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「世界平和」へ向けての「考察」

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世界平和へ向けての考察に言及してる記事を集めています。視点移動・哲学的な思想も含めて、持論を展開しています。
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人は誰しも自分を核にして世界を認知している

 どんなに優れた論理的思考の持ち主でも、自分を中心にして世界を認知している以上、その人の持つバイアスを取り払うことはできない。意識の質感であるクオリアの謎を解き明かすまで、人はその葛藤の中で生きていくしかない。たとえ、フレームシフト・ポジションシフト・タイムシフトを使いこなしたとしても、最終的にそれを認知するのは、自分であり、その核(コア)である自我の壁を超越することは不可能である。だが、それで良いと私は考える。人智とはその不可能性の壁の中で、苦悩した分だけ、強く、美しく進化

【自己紹介】どこにも居場所がなかった僕が「場づくり」を仕事にするまで

こんにちは、長田英史です。 僕はれんげ舎というNPO法人の代表をしています。「場づくり®」をキーワードに、新しい生き方・働き方・暮らし方・コミュニティを創造する仕事を、25年間やっています。1972年神奈川県茅ヶ崎市生まれ、この分野のパイオニア的な立場です。 帰国子女でもないのに日本の「普通」がことごとく合わず、どこにいても「居場所がない」と感じていた僕が、いまなぜこんな仕事をしているのか。日本の「常識」の外側でどうやってサバイバルしてきたのか。そんなことをお話したいと思

きれいな部屋と結界の関係

こちらの記事はYouTubeでも読み上げを行っています。 掃除をすると運勢が良くなるという話は出回っています。 実際、こんまりさまは世界的に有名になられました。 確かにきれいな部屋は運が上がりますが、それが何故なのか、気の視点で説明したいと思います。 掃除をしてきれいにすると場のエネルギーが整います。それは、そこで過ごしてみても感じられると思います。 場のエネルギーを悪くすることは、カオスなのです。 実は、結界の概念も掃除をすることでうまれます。 結界と言っても

不器用な僕が魚を捌けるようになった、禁断のメソッド;前編「持ち手」

第1章 はじめに(こんな方に読んで欲しいです)この記事は、以下のような『手っ取り早く魚を捌ける様になりたい方々』に読んで頂きたいと思い、作成しました。 『スーパーマーケットに就職し、魚コーナーに配属された方』 『料理人になりたての方』『すし職人見習いの方』 『不器用だけど、何か手に職をつけたい方』 【万々が一、ご利用される方がいらっしゃいましたら】 このメソッドの実行による効果の保証、及び生じた損害・事故の責任は一切負いかねます。またここから先は、長い前置きとなりますので、

全てのアクションには、必ずリアクションが伴なうということ

 「与えることを目的にするのではなく、自らの意思がそうさせる」状態や環境をつくることが大切です。  あなたの一挙手一投足が、周囲へのアクションとなって、最終的にはそのアクションに対するリアクションとしてあなたに返ってきます。返報性の原理ともいわれますし、因果応報ともいえます。「情けは人の為ならず」(人に情けをかけるということは巡り巡っては自分の為なのですよ、という諺)という言葉の真意を理解しているかどうかは、あなたの人生を豊かなものにするための重要な鍵になるに違いありません

今、世界で起きていること

 今起きていることを『社会システム原論』をベースにしてお話してみようかなと思い立ったので、書いてみます。出来るだけ分かり易く書きたいので、少々長文になるかもしれませんが、そこはご容赦ください。多分時間もかかります。でも、もし読んでくれて分かり易かったり、面白かったりしたら、スキで教えてください。ではいきます。 新型コロナウイルス感染症パンデミックとゲーム理論 今回の新型コロナウイルス感染症パンデミックの真犯人は、誰なのでしょうか?巷の報道ではアメリカ vs 中国の構図が完全

