高重量スクワットの為に必要な踏み圧、床反力を得る為に重要になる臀部、足部のコンディショニング方法
高重量のスクワットを行う上で、大切になるのはもちろん脚力と言う部分も大きいのですが、それと同等以上に大切になるのが、『踏み圧』や『床反力』というものです。
この2つの意識の仕方は先日、日本トップクラスのパワーリフターである渋谷選手がnoteの記事でとても分かり易く動画なども交えて書かれているので、まずはそちらを購入して熟読してみてください。
本記事は、渋谷選手が取り上げられていた理論をよりやり易く、読者の皆さんの個別性に少しでも近づけられるようになるであろう理論やドリルなどをご紹介していきます。
コンディショニングを行う意味
まず、コンディショニングという言葉をあまり聞いた事がない方もいらっしゃると思います。ですので、今回お話していく上での私なりのコンディショニングの意味を最初に書いておきたいと思います。
「自分の意思で動かす事が困難になっている筋肉や関節を、意識的に動かせるようになる事、そして、低下していた筋出力の向上を促す事」
となります。
おそらくこの記事を読んでいる読者の方は、既にある程度トレーニング経験があり、そして今後もより高みを目指している方だと思います。
トレーニング頻度や使用重量が増す毎に、当然ですが身体にかかる負担は増大します。
その過程で、回復が間に合わなかったり、使用する筋肉やフォームの偏りによって負担が集中する部位が出てきます。
そうした部位は得てして怪我や違和感の原因部位となります。
ですが、我慢できる痛みや違和感程度では皆さんはトレーニングを継続していると思います。
人間の身体は各部位、筋肉で補完し合いながら様々な動作を行います。
特に痛みなどからの逃避行動は代償動作と言って、また別の部位でかばった動きを行う事につながります。
そしてそれが繰り返されていく・・・
と言った具合にある意味では負のループに陥り、調子が悪くなる頻度が高くなったり重量の伸びが芳しくなかったりと言った結果をもたらします。
そうならない為に、使うべき筋肉や関節の動きを可能な限り最善の状態へ導く事が重要になります。その為に必須になるのが下記に書いていく各項目になります。
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