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糖尿病の自覚症状について

糖尿病という病名はよく聞きますが、
実際にどんな自覚症状が現れるのか
知らなかったという人もおられるかと思います。
代表的な自覚症状についてまとめてみました。


【のどの渇き】

異様にのどが渇く。
体が水分を欲する状況です。
普段通りの生活をしているのにもかかわらず、
毎日ペットボトル(水筒)●●MLくらいの水分で満足なのに…
最近水分摂取が増えているなと思ったら
他の初期症状が出ていないか確認してみてください。

【多尿症】

一度の排尿量が多く、また回数も多くなる状況です。
のどが渇くからたくさん飲む、なので、排尿量も多くなる。
排尿回数も多くなるというスパイラルに入ります。
どこからが多尿なのかの判別は素人には難しいですが、高齢者以外の通常の尿量は200ml~400mlとのこと。
排尿時間が長いな、たくさん出ている気がするなという感覚が発生した場合は、糖尿病の自覚症状かもしれません。

【体のだるさ】

いくら寝ても疲れが取れない。
なんだか体が重く感じる。
熱はないけどなんだかだるい。
休みの日を食事以外はほぼベッドの上で過ごす。
二度寝・昼寝・夕寝をしても夜眠れる。
たくさん寝たのに、疲れが取れていない。
また仕事中にも体がだるくなり眠くなる。

【体重の減少】

普段通り、カロリーなど気にせずに食事をしているのにもかかわらず
体重が減っていく…
元々の食生活によってもちろん差異はありますが、
今まで、減らなかった体重が、日常生活を変えていないのに減っていく。
体重差もあるかと思いますが、月に5kg以上減ることもあります。

【デリケートゾーンのかゆみ】

デリケートゾーン(陰部)がかゆい状況です。
夏場など蒸れやすい季節にはわかりにくいかもしれません。

「目のかすみ」

物がかすんで見えたり、ぼやけて見えたりする状況です。
視力が低下したと感じる方もおられるかと思います。
視界が狭くなったなど、見えにくいと感じたら、これもまた糖尿病のサインかもしれません。

「手足のしびれ」

足の指や足の裏など、ジンジン したり ピリピリ したり 痛み が出る場合があるようです。
足の先から起こることが多いようです。

高血糖になると血管が痛み血流が悪くなるため、神経障害が起こりやすくなります。
いずれかの症状が一つだけ起こるというのではなく、関連があって発症しているものです。
糖尿病の自覚症状は、加齢によっておこる症状にも似ていてすぐには気づかないものです。
いくら食べても、体が糖を分解取り込みするができなくなってしまっていて、取り込めなかった糖が尿に含まれて出てしまう状況です。
血糖値が高くなってから症状が現れます。
このような自覚症状が出た状況では、
自力で血糖値を下げるというのは非常に難しいです。
お心当たりのある方は病院を受診されることをお勧めします。

次は、自分の身に起きた自覚症状を書いてみました。
興味を持っていただけたようでしたら、こちらも見ていただけると嬉しいです。


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