ESGもSDGsも2021年がピークで今は終焉に向かっていますが、今後「グリーンハッシング」という言葉を使ってなんとか企業を脱炭素界隈にとどめようとする限界ESGの方々が増えそうです。
誠実で正直な情報開示や企業姿勢をグリーンハッシングとレッテル貼りする記事。
グリーンウォッシングとグリーンハッシングは二律背反です。第三の道なんてありません。
気候危機だ地球沸騰だと大袈裟に企業を煽り立てて世の中をグリーンウォッシュだらけにしておきながら、今度は黙るな、正確な情報を公表しろ、と。
典型的なマッチポンプです。
環境活動家らが企業を煽り始めた頃、最初に言っていた理由がこれでした。いわく、ESG投資は世界の潮流だ、機関投資家に対して情報開示しろ、投資判断の材料として必要だ、と。
しかし、この15年ほど私からどのESG評価者や専門家に質問をしても、誰も答えてくれなかった質問がこちらです。
https://cigs.canon/uploads/2024/08/20240711_fujieda.pdf
動画もぜひご覧ください。
4年前から指摘してきました。
そもそも金融の専門家である投資家に企業の環境活動やESG対応の評価などできるわけがないのです。
数多ESG投資家の方々と議論してきましたが、こちらの指摘も我が意を得たり、です。
だいたい、ESG投資家自身がグリーンウォッシングをやりまくっていたために、世界中で監督官庁から怒られたことにも記事で触れるべきでは。
これ(↓)なんて、企業よりも先にESG投資家の方がグリーンハッシングをしていた何よりの証拠です。
冒頭の記事のように、限界ESGの方々が今後グリーンハッシングという言葉を使う場合は企業向けだけであって、投資家側のグリーンハッシングには言及しないはずです。断言します。
この3年ほどで、ESG投資もESG評価も中身は空っぽだったことがすでにバレました。その結果、ESGブームは終焉しました。
https://cigs.canon/uploads/2024/08/20240711_fujieda.pdf
ESG投資は2021年がピークであり2022年以降は衰退の一途。もう2021年以前のブームが再燃することはありません。つまり、グリーンハッシングによる財務上のリスクなんて存在しないのです。
売上高10億円の企業に対して、2030年に100億円をめざせと要求しているのが限界ESGの方々です。そんな非現実的な目標はやめます、現実的な15億円という経営計画を出します、と言う企業を非難し、100億円の経営計画を出せ出せと煽っているのが限界ESGの方々です。
【グリーンハッシング=誠実な企業】です。