CO₂排出量実質ゼロの「カーボンオフセットカセットガス」が誕生
イワタニさん、これは危険な表現ですよ。。
これからは、持続可能な社会を目指す時代。 カセットガスの在り方も変えていきたい。 その想いから、CO₂排出量実質ゼロの「カーボンオフセットカセットガス」が誕生しました。
「カーボンオフセットカセットガス」は、 「イワタニカセットガス(オレンジ)」の原材料の調達から 廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体のCO₂排出量を イワタニと事業様との取り組みにより創出したCO₂削減量(「J-クレジット」)でオフセット(相殺)した、 次の時代を担うカセットガスです。
この「CO₂排出量実質ゼロの「カーボンオフセットカセットガス」」という表示を見て購入したお客さんが、実は大気中のCO2削減に貢献していなかったと知ったらどんな気持ちになるでしょうか。
前回も指摘した通り、「再エネ100%」という(非化石証書などの)表示を見て製品を選んだ購入者が、実際にはCO2を排出していたり強制労働やジェノサイドに加担させられていると知らなかった場合(この表示から知り得るはずがない)、購入時点で誤解を与えていたことになります。
J-クレジットでオフセットしたということなので、本来なら「もっと(実態以上に)CO2削減した"ことにしたい"カセットガス」だと言わないとなりませんね。
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国が認めているから大丈夫、なんて考えるのは思考停止です。炭素クレジット=グリーンウォッシュ。世界ではやめる企業が相次いでいます。早く日本企業もめざめないと。