潜在意識レベルへの扉を開けた先に……

 下記のnote記事は、仕事においてかなりストレスを感じ、フラストレーションが限界まで溜まっていた時に、一瞬の映像とともに瞬間的に理解した内容を、頑張って言葉を紡いで文字情報に落とし込んだものです。  この現象をとある方に相談した際に、「おそらく潜在意識レベルと繋がった」状態ではないだろうか?という話になりました。脳内で点在する知識群が一瞬にしてつながり、一つの円を描くイメージのように、図形情報・映像情報として事象が目の前に広がったのをなんとなく覚えています。  これが求

偏見と世界平和の狭間で…

Prologue プロローグ(序章)【整数論】せいすうろん  Q:2の20乗を計算せよ。  A:2の10乗までを暗記し、それを筆算で計算する。   2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024   2^1,2^2,2^3,2^4,2^5,2^6,2^7,2^8,2^9,2^10 2^10×2^10=1,024×1,024=1,048,576(ひゃくよんまんはっせんごひゃくななじゅうろく)(これも暗記ではありますが。) 第1章 偏見について考えてみた!

全てが全てに依存する ー複雑に絡まった因果関係ー

 社会システム原論の最小にして最大の解、それが「全てが全てに依存する」というものです。あらゆる事象はつながっていて、何かのアクションには必ず何らかのリアクションが生じます。それ故に「予期せざる効果」を引き起こします。複雑に絡み合った現代社会は、複雑な因果関係の渦中にあり、何かを期待したアクションには、予想だにしなかったリアクションがもたらされることが往々にして発生します。 情けは人の為ならず 「人に情けをかけるということは、人の為ではなく、巡り巡っては自分の為なのですよ」と

情けは人の為ならず ―因果応報―

諺(ことわざ)の由来 表題は有名な諺ですね。でも正確な意味を理解している人は割と少ないのではないでしょうか?このことわざの意味しているところは、「人に情けをかけるということは、めぐりめぐっては自分のためなのですよ」というのが本来の意味です。故に、「因果応報」という四字熟語を隣に添えました。  この諺は、かなり本質的な核心をついているのではないかと僕は考えています。この世の中の人間界における社会をシステム的なレイヤーで認識しようとしたときに、社会システム原論という考え方が登場

精神的外傷 Traumatic Stress Disorder

自覚症状 世界に満ち溢れているT・S・D(Trauatic Stress Disorder)。この事実は、僕の精神状態を追い詰める一要因です。世界は複雑に絡み合っており、これを学術的に表現するとすれば、「全てが全てに依存する」という社会システム原論の最小にして最大の解になります。  ただ単純な問題を解くだけであれば、これ程までに無意味に苦しむ必要はなく、それにも拘らず、僕の性格=Personalityは、誤解を恐れずにいってしまうと「世界の病み」が「僕の病み」であるとしか表

シンプルに(信念と覚悟)

「問題の解決方法は思いのほかシンプルなところにある」 とは良く言ったものだ。 「自分自身が真実から目をそむけない限り、すべての問題は解決できる」 とは良く言ったものだ。 「現実を深く深く掘り下げると逆に難しくなることのほうが多い」 とは良く言ったものだ。 「自分自身の発言がまた余計な誤解を生むことを恐れてはならない」 とは良く言ったものだ。 「自分自身の矛盾に対しては自分自身で解決するしかない」 とは良く言ったものだ。 「問題を解決するためには『自分自身が

戦争論 ―体験と記憶、伝えるをカタチにしたとき―

今回のレポートの趣旨 レポート課題としてあげられてるテレビ作品はいずれも2005年8月に放映されたものであるが、この2005年という年は、戦後から60年、震災から10年にあたる節目の年であり、「体験を風化させない」・「記憶を伝える」といことが頻りに叫ばれた年であった。今回のレポートの趣旨はこれらについて批評するということである。 「体験」や「記憶」のもつ性質 「体験を風化させない」ことや「記憶を伝える」といったことを考える際には、まず「体験」や「記憶」といったものそれ自体に

偏見(bias)とは何かを考察してみた!

英語にするなら、バイアス(bias)という単語が当てはまりそうだ! 英英辞典を引いてみると、第一の定義として、以下のように説明されています。 "bias" --- a strong feeling in favor of or against one group of people, or one side in an argument, often not based on fair judgement ……とあります。頑張って日本語に訳してみますと、  ある集団の人々