最近知った考え方


人によっては内容が重い文章かもしれません、ご了承ください。


友人が少し精神的に参ったときに、相談に乗っていると友人は
「優しいのね。」と私に言った。
ただ、私は決して優しいわけではないし、正直苦手な人もたくさんいる。
優しいというより、と前置きをしたうえでこう伝えた。
【他人は他人、自分は自分。自分に他人は変えることができないし、
そこで人生が終わりになることはないから大丈夫】という考え方
友人はそれを聞いたときに「厭世観なのかもね」と私に言った。
正直わたしはすごく勉強ができるわけでもないので、「なんて読むの」
というところから始まった。「えんせいかん」と読むらしい。

調べてみると、『厭世観』という言葉は、
この世の中では幸福や満足を得られず、積極的な価値は認めがたいとする
人生観。また、そのような人生観に基づく哲学上の立場。
という意味になるらしい。自分の考えを何かに当てはめるのは苦手な類だけれど、厭世観に関してはそうなのかなぁと思った。

私の場合、毒親と呼ばれる父親だったり、父親だけには甘い父方の祖母と
20年間暮らしてきたことが大きく関わっていると思う。
家庭には期待していなかった私に対して、執拗に成績優秀であれ、だとかお前のバイト代は検定試験と学校までの交通費、それからスマホの通信費になるからな、とお金の話だけをしてきた父親の存在は正直に言うと苦痛でしかなかった。

多分、なるべくしてこの考え方になったのだと思う。若い頃からSNSに身を置いてきた。だからこそ
『来るもの拒んで去る者追わず』の考え方も私の中に定着しているのだと思う。

それがいいのか悪いのかは一旦置いておいて、情報が溢れすぎている現代社会において私が生きる道はこれなのだろうな、と今日もどこか自分を俯瞰的に見ている。

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