飄然として 何処よりともなく来り、 飄然として 何処へともなく去る。 切なく、終を知らず、 粛々として過ぐれば、 人の腸を断つ。 風は、過行く人生の声なり。

画像1 #33 2020.9.2 飄然として 何処よりともなく来り、 飄然として 何処へともなく去る。 切なく、終を知らず、 粛々として過ぐれば、 人の腸を断つ。 風は、過行く人生の声なり。 徳富蘆花(作家)『自然と人生』

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