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「エモい」は感情論ではなく、その人の大切な主張。

最初に「エモい」を辞書で引いてみましょう。

エモい
「エモい」とは「エモーショナルな感じがする」ということであり、「感情に訴えかけて来るものがある」「心が動かされるようだ」「情緒を感じる」「趣がある」「グッとくる」というような説明しがたい感慨を述べる表現。
(中略)
…「エモい」の語に込められたニュアンスも超幅広く、ほとんど千差万別であるが、おおむね「言葉にできない種類の感慨」であり「グッとくる感じ」である、その意味で「エモい」という表現は「もののあはれ」の現代版である見ることもできる。
(実用日本語表現辞典より抜粋)

個人的には「表現方法が見つからない感情を伝える言葉」という解釈で、書き進めていこうと思います。

ちょうど昨日、「うまく伝えられない…」といったテーマについて投稿したので、その続き…と言うか、違った視点で「感情や主張など伝える」ことについての記事となります。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

ディスク・カラフル・DVD・鏡面・雫・記憶・媒体

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実は、この記事を書くにあたって、私自身の「最近エモいと感じたこと」を思い返してみたのですが…。

(;゚Д゚)…なーんもなかった‼(汗)

歳を重ねることは、さまざまなことを経験することだと思うのですが、それに合わせて「心が動く」ことが減ってきているのだと感じます。

また、私自身の意見ですが、心を動かすことを「疲れること」と考えているかもしれないと思いました。

そもそも「エモい」は音楽シーンで用いられていた言葉のようですが、私は普段から音楽を聴く生活をしていないので、爽快感や清涼感といった音楽を聴くことで得られる感情とは無縁なのかもしれません。

「エモい」という言葉を使われる方は、きっと音楽や映像作品などに自分を投影し、感情をリンクさせ、涙することができる感受性豊かな方なのだと思います。

私は、自分でも残念だなー(´-ω-`) と思っているのですが、音楽で「エモい」という感情を抱いたことがない人間なのです。

女性・音楽・ヘッドホン・窓・雨・屋内・ヘッドフォンに手を添える・エモい

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「エモい」を抽象的な表現だと考える方もいるかも知れません。

しかし、その言葉に表せない自分の心の動きを、どうにか伝えたい‼

…そんな気持ちから「エモい」という言葉が誕生したのであるなら、「エモい」という感覚を持っている方は、おそらく自分の軸をしっかり持っている方なのではないかと私は考えています。

何か音や映像といった外部からの刺激を受け、それに心が反応するということは、柔軟で、まだ成長する余地のある心を持っているのだと思います。

私自身の例からも分かるように、人は次第に心が動かなくなっていくのでしょうし、それが「老い」なのかもしれません。

「エモい=確かに私の心には届いたんだ‼」という意思表示は、その方の心の在り様を示す大切な言葉なのではないでしょうか?

…そう考えれば、「エモい」とは「感情的で主観に偏った意見」といった感情論なのではなく、「私の心の動きを伝えたい‼」というその人の存在をカタチ作る価値観を主張する、大切なメッセージなのだと思います。

「エモい」…まだ私にも感じられる感情なのでしたら、感じてみたいものです(*´ω`*)。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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