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私たちについて(自己紹介)

家族法務ラボとは


私たちは、行政書士(渡邉愛里)とFP(皆川詠太)が始めた「家族法務」を考えるグループです。
ジェンダー視点を持ち、法制度やお金のリテラシーをうまく使うことで、混線状態の家族問題や多様な生き方をサポートします。
講座、音声・動画配信、コラム等で、皆さんの困りごとを捉え直すきっかけを作れたら、と思っています。

どんな家族の形を生きていても、まずはあなたが楽になることから。いっしょに始めてみましょう。

家族法務って何?

私たちは、家族法務とは、市民・民事法務(遺言、相続、成年後見、離婚、パートナーシップ、親なき後問題)の領域を、家族機能の視点で読み解くことだと考えています。

皆さんは、「家族」をどう定義しますか?

実は、1994年(平成6年)の国際家族年にはすでに、「家族は定義不能」と指摘されています。
それだけ家族のあり方が多様化し、「誰と・どこで・どのように」生きるかを選べる時代になったということでしょう。
おひとりさま、LGBTQ、事実婚…これまでマイノリティの生き方として抹消・不可視化されてきたありようにも、光が当たるようになりました。

でも…「選べる」時代だからこそ、私たちは悩まされることも多いのではないでしょうか。
三世代同居が前時代的遺物になっても、「子が親の介護をしなければならない」という道徳的価値観に縛られていたり、際限のないケアに苦しんでいる方もおられます。

様々な選択肢があるにも関わらず、「普通」「正解」「標準」の生き方があるように思ってしまう。
家族間で距離が取れず、息苦しい共依存的関係にどっぷり浸かってしまう。

私たちは、クライアントの方々の語りを伺う中で、法務やマネーリテラシーの知識を得る「以前」の困難、苦しさに出会ってきました。

法務やライフプランニングはツールです。
遺言や契約書等の書面を予防法務的に残すことで、現在の生きにくさや将来の不安に手当てすることができます。
さらに、ライフプランニングの視点を取り入れることで、「お金」という有限性のあるものと、どのように付き合うのかを考えることができます。

でも、そのツールを使いこなすには、自分が抱える困難を外在化・見える化し、「どうしていきたいのか(どうありたいのか)」を徹底的に考えることが必要です。

私たちは、行政書士とFPの専門性を生かすだけでなく、対話的手法をとりながら、皆さんの人生を共に考える伴走者となりたいと考えています。

メンバー紹介

【渡邉愛里】
1989年生まれ。
桐朋学園大学(音楽学専攻)を卒業後、和光大学オープン・カレッジいでいあにて、井上輝子先生の女性学講座を受講。同大学ジェンダーフォーラム読者会に参加し、女性学を学ぶ。
2017年、既存の「家族のかたち」に息苦しさや困難を抱える人をサポートするべく、「家族法務」を専門とする行政書士事務所を開業。
2018年、「行政者士のための新しい家族法務実務家養成講座」を出版。現在、男女共同参画センタースタッフを兼業中。

東京行政書士会所属
行政書士ADRセンター東京手続管理委員
フェミニストカウンセリング専門講座修了
対話のまちづくりコーディネーター講座 ベーシックコース修了
(公財)日本女性学習財団 キャリア支援デザイナー
認定特定非営利活動法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事

【皆川詠太】
1990年生まれ。
中央大学(経済学部)卒業。
教育業界を経て、2018年、資産の多寡に関わらず、オーダーメイドのライフプランの作成をサ
ポートするべく、FP Lab.ropeを開業。
2022年、成年後見制度をの介護サービスの「隙間」を埋めるために、シニア特化型お助けサービ
スとして、NYANKO NO TEを開始。
日本FP協会所属

問い合わせ先

kazokuhoumu.lab@gmail.com

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