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長期戦にそなえる
継続は大切だ。
そうわかっていても続けるってつくづくむずかしいと思う。
継続するためによく言われるのは、
「とりあえず毎日やると決めてしまう」
「ハードルを低く設定してたとえ5分でもできるようなことをやる」
などがあると思う。
だけど実際にやってみて、
これではわたしには続けられないということがわかった。
まず、休めないことへの窮屈さを感じてしまう。
すこしの期間続けていると、
あるとき心の声が囁いてくる。
「これって本当に毎日やるの?毎日やらなきゃだめなの?」と。
とくに予定が立て込んだりしてすこし余裕がなくなっているときなど、
毎日やることへの窮屈さが顔を出す。
するとあっという間にその窮屈さに気持ちが支配されてモチベーションが下がってしまう。
次に、
小さなことすら出来なかったと凹む。
5分でもできることと言われているように
自分ではハードルをとても低くしたつもりなのに
それすらできないと
「こんなこともできなかった」とガッカリした気持ちになる。
それはたぶんまだ自分を高く見積もっているからなのだろうけど、まずその見極めができていないことにさらに凹む。
そして最後に、
なぜかやらされていると感じるようになる。
「こうゆう風にすればいいってあの本もあの人も言っていたのに」と、やり方にケチをつけるようになる。
するとやらされている感を感じてしまって、できないのを人のせいにしてしまうようになる。
じゃあ実際にわたしが続けられていることって、
一体どうやってきたのだろう?
わたしは日記を書くことを5年、ヨガを2年ほど続けている。
ふり返ってみると、それはどちらも毎日続けてきたのではなかった。
毎日できたらいいんだろうなとは思っても、
日記は週末や長期休暇などは書かないことも多いし、
ヨガもだいたい週3日くらい。
週5日できるときもあれば週1日しかできないときもある。
それでも2年続いている。
いや、それくらいだから続いていると言えるのかもしれない。
「今日は疲れたな」「ちょっとやる気が出ないな」というような
自分に余裕がないときに、
すこしでも何かしらやるより、
「今日休んで明日またやろう」と
すっぱり休んでしまったほうが
気が楽でいられて、モヤモヤせずにすむ。
実はこれに気づいたのは、韓国ドラマを観ていたときだった。
韓国ドラマは1話が長い。
だからわたしはよく1.5話くらいのところで
見るのを途中にしてしまうことが多々あった。
それは集中力が持たなかったり、だらけたり、他のことがしたいと思ったりして、
楽しさがだんだん薄れていくからだ。
しかも韓国ドラマは16話もあったりする。
先はまだ長いんだなと思うと、
ペース配分するような感じで
「じゃあちょっと休憩」とできる。
続けるってことは長期戦になるってことだ。
長期戦にそなえるには、
自分に合ったやり方を見つけて、
それができる条件を知っていて、
さらに自分のペースを守ることが大事になる。
だとすればそれはわたしにとって
頻度よりも気持ちの新鮮さを保つことがカギになるだろう。
休んでも、また始めればそれも継続。
長期戦になると覚悟して、自分なりにやっていこう。