脱炭素教信者の行政官たち
脱炭素教信者となった役人たちのコメント。目眩がします。
米大統領選挙
トランプ氏返り咲きも、脱炭素の潮流変わらず
いや注視するまでもなく脱・脱炭素に向けてすぐに動き出さないと。
カリフォルニアはずっと脱炭素をやり続ける州です。今回の大統領選で反ESGを掲げる共和党の州が大勝したことをどうお考えなのでしょうか。
そして企業の脱炭素宣言はどんどん撤回されます。
大統領選でトランプさんが勝ってたったの一週間でこれだけ世界が劇的に変わろうとしているのに、全く現実を見ようとしない行政官たち。頭が良い人たちなのに、ここまで脱炭素教に侵されてしまっているのかと絶句します。
そもそもESG投資なんて2021年がピークで現在は終焉にむかっています。役人なら当然データを持っているはずなのに。
なんだか米国が4年後パリ協定に復帰することを望んでいるかのようなコメント。そんな確率1/2の未来に期待してどうするのか。国益を考え京都議定書第二約束期間を骨抜きにした当時の気骨ある行政官はいなくなったのでしょうか。
水素なんかより、どんどんシェールガス、シェールオイルを買えと言われますよ。よっぽどお互いの国益にかなう取り組みです。
役所の皆さん4年前まではマトモな人の方が多数派でしたよ。現実的な低炭素社会こそ日本が世界に貢献できる道筋であって、一部の狂人が騒いでいる脱炭素なんて産業も国民生活も破壊してしまうと話す役人はたくさんいました。人事を握られるとここまで変わってしまうのが役所なのだなと、改めて感じます。
でもそうであれば、この4年でまた軌道修正できる可能性もあるはずだと信じたい。
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今年の3月、複数の政府関係者や省庁の行政官たちと丸一日じっくりと話す機会がありました。本音では筋悪だと分かっていても、表向き脱炭素に取りまなければならないんだという雰囲気を滲ませる方もたくさんおられました。
そんな中、この日初めてお会いした環境省のある課長さんと私の会話。
私「2020年のカーボンニュートラル宣言以降、産業界はおかしなこと、グリーンウォッシュだらけになりました。早く現実的で国益にかなう低炭素政策に戻すべきです。」
課長「何言ってるんですか。我々がこの30年脱炭素脱炭素と言ってきたのに、産業界が乗ってこなくて日本は完全に欧米から取り残されてしまった。日本の失われた30年は脱炭素の遅れが原因です。早くこの遅れを取り戻すために脱炭素を進めてくれないと。」
カッチーン!と頭にきて
「はぁ!?そんなわけないでしょ。30年間増税ばかりで国内景気を冷やし続けて、ようやくデフレから抜けようとしたところで今度は脱炭素なんてやるからますます産業界は競争力を失って国民生活も〜〜〜」
と言ったところで周囲に止められました。
本当に、目眩がします。でもこれが今の日本政府の現状なのです。
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