一つの業務と二つの業務指示書
新しい仕事を業として始める際、「どのように行うのか?」というマニュアルを作成します。
会社によって呼び方は様々でしょうが、ここでは「業務指示書」とします。
私の会社は、まだまだ設立間もなく、多くの業務が属人化していたり、個人によって手順が異なったりしています。
それを是正するのが私の仕事でもあるのですが、常に意識していることとして「二つの業務指示書」を作成するということです。
通常は、「どのように行うのか?」という、誰もが同じ手順で業務遂行できる指示書が存在していると思いますが、私は「どのように指示するのか?」という誰もが同じ指導で後進に伝えられる指示書も考えるようにしています。
あなたが業務を覚える際、教える人によって手順が違ったり、優先すべき点が異なっていて混乱した経験はないでしょうか?
どの様に業務を行うのか?
この視点だけでは、主観が入り過ぎてしまうのだと私は考えています。
どのように次の人に伝えるのか?
この視点があって、はじめて業務を客観視できるでしょうし、業務の属人化を防ぐのだと思います。
思いのほか、私の周りに「業務指示書は一つだけ」と捉えている人が多かったので、こんな方法もありますよ…とお伝えして、今回は終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。