何もしないという贅沢
今日は午前中のうちにぐずつき始めて
時折止んで日が差したりのはっきりしないお天気。
おかげで近所の小学校から響く運動会の音も
選挙カーの大きな連呼も静かになって
ゆったり珈琲時間をくつろげた。
潤いと静けさをもたらしてくれる秋の雨は
意外と嫌いじゃない。
はや10月も後半。
暑かったのやら、都知事選、総裁選、災害など
めまぐるしいカオスのようなニュースで騒がしかったから
静けさを求めているのかもしれない。
先日行われたかぐやの夕べのイベントで
竹オルゴールの響きや朗読の声や
竹林から聴こえてくる虫たちの声が
暗闇を照らす竹あかりが続く径が心地良かったのも
めまぐるしくけたたましい音や映像にさらされる日常の中で
知らぬ間にストレスが溜まっているのかもしれない。
何かしなくちゃと思っても空回りしたり
何もできなかった一日にがっかりするのではなくて
何もしないぜいたくを、
かけがえのない時間を
ただいとおしむことも必要なのよね。
午後はいただいたピオーネのジャムを
アールグレイゼリーにのせていただこうかな。