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『望東尼物語/防府野村望東尼会』を読んで📚

お疲れ様です!
H川です。

先日、いとこの結婚式で福岡に行ってきました。
結婚式当日の朝に時間があったので、ささっとGoogleでホテルの近くの名所を調べて突撃してきました。

朝の散歩には程よい距離で、平尾山荘(住所:中央区平尾5の2の28)がありました。

私は散歩程度の感覚だったので、行ってみるまで何があるか知りませんでした。

到着して気が付いたのですが、幕末に活躍した志士立ちを支えたお方が暮らした場所だったのです💦

植物観察をしてから、庵に入ると様々な展示品があり私の好奇心をいい感じにくすぐってくれました。追い打ちをかけるように、施設員の方からの熱い説明を受け、ついつい購入したのが添付の写真の冊子になります。


文字が大きくて読みやすいです。

こちらの本は、防府市内の小学生三年生~中学生に無料で配られたものになります。
(私は600円で購入しました)

本の内容は望東尼の生い立ちからお亡くなりになるまでなのですが、途中で差し込まれる和歌に非常に感銘を受けたのです。

望東尼さんの代表的な歌は
高杉晋作の「おもしろきこともなき世におもしろく」の上の句にたいし

「すみなすものは心なりけり」
という下の句になります。

この返しは完璧でとても美しく、含蓄に溢れていて私の力量では言葉にできません。
恥ずかしながら、、そして個人的な感想ですみません。

望東尼さんは女性のため(今ならわかりません💦)当時は直接倒幕に参加はできなかったのですが、和歌を通じて志士たちを励まし続けました。

和歌はたった五+七+五+七+七の31文字ですが、風景、心情、想いを込めることができる日本が世界に誇れる文化だと思っております✨

気軽にメッセージを送りあえる今の世の中だからこそ、

言葉の重さ、美しさ、そして風情にもっと心を配りたいと思います!

最後に私が好きな望東尼さんの和歌をご紹介させて頂きます!

武士の 大和心を よりあわせ ただひとすじの 大綱にせよ

志士たちが心を一つにしてこの国(日本)をよい方向に揺り動かして欲しいといった思いが込められております。


今日本も転換期の最中だと思っております。

私たち40代は若者と老人の狭間なので、どっちの世代にも与える影響は大きいです!

お互いに頑張っていきましょう★

おしまい。



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