タスク増殖の怪。
あなたは、「ふしぎなポケット」という歌をご存知でしょうか?
「ポケットをたたくとビスケットが一つ~♪」という歌なので、多くの人は「ビスケットの歌」と、タイトル間違いしているであろう、あの歌のことです。
私の仕事は「タスクに追われる」といったことはないのですが、仕事以外での様々な活動が増えてきている今日この頃、ようやく「タスク」の恐ろしさが分かってきたのかもしれません( ̄▽ ̄;)。
今回は、その増えてきている「タスク」について思うことを書いていこうと思います。
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タスク、無限増殖。
大きめのタスクは、クリアした瞬間に弾けて、新たに、いくつかの小さなタスクとなるようです。
これは、いわゆる「フィードバック」や「事後処理」という言葉に置き換えられると思うのですが、達成感を感じる間もなく迫ってくるので、「燃え尽き症候群」になる暇がないですね(笑)。
ですが、それは日常の業務ではないから言えることであって、お仕事として、毎日このような状況におられる方は、ホントに心身共に疲弊してしまうのだろうと思いました。
「フィードバック」を行うと、次の課題が見つかるので、もう次のタスクが自動的にスタートしている状態です。
やりたいこと・楽しいことなら、このサイクルで無限に続くので、常に高いモチベーションで臨むことができるかもしれませんね。
「自ら取り組むか」
「やらされる側なのか」
この、たった一つの違いが、あなたのお仕事に対する姿勢を左右するんでしょうね。
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今は、まだまだ無駄なタスクが多いということで、合理化・効率化という言葉が飛び交い、「いかにタスクを減らすか」という課題が、各企業に突き付けられていると思います。
ですが、個人的な考えですが、最終的には、この減らしたタスクを、取り合う日が来るんじゃないのか?と思っています。
作業はヒトからキカイへ
「RPA(Robotic Process Automation=ロボティック・プロセス・オートメーション)」というモノが一般化している現状、効率化の末に残されたタスクは、「AI(artificial intelligence)」に代替されると思います。
そうなると、タスクを持たない人が出てきます。
「タスク=仕事」ですから、職を追われるということになるのですが、その方は、どうやって生計を立てていくのでしょう?
このような状況になっている頃には、お仕事は二極化しているはずです。
つまり、「キカイを管理するヒト」と「キカイに管理されるヒト」です。
極論、「高度な頭脳労働」または「単純な肉体労働」なのですが、あなたはどちらに割り振られると思いますか?
望まない選択をしなければならなくなったとき、「ふしぎなポケット」のように、「たたけば増えるタスクが欲しい」と思っても、手遅れですよね。
ですから、今、タスクを抱えている方は、少し視点を変えて、「手元からタスクがなくならないようにするには?」と考えてみると、自分の将来のキャリアがどうあるべきか、見えてくるのではないでしょうか?
ちなみに、「芸術」の領域はややこしくなるので、省きましたm(__)m。
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ということで、主体的に行動して、やりたいタスクに埋もれる生活に憧れる、ちょっと頭のおかしいオッサンの戯言でした(笑)。
今回の投稿は以上です。
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