本当は「勉強ができない子」や「運動が苦手の子」はいない
僕は、本当は誰でも勉強ができて、誰でも運動神経も良いはずだと思っている。それなのになぜ、「勉強ができない」「運動が苦手」という子がいるのかと思うと、それは彼らがそれをやりたくないからだ。
では、なぜやりたくないのか?それは心がそれを拒否しているから。でも、どうして心が拒否してしまうのか?それは、「勉強が嫌いだ」「運動が苦手だ」と自分自身が思い込んでしまっているからだ。
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「嫌いだ」と思い込む理由や「苦手だ」と思い込む理由は何だろう?
勉強については、「つまらない」というイメージが植えつけられてしまうからだ。それが原因で勉強を避けてしまうようになり、結果として苦手意識が生まれ、それが「嫌い」という感情に繋がる。
運動については、特定のスポーツができないということで自己嫌悪を感じてしまうことがある。それが続くと、苦手意識が強まり、「嫌い」という感情になってしまう。
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それでは、「勉強はつまらない」という感覚はどこから来るのか?これは、勉強を教える側がその面白さを伝えていないからだと思う。勉強を好きでないと、その面白さは伝わらない。そのため、教える側がその勉強を好きであることが重要ではないか。僕たちの子どものころ、その教科を好きでない教師が結構いた。教師が好きでないものは、その良さは伝わらない。また、「これをやりなさい、あれをやりなさい」という強制的な勉強も、逆に嫌悪感を生むことがある。
それから、「運動が苦手になる」というのは、どうなのか?僕はコツをしっかり教えずに「やりなさい」とだけ指導するからではないかと思う。僕たちの子どものころは、まさにそうだった。今は少し改善されたのかもしれないが…。今は昔よりも近所に運動教室(サッカー教室やダンス教室)が多く存在するため、余裕がある家庭では、そこでコツを教えてもらうことができる。運動ができないと、友だちとの関係にも影響が出る可能性があるので、運動は本当に大事。
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結論として、本当は「勉強ができない子」や「運動が苦手の子」はいない。みんな勉強はできるし運動神経も良いはず。ただ単に、その子の心がそれを拒否してしまうことで苦手意識が生まれただけのこと。なので、その心の部分を何とかすることで、みんなが良い方向に進んでいくものと思う。
勉強は楽しいものだよ!
運動はちょっとコツを覚えれば、すぐ出来るよ!
子どもたちには、そういう指導が必要!
僕が未来のためにできることは、「みんな勉強はできるし運動神経も良い」。それを子どもたちだけでなく、大人たちにも伝えることだ。そのためにコツコツと発信を続けていく😊