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Photo by
eiko_illust
未曾有の台風が
ゆっくり日本列島付近に訪れているらしい。
5月末、昨年いただいた古代朝顔の6粒の種を蒔いてから
ひとつ芽が出た、全部出たと喜び
思いのほかすくすくと蔓が上に伸びていくのに驚き
花が開くのをずっと心待ちにしてきた。
だからこそ、
初めてひとつ咲いた時のときめきは忘れられない。
その後酷暑のおかげか
待てどもなかなか咲かず
7月の最後の週だったろうか。
蔓がぐんぐん伸びた先の上の階の方から
ふたつ咲いたという写真付きのメッセージをいただき
翌朝は私のところでも咲いてくれた。
それからも違う蔓から毎朝ひとつずつ楽しませてくれた。
たったひとつだけなので
蔓にはさみをいれる気になれなかったが
一昨日やっと、竹の花入れに活けてみた。
もちろん、お昼を過ぎるとしぼんでしまうのだが
何より花を活けてから時間が経つと、
花の色がうつろっていくのに驚いた。
もしかして、自分で育てた花を活けたのって
今まで生きてきて初めてだったかも。
そして今朝ずいぶん日が短くなったなと感じながら
窓からベランダをのぞくと
なんと6つも花を開いてくれた。
やった~~~~~~
野分がやってくる前だけれど
今日は朝日がまぶしく
朝顔の青は青空の色より青く、すがすがしかった。
野分前 朝顔六つ 咲きにけり 銀兎