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【宮崎丨内海】Ponchice

桜と栗のスイーツに惹かれることが多い私ですが、Ponchiceさんには運良く、初訪店は桜&柑橘、今回は林檎&栗の時期に行けました。

最初はインスタで見かけて、スイーツの美しいフォルムや店の雰囲気を見惚れました。

なので、内海にある点と、予約期間が限られる点が若干ハードルが高いのですが、想像を超える組合せのスイーツや珍しいお茶のために行きたくなるわけです。

Ponchiceさんの特徴を言わせてみると、主に下記の3つだと思います。

・季節感
・ヴィーガン
・和×中×洋の融合

空間にも、スイーツやドリンクにも、季節感と和×中×洋の要素を取り入れたヴィーガンなティータイムが楽しめます。

イートインのシステムは、一人につき、季節の菓食(スイーツ2皿、小カップのペアリングティ1杯)+別途料金のドリンクが最低限の注文だそうです。

ボリュームはそれなりにありますので、ある程度お腹を空かせてからが吉でしょう。

テイクアウトのマフィンも珍しいフレーバーが勢揃いで、毎回複数個買っちゃいますが、以下は主にイートインの林檎と栗のスイーツについて書き留めます。


季節の菓

ペアリングティ

ウーロン茶と金木犀の水出し茶。
飲むのがもったいないほど金木犀の香りがたまらなくて、少しずついただきました。

焼き林檎とさつま芋ポタージュ

林檎のソテーは特に印象的です。
ルビーのような美しい赤色にまず目を奪われます。

キャラメルのような食感に仕上げられた皮と、とろっとジューシーな果肉がベストマッチしていて、全体を纏っているまろやかな甘さの中に現れるほろ苦さと酸味も絶妙です。

林檎を単独で食べても、さつまいものポタージュと合わせ食べてもおいしいです。

青ゆずとジンジャーのジェラートも、個人的に嬉しいフレーバーです。

栗の菓

主役のモンブランのマロンクリームはとにかく美味しくて、今まで食べた栗スイーツの中で1、2位を争うほどの濃厚さです。

栗本来の風味を最大限に引き出されたような感じで、旨みがギュッと凝縮しています。

モンブランのボトムはサクサクのメレンゲ、間にはヨーグルトのような甘酸っぱい豆乳クリームが挟まれています。

上にかかったチーズのような、淡雪のようなフレークも栗です。

付け合わせの生醤油のジェラートや緑豆もまた意外性があって面白いです。

ドリンク

林檎シロップのソーダ割り

秋の食材づくしにしたいので、こちらのドリンクをチョイスしました。じっくり焼いたスイーツの林檎より、ドリンクの方はフレッシュ感を多めに残らせた感じです。

エピソード

滞在中、通りすがりのねこちゃんがいました。
開けた窓から店内をしばらく覗いてから、他のところに行きました。

また、駅から来る途中の景色も好きです。

多分、Ponchiceというきっかけがなければ、内海に訪れることもないし、この景色を知ることもないでしょう。

Ponchiceの滞在も、行く途中もワクワクがいっぱい詰まるお出かけでした。


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