熱湯をかけられ3歳児が死亡 なぜ虐待はなくならないのか
大阪府摂津市で非常に痛ましい事件が起きた。
摂津市の3歳の男の子に哀悼の意を表します。
現在42歳、海沿いの街に在住。
学歴なくても一流外資系企業に転職したジョンです。アナタのジョンです。
今日もアクセスありがとう。
児童虐待の報道には胸が締め付けられるし、やりきれない気持ちになる。
なぜ虐待はなくならないのか?
大阪府摂津市で3歳児が熱湯をかけられて死亡する事件が起きた。
容疑者は23歳男性、母親の交際相手。
熱かっただろう
痛かっただろう
苦しかっただろう
怖かっただろう
なんで僕がこんな目にあうの?
助けてよ
きっとそう思っただろう。
想像するだけで何とも言えない気持ちになる。
アナタもそう感じるだろう。
どんな理由があるにせよ児童虐待は私の中で許容できることではない。
しかし世の中では児童虐待はなくならない。
もちろんこれは社会問題である。
社会全体の問題だ。
子供達は宝だ。
私達が育ち、生きてきた日本社会を
子供達も次世代で日本社会を支えて生きていく。
私達の世代は子供達に教育をしないといけないし、子供達も私達に沢山のことを与えてくれる。
私達も子供達も同じ時代に同じ国で生きる仲間だ。
そんな子供達を守っていくのは社会としての使命である。
虐待にいたる理由は様々あるだろう。
親が虐待してると仮定して、
親の資質の問題。
親の育った環境。
親の病気。
親の貧困。
親の不安。
親の身勝手。
親が子供すぎ。
親の人間関係。
親も1人の人間。
決して完璧ではない。
完璧ではない人間が子育てするのだから大小あれど問題は生じる。
その問題が社会からは見えないことが1番の問題だ。
なぜ見えないか?
親が隠すからだ。
こんなこと言えない。
こんなんじゃダメ。
こんなことしちゃった。
私ヤバイかな?
みんなはちゃんとしてる?
ちゃんとしてない私恥ずかしい。
と親は感じてる。
例
カッとなり、ついビンタしてしまった。
子供が可愛く思えない時がある。
家事育児やる気が出ない。
1人で遊びに行きたい!
友達と遊びに行きたい!
私はキャリア形成の方が大事。
御飯作るの大変で惣菜や弁当多い。
家散らかってる。
自由時間がない。
お金がない。
こういうことを言うと、
『何言ってるんだ!子供育ててるんだから当然だろ!しっかりしなさい!』
と世間から言われるのが嫌なので隠すのだ。
もちろん、親が子供に無償の愛情を与えることは大事だし、一緒にいる時間が長いほうがいいとは思う。
親としての自覚を持つことが大切だ。
ただ、親の人生も尊重されるべきであり、
子育てするのだから全て犠牲にして、、
という考えは前時代的なのかもしれない。
だからそういった、親としてはダメなことを恥ずかしがらずに隠さずに言える風土や文化が大切だと思うのよ。
だから私は自分の娘に、昨日摂津市の虐待の報道について話した後に、こう伝えた。
『もし子供が出来て、うまくいかないことや、自分のやりたいことがあるならオレに言えよ。子供の面倒はいくらでもみてやるからな。仮に1年海外留学で子供置いていこうが、ママは頑張り屋さんですごいね!と伝えてやるし。いくらでも出来る限りのことはするから心配すんな。』
娘もうなずいていた。
10代20代30代は若く、人生でも非常に輝くことが出来る時期だと思う。
その時期に、子育てというのはかなり時期的にピッタリとハマってしまう。
だからこそ本人達も悩むし、考えるだろう。
自分のチカラで解決して前に進める人は虐待しないだろうが、そうでない人は溜め込んで、、、。
ってことになる。
周りの大人達の協力によって子育て世代の負担を軽減することが出来れば虐待は少なくなるだろう。
あと、先程も言ったが親自身が完璧でなくても、ダメ親だとしても恥ずかしがらず隠さずに言える風土や文化をつくっていくことが大切だ。
例えばだが、
地域のコミュニティで定年退職した高齢者に子供達の面倒を見てもらう&子育て相談、
格安または無料で出来ると思う。
すでにありそう。
あと、案外地域の子育て支援サービスなどを知らないケースもあるよね。
まあ、色々と言ったが、子供達は親だけで育てるのではなく、地域で、社会で育てていくことが大切。
虐待はね、自分は大丈夫、自分はするワケないと思っていても、本当に追い詰められるとしてしまう可能性が誰にでもあると思う。
実は先程あげた例だが、かなりウチの妻が当てはまっていた。
幸い子供達は無事スクスク育ち、妻も辛い時期を乗り越えたから虐待にはならなかったが、かなり危ない状況を私自身が経験したのだ。
だから親が追い詰められてどうしようもならなくなる前に、助けてを言える、そして助けてをこころよく受け入れられる社会になればいいなと思う。
ちなみに児童相談所の怠慢なども言われてるが、私は一生懸命にやっていただいてるのではないかと思う。
ただ人が足りないのだろうと思う。
理想論と言われればそれまでだが、不幸な子供が1人でも減って、心身ともに健康に育ってほしいと願う。
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