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「世界平和」へ向けての「考察」

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世界平和へ向けての考察に言及してる記事を集めています。視点移動・哲学的な思想も含めて、持論を展開しています。
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#社会システム原論

人は誰しも自分を核にして世界を認知している

 どんなに優れた論理的思考の持ち主でも、自分を中心にして世界を認知している以上、その人の持つバイアスを取り払うことはできない。意識の質感であるクオリアの謎を解き明かすまで、人はその葛藤の中で生きていくしかない。たとえ、フレームシフト・ポジションシフト・タイムシフトを使いこなしたとしても、最終的にそれを認知するのは、自分であり、その核(コア)である自我の壁を超越することは不可能である。だが、それで良いと私は考える。人智とはその不可能性の壁の中で、苦悩した分だけ、強く、美しく進化

情けは人の為ならず ―因果応報―

諺(ことわざ)の由来 表題は有名な諺ですね。でも正確な意味を理解している人は割と少ないのではないでしょうか?このことわざの意味しているところは、「人に情けをかけるということは、めぐりめぐっては自分のためなのですよ」というのが本来の意味です。故に、「因果応報」という四字熟語を隣に添えました。  この諺は、かなり本質的な核心をついているのではないかと僕は考えています。この世の中の人間界における社会をシステム的なレイヤーで認識しようとしたときに、社会システム原論という考え方が登場

精神的外傷 Traumatic Stress Disorder

自覚症状 世界に満ち溢れているT・S・D(Trauatic Stress Disorder)。この事実は、僕の精神状態を追い詰める一要因です。世界は複雑に絡み合っており、これを学術的に表現するとすれば、「全てが全てに依存する」という社会システム原論の最小にして最大の解になります。  ただ単純な問題を解くだけであれば、これ程までに無意味に苦しむ必要はなく、それにも拘らず、僕の性格=Personalityは、誤解を恐れずにいってしまうと「世界の病み」が「僕の病み」であるとしか表