恥ずかしながら「情けは人のためならず」の意味を取り違えていた話[自己中エッセイ]
Instagramでは、毎週、100均のダイソーで購入した『週めくりことわざカレンダー』(購入価格は200円)に新しく登場することわざを、写真つきで紹介している。
昨年は『週めくり四字熟語カレンダー』で同じことを完遂したうえでの新シリーズというわけだが、これがなかなかどうして勉強になる。
今週は、「情は人のためならず」だったが、実はオイラが大変な解釈違いをしていたことが判明した。
しかも、取り違えた解釈に対して、それに反論する講釈をひととおり書き終わり、いざアップするときになって自分の不勉強ぶりに気がつくという展開。
まあ、それなりにオチがついた形になったので、noteにも転載することにした。
ということで、読んでみてくだちい。。。
以下、ここから転載文『情けは人のためならず』について
あまり好きではないことわざだ。
オイラは情けがあっていいと思う。
ただ、人間ってのは、情けをかけられた側がその価値を、その意味をすぐに忘れてしまい、自分に都合の良い方にとらえて甘えてしまう。
だから、かけた情けが生かされないのだろう。
ことわざになるほどだから、それが昔から改まることのない人の本質ということだ。
そう考えたとき、かける側が見返りなど皆無であったり、下手をすればしっぺ返しをくらうことがあることを承知のうえで、「それでも後悔しない」という覚悟があれば、情けをかけてもいい。
それは、かけた者の勝手なのだから。
あとは、情けを受けた側がそれを無下にせず、良き方向へ進みさえすれば、「感謝」なり「恩義」なりになっていくはずと信じている。
……。
……?
……ん?
あれ?
あれれ?
こんなタンカをきったあとで、写真にあることわざのすぐ左にある解説が目に入った。
そして二度見。
えーーーーー😱
こ、このことわざの意味って、
「人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがて良い報いとなって自分に返ってくる」
だったのーーーー!? !!!!😲
「情けをかけると、情けをかけた側にもいいことが返ってくるよん🏋️ だから、情けをかけることは大切だよん❤️」
みたいな、“アクティブ情けがけキャンペーン”だったのか!
オイラ、いまのいままで、
「人に厳しく接しなくてはいけないときに、徹しきれずに緩めてしまうと、その人のためにもならないし、そこでのやさしさはあとに残らず、平気で裏切られたり、自分が損をするようなしっぺ返しを食らうことになる」
という主旨の、“情けがけはやめよう戒めキャンペーン”的なことわざだと思い込んでいたよ〜😨
全然、噛み合わないではないか!
無知だ! 無知だ! 無知だーーーー!
無知蒙昧とはオイラのことだ〜〜〜😫
(↑『パンクでポン』[筋肉少女帯]より引用、一部加工)
#情けは人のためならず
#なさけはひとのためならず
#人に親切にすればその相手のためになるだけでなくやがて良い報いとなって自分に返ってくる
#これはnote転載確定だな😁
#無知
#無知蒙昧
#パンクでポン
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#筋少の大車輪
#電子レンジっていえよ
#桃子だロックだー
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以上! ここからは感想戦
~無知に無知を重ねていた事実がさらに発覚~
ということで……。
ね😅
ちなみに、インスタでの文章ではこれ以上書いても仕方がないと思ったので書かなかったことがひとつ。
実は、、、、、
オイラ『無知蒙昧』(むちもうまい)
という四字熟語も知らなかった🤣
意味どころか、その言葉の存在すらも。
今の今まで、かの教祖・大槻ケンヂことオーケンは
「ムチも美味い」
と言っているものと思っていたのだ。
もちろん、意味はなんだかよくわからない。
「飴とムチ」でいうところの“ムチ”も美味いと感じてしまうくらいマゾで、どうしようもないということかな? などという、なんとなくの勝手な解釈でお茶を濁していた感じ。でも、実際にはよくわからないまま、ずっと過ごしてきた。
「ムチも上手い」かな? と思った時期もあったww
『パンクでポン』というのは、筋肉少女帯のベストアルバム『筋少の大車輪』の最後に収録されている曲……いや、曲ではなくて、いわゆる『スネークマンショー』的な内容のひとりコントである。実は、もっと以前の初期のアルバム『仏陀L』の初回盤LP付属のソノシート収録されていたものを、このベスト盤CDにも収めたというのが実情だ(それも、実は今回改めて調べてわかったことだが)。
それはともかく、このコントを初めて聴いたのは、多分、浪人時代か大学1~2年生の頃だったと思うので、かれこれ30年近くの間、「無知蒙昧」の意味を知らぬまま放置していたバカさ加減。
いや、それ以上に、薄々「なんかちゃんとした意味がありそう」という釈然としないものが漠然とあったにもかかわらず、ちゃんと調べなかったということ😫
現在のライターという職業、ひいてはマニア的ライターを前に出している身として、本当に恥ずかしい。
とはいえ、人間の一生なんて限りがあるから、知識の偏りは絶対に生じる。無知な部分はどうしたって残る。
結局、今回のことから、もっとも得られた教訓は、、、、
人は生涯勉強し続けなければならんのだなぁ
ということか。
「人生50年」まで、あと約2ヶ月を前にして、ようやくこの境地。
改めて、謙虚に、謙虚に、、、
頑張っていきませうぅ。。。。