#統計データ No.12
上記のリンクは「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」というもので、出典は「一般社団法人 日本経済団体連合会」です。
最近になって、こういったデータや情報を目にするたびに、自分が新卒だった時代に、どれだけ甘い考えであったかを痛感します。
昨日の投稿にも少し似たようなことを書きましたが、自分の将来を見据えている人は、自己理解と情報収集を欠かしません。そして、基本的にこのような行動は友人間で話題に出ることなく、内定時期になって初めて顕在化します。
堅実に自分の職業生活設計に取り組んだ友人に「お前ズルいぞ!」なんて軽口を叩きながら、内心焦り、「なんか、もういいや」と諦めてしまう。
ちなみに、これは挫折に入らないと個人的には思っています。「何もしていなかった」だけです。
(ちなみに下記は昨日の投稿)
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ちょっと厳しいことを書いているかもしれませんが、これは誰かに対してではなく、過去の自分に戒めとして書いています。
今さら、後悔の念とかないですけど、再び甘えた考えに陥らないように、日々気をつけています。
さて、アンケート調査結果を、くまなく説明することはしませんが、「企業側が新卒者のどこを評価しているのか?」が載っています。しかも長い間、評価するポイントは変わっていません。
不動の第一位は「コミュニケーション能力」です。これは、誰にでもあるものですが、いかに採用時に他者との差別化ができるか?という部分が見られているかもしれませんね。
そして、第二位は「主体性」です。
いきなりですが、皆さんは「主体性」と「自主性」の違いを説明できますか?
シンキングタイム、スタート!
はい、終了~。
どうでしたか?すぐに検索しちゃった方もいるかもしれませんね。
何かの本に書いてあったと思うのですが、すぐ検索しちゃう人は、少しでいいので「自分で考える時間」を習慣づけるといいそうです。
時間に追われている時に、いちいち「自分で考える時間」が必要とは言いません。そんな時はチャチャっと片付けてしまいましょう。
「カンニング能力」も立派な社会人のスキルだと、個人的には思っています。(下記参照。)
と、話が逸れましたが(笑)、「主体性」と「自主性」の違いは、
「主体性=自分の意志や判断に基づき、責任を持って行動すること」と、
「自主性=ある事柄に対して誰かに指示される前に行動できること」です。
率先して行動しても、間違った方向に進んでは、評価は上がるどころか下がってしまいます。
職務遂行における情報収集は、常にしていなければなりませんし、「報・連・相」なんて言葉があるように、まずは上司や先輩から承認を得ることが大事です。
なぜなら、最初は何一つ裁量権はないのですから、承認されて責任を持って行動し、完遂させて、はじめて評価がされます。
たまに、「頑張っているのに評価されない」という方がいますが、「自主的」に行動されても、企業の利益にならない行動は評価されません。
ここが、学生時代と大きく違う点であり、自分が社会不適合ではないか?と自信喪失になってしまう最初の問題かもしれませんね。
大丈夫です。みんな通ってきた道です。
これから社会に出る方も、すでに社会人として活躍されている方も、一度目を通してみてはいかがでしょうか?
ということで、今回の投稿は以上です。
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