職員室でICTを布教するマインド
こんにちは。最近カメラにハマってきた、ひすとりです。
教師の皆さん、ICTツール活用していますか?
このツールが学年で使えたらもっと生産性が上がるのになぁ…
私はそういうの使えないからやだ、と言われるから使えない人にそろえないと…
と、やきもきしていませんか?
今日は、教員時代に学んだことシリーズとして、
職員室でICTを布教するマインド
についてのお話をします。
▶︎「覚える時間がもったいなくなーい?」への考え方
iPadなどの新しいツールを使うことに懐疑的な先生の中には、こんな意見をお持ちの方がいます。
機能がいろいろあるのはわかるけど、それを覚えるまでに時間がかかる。
それを使うまでに時間がかかったりストレスがかかる位だったら、今までのやり方の通りやっていればそのほうが結果的にスムーズ。
もし、そういう意見の方が学年や教科のチームにいたとして、自分はできないから使うのをやめてほしいと言われたとき、人間ですから思わずイラッとしてしまうと思います。
あなたができないことと、私ができることは関係なくないですか?と。
というか、かつて私はずっとそう考えていた新米教師だったわけです(笑)
ある時、そういう先生とお話をしている中でその人の本心に触れることがありました。
ああ、そっか。新しいことは「不安」だし、「怖い」ことなのだと。
その気持ちがある人に対して「こういうことの方がいいからやってください」何と伝えるだけでは抵抗するに決まっているよなぁと気づきました。
正論だけでは、人は動かないのです。人は感情で動きます。
こどもの教育では頭でわかっていたのだけれど、大人のことになるとどうもその考えから外してしまっていました。
▶︎組織全体にじわじわ広げるための原則
ではどうやって、いろんな人に布教したのか。
こういう便利な使い方とかは、こういうことができるんですよと伝えるだけではなく、その場で使えるようにしている状態で一緒に使ってみるようにしていました。
例えるなら、売り場の実演販売と同じ理論です。
全く興味のなかった品物だけど、使っているところを見て感情を動かす。
さらにいうと、こっちの「便利」を押しつけるのではなく、先生だったらみんな困っているようなことに寄り添って実演してみせることも大事にしていました。
考え方とアプローチを少し変えただけでしたが、大きな成果がでた布教マインドでしたので、よかったら参考にしてみてください。
ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊
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< 自己紹介 「7つの習慣と教師とわたし」>
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