やっていることは違うものの考え方や仕事への姿勢がかっこよくて陰ながら「師匠」と慕っている方がいらっしゃいました。

そんな方々と肩を並べて受賞できたことを本当に幸せに思います。

「過去に僕が前職の仕事を辞めたことも、この賞を受賞したことも全て捉えようによってどうにでもなる。そして、これを前向きなこととして捉えるのは今の私にしかできないこと」

スピーチの中で『嫌われる勇気』の一文を引用し、上のようなことを話しました。

「人は過去にしてしまった過ちや失敗は変えることはできない。
変えられるのは今その場の行動や考え方のみ。
未来は今を変えることによって、少しずつ動きを見せていく」

こんな考え方が形になったことだけでも、人として、この1年がむしゃらにやってきてよかったなと強く思います。

受賞式が終わったあとの懇親会ではたくさんの方から声をかけていただきました。

「スピーチ感動しました」
「泣きそうになりながら聞いていました」
「若いのにすごいですね」

恐れ多い言葉をたくさんいただき本当に嬉しかったです。
あの日会ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。

ランサーズの大先輩から教えてもらったこと

LOYの受賞式が終わったあと、ランサーズの社員の方々に誘われて行った打ち上げで2022年にLOYを受賞されたTAKA(@taka_lancer)さんとお話をさせていただきました。

「挨拶、本当によかったです。今度色々教えてください」

いやいや、TAKAさんに教えられることなんてありませんよ。
そう思いながら(多分口でも言っていた)も、この姿勢だからこそ、TAKAさんはフリーランスとして多くのクライアントさんに貢献できるのだとそう思いました。

TAKAさんとの話は本当に濃いもので、自分がどれだけ浅はかな考えをしていたのかを突きつけられた時間でした。

僕のそれまでの考え方は「ランサーズにいる人はみんなライバルであり、仕事を取り合う関係」だという考え。

しかし、TAKAさんの考えは全く違って

「ランサーズにいる人たちがより良い仕事をすればするだけ、ランサーズの価値が上がる。ランサーズの価値が上がると、LOYの価値も上がる。そうすると、過去にLOYを受賞した僕たちの価値も上がる。そうやって繋がることができたクライアントさんとまた良い仕事ができる。だから僕はランサーズを利用する人たちと協力していきたい」

という考え方でした。
視野が広いというのはこういうことかと、ただただ圧倒されました。

僕のそれまでの考え方は一時的な考え方。
TAKAさんの考え方は永続的な考え方。

この考え方にまずは大きな違いがあるのだと再認識して、僕の思考を更新することができたおかげで、その後クライアントさんからご相談をいただいた際にも、「〇〇さんが良いライターさんと出会えることを心から願っております」という一言を心から思って加えられる余裕ができました。

「人は「共助」でできている」
TAKAさんとお話しさせていただいたおかげで辿り着いた言葉。
大切にしていこうと思います。

視座を上げて物事を見る大切さを教えてもらった3月21日

さっきのLOY受賞者の中で僕が陰ながら「師匠」と呼ばせていただいているのがシモカタセイジ(@Kikaku_shitsu)さん(以降、シモさん)。

3月21日にシモさんとビデオ通話をし、僕のブランディングについて相談に乗ってもらいました。

シモさんからいくつか質問をしていただいて
「ふうちゃんが言いたいのはこういうことなんじゃない?」

と、僕がずっとモヤモヤと考えていたことをあっという間にスッキリ解決してくれました。さすがシモさん。

僕がずっと抱えていた悩みというのは
「何かに特化しなければならないのか」
ということでした。

僕は現在、文筆家という肩書きで
・コンテンツ記事
・インタビュー
・ネーミング
・キャッチコピー
・スピーチ
・文章校正
・セールスライティング

などなどいろんなことをやっているのですが

「これではクライアントさんが何を頼めば良いのかがわからないのではないか」
という悩みを抱えていました。

ですが、シモさんからの提案はそのどれを選ぶかという選択ではなく
「『〇〇と言えばふうちゃん』の〇〇に入る言葉に「手段」を置かなくても良い」
というお話しでした。

この考えは自分に無くて
僕はどうしても
「スピーチといえば小国風也」
「セールスライティングといえば小国風也」
というような「手段」ばかりに目がいってしまっていて、狭い範囲のなかでしか考えられていませんでした。

見ている視点が低かったということですね。

もっと視座を上げれば、自分がやりたいことを叶えられる。

こうやって自分のやりたいことに意味、ブランドという力が生まれていくんだと教えてもらった気がします。

思考整理のプロはさすがだなと。
本当に良い気づきを得られた時間でした。

師匠。改めてありがとうございます。

言葉は行動が伴って伝わると気づいた3月25日

「言葉のプロ」

これは同じくLOY2023のルーキー賞を受賞した佐藤千聖(@ChisatoSatoh)さんがくれた言葉なのですが(言ってもらえたことが嬉しかったので使うことにしました)、言葉を扱うことを生業としている人間として、どういう言葉を使えばより相手に響くかをこれまでずっと考えてきました。

