矛盾を抱えて、私は生きていきます。
「私の人生、このままでいいのかな…?」
誰もが一度は、このような疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか?
もし現在進行形で、このように思っている友人がいたら、私はきっと、こう告げると思います。
「やったね!おめでとう!!」
「そうだよね。このままでいいワケないよね」
「せっかくだから、今から何か始めてみようよ!!」
…二つ目のセリフまでは、肯定的な印象なので、言われた方も意志力を感じる表情をされるのですが、最後のセリフを聞いた途端、「え…(;´・ω・)?」と顔を曇らせる方もいるでしょう。
ですが、これに関して批判的な意見を述べるつもりはありません。
むしろ、自然なリアクションだと思います。
…というか、私の言い方が異常ですよね( ̄▽ ̄;)。
理性が機能している人であれば、「目標設定」してから「行動」するのが常ではないでしょうか?
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「考え切る」
去年、とある著名な方とのセッションで頂いたアドバイスです。
特にビジネス(起業)においては「考え抜くでは足りない、考え切ることが大事」だと熱い激励とともに示していただいた道を、私は進んでいます。
これも、最初は「目標設定」から始めなさいという教示です。
一方、ビジネスには、「感情=想い」も大切です。
それがあるから続けられると考える方も多いでしょうが、極論、ビジネスモデルやマネタイズを考え切ることが、事業の存続に直接作用するのも事実です。
「マーケット・イン」と「プロダクト・アウト」の話にも繋がりますが、あなたが掲げた想いは、そのままでは「原石」に過ぎず、社会のニーズを捉え、あなたの提供する財やサービスを必要とする利用者に届いて、はじめて成り立ちます。
あれもこれもではなく、不要な部分を削ぎ落とし、磨き抜く過程があって初めて「原石」は「宝石」と成りえるのだと、私は思います。
ここで余談ですが、日本人はサービス・マネタイズが苦手だとよく聞きます。
利用者に「遠慮」してしまい、実際の価値より下げる傾向にあるようです。
本当に社会に必要であるのならば、価値を適正な価格で提供しなければなりません。
それが出来なければ、事業ではなく、慈善活動となってしまうでしょう。
あなたの「想い」の価値はいくらですか?
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…ここまでは一般的な話ですが、ここからは私個人の話を少し。
私は「儲けたい」とは思いませんが「稼ぎたい」とは思っています。
つまりは、適正な価格で商材を提供し、その対価で生計を維持したいということです。
その提供する商材とは「日々の暮らしを豊かにする情報を提供することで、クライアントの心も豊かにする」…分類的には「コンサルタント」です。
ですが、私は正直「コンサルタント」という職種が、あまり好きではありません。
…胡散臭くないですか?(笑)。
もちろん優秀な方も多いのでしょうが、必ずしもクライアント中心のコンサルティングが行われているわけではありませんし、結果が出なくてもコンサル料はしっかり取るという方も実際にいます。
そんな業界に、実績のない私が参入したら、どうなると思いますか?
…もっと胡散臭いですよね(笑)。
ということで、職種名から考えようということで、何もかもゼロからのスタートが、あと数か月後には始まります。
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私の抱える矛盾。
「ビジネスモデルを考え切る」という行為は、始めてみて分かったのですが、1キロ先の針の穴に糸を通すようなものです。
知識・技術・想い
どれが欠けても、あるいは不足していても、辿り着くことのできない高みです。
つくづく、事業家の方々の偉大さを痛感しているワケですが、私も簡単に諦めるわけにはいきません。
私にだって、守りたいものはあるのです。
抱えている矛盾があるから、私たちは成長できる…。
私は人並みに挫折もしていますし、何かを諦めたこともあります。
結果として、それらは痛みから昇華し、利他主義へと変容しつつあります。
今では、多くの方が私の応援者として背中を押してくれます。
…私より私を信じてくれる人がいてくれる限り、その想いに応える人でありたい。そう思っています。
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理性と感情は、心と魂の天秤であり、真に一致することのない両翼であると私は考えています。
常に均衡を保とうとすれども、いつだって不安定で、私たちは自分の事であるけれども、日々悩みは尽きなかったりします。
この自分の中で渦巻く矛盾や葛藤は、無くしたいけれど、無くしてはいけないモノだと感じています。
これがあるから成長の歩みが続くのであれば、この混沌とした歪みこそが私の本質なのでしょう。
ですから、私はこれからも矛盾を抱えて、生きていこうと思います。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。