過去記事の後日談④
今回はこちらの記事の後日談(?)を書いていこうと思います。
一年以上も投稿活動を続けていると、一度や二度くらい、PV数が桁違いな記事があってもいいと思うのですが…相変わらず、ひっそりと投稿しています( ̄▽ ̄;)(笑)。
まあ、基本的に「バズワード」を使うことを避けていますし、集客マーケティング的な事もしていないので、ある意味「狙い通り」なのですが、ハッキリ言って「バズらない記事の書き方」なんて、誰も興味ないですよね(笑)。
ですが、そんな箸にも棒にも掛からぬ記事(笑)を書き続けるモチベーションって、実は誰もが持っているものではないのかな?と思ったので、そのあたりを自分でも振り返りながら綴ってみます。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
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モチベーションとインセンティブ
個人的な意見ですが、何かを継続する時に必要なのは、思考やライフサイクルを起伏のないものにすることだと思います。
以下の例を想像してみてください。
あなたは、距離にして1キロのウォーキングを始めようとしています。
ずっと平坦な道を進むのと、ずっとアップダウンが続く道、どちらが楽だと思いますか?
…平坦な道じゃないですか?
ですが、人によってはアップダウンが続く道を選ぶこともあるでしょう。
それは、平坦な道に比べて達成感があるからです。
「自分はこれだけやったんだ‼」という達成感は、自己肯定感に繋がり、これを「小さな成功体験の積み重ね」として、継続の糧とするでしょう。
この「達成感を求めてアップダウンが続く道を選ぶ」ことが「モチベーション」で、「小さな成功体験の積み重ねによる満足感」が「インセンティブ(動機づけ)」です。
多くの人にとって、これらは前向きな言葉であって、自身を成長させる養分に感じることでしょう。
しかし、それが継続していく過程で枷となるのではないでしょうか?
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過度の養分は危険
先ほど「モチベーション」と「インセンティブ」を「自身を成長させる養分」と比喩しました。
今度は野菜などの植物を例に考えてみましょう。
あなたは、来るべき収穫の日に向けて、土壌を耕し、種をまき、日々の管理を怠らずに育てています。
土のpH値を計り、雑草を駆除し、肥料をまき、間引きをし、温度管理も完璧です。
一方、隣の畑では、あなたから見れば、信じられないくらい雑な育て方をしている人がいるのですが、驚くことに、あなたの手塩にかけた野菜よりも甘みがあり、実もしっかりしています。
…特にトマトなどは、水分量をギリギリまで抑えた方が甘さが増し、実が割れないことが有名です。
キャベツは寒さに強く、雪の下で貯蔵する「越冬キャベツ」も、だいぶ一般的な知識となってきています。
このように、「自身を成長させる養分」を考える際、それが過度になり過ぎていないか、自分で確認することも大切なんだと思います。
他人から見て、雑だったり細々とやっているように感じても、それが適度な状態ということもあるのです。
それでは、以上を踏まえて、継続に必要だと思われることをまとめてみましょう。
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「出来ない」を享受すること
世界規模で考えてみて、成功者と落伍者のどちらが多いと思いますか?
…落伍者ですよね?
では、落伍者は努力をしなかったから落伍者なのでしょうか?
…そういった方もいるかもしれませんが、多くの方は、成功を目指して、届かなかった方なんだと思います。
自己啓発書などは、成功者目線で書かれていることがほとんどです。
なぜならば、出版社とコネクションがあるのは、圧倒的に成功者だからです。
多くの人が、成功者を目指します。
ですが、成功者は一握りです。
わずか数%に入れると、誰もが思っているからこそ起きているこの競争を、俯瞰で見てみてください。
おかしな点に気づくはずです。
背伸びをしていたり、自分の意志とかけ離れてみたり、得意じゃないことに時間を費やしてみたり、出来ない自分を責めてみたり…。
頑張るって素敵なことですが、自分で頑張ってると感じることは、実は「モチベーション」と「インセンティブ」によって、無理に取り繕っている可能性もあるのです。
それを続けていたら、つらくて継続できないのも仕方がないと思います。
先々を見据えることに疲れたら、「今の自分」に立ち返ってみましょう。
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結局「note」で継続するコツは?
時勢に流されないこと、自分で頑張っていると思う状況に陥らないこと、投稿時間確保のために、別の習慣をやめること、などなど…。
…あ、そして、「バズらないこと」ですね(笑)。
あなたが成功者なら、この記事は何の参考にもなりませんが、頑張りすぎて疲れてしまう恐れがあるのなら、成功している人と違うことをしてみてはいかがでしょうか?
それが、適度な状態となって、継続の苦痛を緩和させてくれると思います。
誰かに届く記事は、自分の心に届く記事に慣れたら、ちょっとずつ試してみればいいと思いますよ。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
余談ですが、文中に出てきた「pH値」とは、「potential of hydrogen=水素の潜在的エネルギー」のことであり、詳しくはご自身で調べてみてください。
「土のpH値」とは、その土壌が「酸性orアルカリ性(もしくは中性)」のいずれであるのかを測定することです。
この値で、育ちやすい植物が分かることもあります。
なお、「pH値」は、理科の実験で「リトマス試験紙」を用いて検査した記憶がある方も多いと思ったので、文中に使用させていただきました。
今回の投稿は以上です。