【まだまだ】ESG投資詐欺【続く】
またESG投資の詐欺が発覚しました。
インベスコは、SECへ1,750万ドルの民事制裁金を支払うことに同意した。SECの規制当局が、この米国の投資家が顧客に対し、資産の70％から94％がESG統合されていると伝えていたと発表したが、この数字には非ESG ETFに保有されているかなりの資産が含まれており、ESG統合を定義する書面による方針はなかった。
（中略）
SEC執行部門のサンジェイ・ワドワ代理部長は、「命令書に記されているように、インベスコは全社資産のかなりの割合がESG統合されていると主張することに商業的価値を見出していた。しかし、そう言ったからといってそれが事実になるわけではない。企業は投資トレンドや流行語に乗じようとするのではなく、顧客や投資家に対して率直であるべきだ」と述べた。
インベスコは、米国アトランタにグループ本社を構え、世界20ヶ国以上に拠点を置き、ニューヨーク証券取引所に上場しています。世界20ヶ国以上に8,000人以上の従業員を抱え、1.5兆ドル（200兆円強※1）の資産運用残高を持つ全米屈指の資産運用会社です。インベスコは、運用資産ベースで世界第4位のETFプロバイダーです。
インベスコさん、とても大きな資産運用会社だそうです。制裁金1,750万ドルなので、日本円で30億円ほどでしょうか。仮に企業や事業会社が法令違反や不祥事で当局から30億円も罰金を科されたら一大事です。
米SECが11/8にプレスリリースを出しているのに、日本語メディアでは全く報道されていません。
こんな詐欺師みたいな連中が企業に対して経営の透明性だガバナンスの向上だCO2削減だ再エネ拡大だと言って膨大な要求を行っているのです。真面目に事業を行っている企業がESG要求に従う必要なんてありません。きちんと法律を守って、環境汚染や強制労働を排除して事業を行い安定した収益を上げることこそが企業の責務であり、投資家の本懐のはずです。
ESG投資は終焉に向かっています。
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