そんな中、つい最近、言葉は無力なのではないかと思ってしまうことがありました。

この流れで話すのはあまりにも恥ずかしいのですが、言葉について考えるにあたってどうしても外せない内容だったので少しお話ししようと思います。

言葉だけでは好きな人に想い伝えるのは不可能

「君のことが好きだ」

例えば、こうやって誰かに言ったとします。(「例えば」の話です )

でもそれをまだ出会って少ししか経っていない人に言われても、真にそう言っているのかはわからないですよね。

「もしかしたら、からかって言っているのかもしれない」
「もしかしたら、からだ目当てかもしれない」

そうやって思われるのも無理はありません。

では、そう思われないために言葉を加えたとします。

「俺は一途だから」
「俺は真剣だ」
「君と一緒にいたい」

こんな感じに。

もしかすると、信頼して欲しさに自分の欠点も悪い癖も何もかも大っぴらに伝えてしまうかもしれません。

自分を開示することでわかってもらおうと努力する。

しかし、その当人が本当に心の底からそう思って言っていたとしても、相手はまだ信頼できません。

なぜならその言葉は「思いつけば誰でも言えるから」です。

真剣にそう思っている人であっても、ナンパが得意な人であっても、発する言葉は変わらないですから。

言葉というのは出まかせに作れるぶん、真に思いを伝えるときには無力になってしまうこともあるんだと気づかされました。

「言葉は言葉だけでは届かない」

だからこそ、僕たちは行動しなければいけないんだと思います。

思えば、いつも言葉の影には行動が存在しています。

何か良いことをしてもらったからこそ「ありがとう」という言葉が生まれ、
何か困らせるようなことをしたからこそ「ごめんね」という言葉が生まれ、
これまでやってきた経験や実績があるからこそ「期待しているよ」という言葉が生まれるように、ただ「好きだ」と伝えるだけじゃなくて、そこにはそうわかってもらえるような行動が伴わなければならない。

だから言葉と同時に行動も大切なんだと思います。

「有言実行」

これは自分の言葉に責任を持ってきちんと行動に起こすという意味が込められています。

言葉を扱うものの責任はここにあるんだと再認識しました。

言葉の響きだけが良くても、行動が伴わなければ相手には響かない。

だからこそ、取ってつけた言葉を並べるのではなく、自分の言葉で発して、行動することが大事なんだと。

これはクライアントさんと仕事をする時にも同じことが言えます。

例えば僕が「この言葉いいな」と思った言葉を加えたとしても、クライアントさんがそう思っていないのであれば、その思いはきっとクライアントさんのお客さんには伝わりません。

クライアントさんの胸にあるものを引き出して、それを言葉にする。
これまでもやっていることですが、これが本当に大事なことだと自身の経験をもって理解することができました。

言葉は行動があってやっと輝き始める。

自分のことを信じてもらうために、言葉だけでなく行動も大切にしていきたいと改めて思いました。

まだ終わっていないけれど3月を振り返る3月27日

間違いなく人との繋がりが増え、そこから学ぶことの多かった3月。

どれだけ周りに尊敬できる人がいるかによってその人間の成長度合いは変わる。

これはずっと思っていることなのですが、そのネット上で知っていた尊敬している人と実際に会うことができ、関わることができ、より自分が成長できた3月でした。

もっともっと成長したい。

だからこそ、人との関わりも増やしていきたいですし、自分の世界をもっと広げていきたいと思います。

LOYは自分の人生において大きな経験になりました。
ランサーズの社員の方々と関われたことも本当に嬉しかったです。

まさかランサーズを始めた1年後にランサーズの社員の方々と一緒にお酒を飲んだり、ランサーズについて話し合ったりする場をいただくとは思ってもいませんでした。

本当に僕は運が良いと思います。

でも、「運が良い」という言葉だけで片付けるのは好きではありません。

「運は望むものの元に、訪れるべくして訪れる」のであれば
僕は自分で運を手繰り寄せたということ。
それは行動があったからこそで、行動をしてやっと僕という存在を証明できたのだと思います。

今回、僕は「新卒フリーランス」という要素も評価していただいて受賞することができました。
今後の自身の活動を通して、「新卒フリーランスとして活躍したい!」という人の背中を押せるような存在になっていければと思っています。
ですが、僕自身は別に新卒フリーランスという枠組みにこだわってはいません。

「もっとみんなが楽しく、自分の「らしさ」を発揮しながら働ける社会を作りたい」

これが僕の考えていることで、これから先も自分を使って実験していければと思っています。

いま最も興味があるのは「新卒フリーランスとして1年活動した人間が、会社に就職したらどうなるか?」ということです。(これは近々本当にやろうと思っています)

これからも僕は成長し続けます。
そして、成長を感じるたびに、この2023年3月を思い出すと思います。

そのくらい、この3月は刺激的で、思い出深い、最高の月になりました。

これまでと、そしてこれから関わるすべての人に感謝を込めて。

今後も小国風也をよろしくお願いいたします。

(終わり)

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