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作業中に起きたプチ爆発事故の説明というかなりニッチな内容なので、興味がなかったらゴメンナサイm(__)m
もうタイトルそのままなので、普段から足繫く投稿を読んで下さる律儀でマメなフォロワーさん達も、さすがに「スキ」を押しづらい内容となっております(笑)。
逆に「爆発」だとか「事故」というワードに反応される方には、ちょっと興味がある内容かもしれませんね( ̄▽ ̄;)。
どんな反応が返ってくるのか全く読めませんが、記事にしていこうと思います。
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ところで、あなたは「目に映る世界がスローモーションになる」という経験をされたことがありますか?
これは、諸説あるらしいのですが、危機的状況に陥った場合、普段は眠っている脳の機能が一時的に覚醒することで、視界に映る世界に対する処理能力も高まり、体感的にスローモーションに感じる、ということがあるそうです。
今回の「プチ爆発事故」でも、この「スローモーション現象」を体験しているのですが、この現象のメリットは、高まった処理能力のおかげで、発生原因を特定しやすくなる、ということです。
「何がどうなって、どんな事になったのか?」
原因が分かれば、対処法も講ずることができます。
…ですが、対処法まで書くには、文字数も増える上に、さらに専門的な話になるので、今回は「鋳造(ちゅうぞう)って何?」という基本的な部分も含めて、かいつまんで説明します。
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「鋳造(ちゅうぞう)」とは?
…あれ?もしかして、以前も書いたかしら?( ゚Д゚)
まあ、復習の意味も込めて(笑)、ざっくり説明すると、「溶けた金属を型に流し込んで成型する手法」です。
この「鋳造(ちゅうぞう)」で出来た製品を「鋳物(いもの)」と呼びます。以下、ルビを外すので、この機会に漢字と読み方を覚えていただけると幸いです。
例えば、あなたが使っている包丁。量産品の場合は「鍛造(たんぞう)」ではなく、「鋳造製品」だと思われます。
ご近所に買い物の際、調理器具コーナーがあったら、包丁の箱を調べてみてください。安価な製品は「鋳造」となっていると思います。
また、自動車などの部品の多くは「鋳造製品」です。
このように、普段の生活の中で、知らずとも使っている「鋳造製品」ですが、一般的に市場に出回っているモノは、「金型鋳造」製品です。
「金型」とは、解けた金属を流し込む元型が金属なので「金型」と呼び、他には「砂型」成型というものもあります。
今回の「プチ爆発事故」は、この「砂型」の成型過程で、策を講じていれば防げた事故でありました。しばらく起こらなかったので、徹底できていませんでした(´-ω-`)。
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上記は、超絶簡単に作成した事故の概要資料です。
私個人が単なる趣味で作成したモノなのですが、分かりにくかったら申し訳ありません( ̄▽ ̄;)。
要するに「溶融金属により逃げ場を失った空気が、瞬間的に高温になり、膨張し、フタとなっていた溶融金属もろとも爆発した」ということです。
タチの悪い「メントス・コーラ」だと思ってくれて差し支えないでしょう(笑)。
…ここまで書いてきて何ですが、あまり深刻に捉えないようにお願いします(;'∀')w。
幸いにして、軽症者3名(ヤケド)で済みましたし、大きな声では言えませんが、18年も作業していたら、あるあるに近い感覚です。
冷暖房が感じされた快適なオフィス、在宅勤務が許されたリモートワーカーといった方々には無縁の世界ですが、それでも製造業が人々の暮らしを支えているんだという誇りを胸に、作業しているつもりです。
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話が脇道に逸れますが、私はこの職業になりたくてなったわけではありません。
ですが、働く中で自分なりの働く意義を見出し、プライドを持つに至りました。このような思考の変遷というのは、ある程度の期間、その仕事に従事してこそ生まれる感覚だと思います。
「好きを仕事に」ということが言われていますが、「仕事を好きに」という考え方もあるということを頭の片隅でいいので、持っていてもらいたいと思います。
今後、過去にもそうであったように、今ある職業の一部は廃れ、新たな職業が生まれていきます。
あなたの思い描く、自分にとっての「天職」と考える職業以外の職業というのが、現段階でも17,000以上あるのです。(厚生労働省編職業分類参照)
「職業マッチング」というと、「一人につき、一つの天職」と思いがちですが、そんなことはありません。
人は成長していきます。その中で芽生えた想いが、新たな職業適性となり得ることもあるということを、覚えておいてほしいと思います。
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…最後、本編と全く関係のない話になってしまいましたが(笑)、今回の投稿は以上です。