ビューティフルマインド|おすすめの映画
今日は、私のおすすめ映画ということで、「ビューティフルマインド」のあらすじと気づきを紹介します。
作品について
本作は1994年ノーベル経済学賞を受賞した実在の
天才数学者ジョン・ナッシュの統合失調症に
苦しみながらも偉業を達成した半生を描いた感動の物語です。
「それは真実をみつめる勇気。信じ続けるひたむきな心。」というキャッチフレーズで、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞で作品賞ほか数々の賞を受賞した名作です。
あらすじ
時は1947年、冷戦時代に数学・物理科学の分野で
世界トップレベルの研究を誇るプリンストン大学にいた風変わりな若者ジョン・ナッシュ。
ナッシュの夢は、「独創的な理論で、この世の全てを支配できる理論を見つけ出す」こと。
学生時代の教授や友人に非難されるも、ナッシュは
「全てを支配する理論」で、当初優秀な成績で
第1候補だったハンセンに勝利。
その後、ウィーラー研究所でソ連の暗号解読という極秘任務を任せられる。
任務の中、ナッシュはソ連のスパイに追いかけるなど危険な目に遭遇するものの、アリシアという恋人ができて、結婚します。
しかし、ナッシュの精神状態はおかしくなり、総合失調症となり、
ソ連のスパイらしい人の幻覚に悩まされます。
一時は精神病院に搬送され、薬物を併用するほどでした。
そんな中、研究を続けるナッシュは、「誰にも過去は消せない」と割り切り、教鞭に立つようになります。
そして、研究が認めれて、ノーベル賞を受賞する
というストーリーでした。
映画からの気付き
1つ目は、過去の亡霊は、誰にでもあること。
過去のことが、今でも存在して、囚われて生きていることて、身近にある気がします。
人は、妄想だけでマスターベーションもできるぐらいですので、物質世界でないものを、目の前にあるように思うこともできます。
これは、人の創造力の素晴らしさでもあり、使い方によって、未来記憶といって、なりたい自分にもなれる力を持っています。
主人公ナッシュの場合、自分でもコントロールできないところで闘っていましたが、最終的に過去の亡霊と共存して、自分の歩むべき道を歩き切ったことに、私も力をいただきました。
2つ目は、日々の格闘の末に愛があること。
日々、自分が闘う道で、謎解きしながら、歩んできた結果、周りの人に支えや力があったことに気付かされます。
好きなことをやり続けるのも、初め、自分ごとだけど、愛に気づくトリガーでもあることに気付かされる映画でした。
興味がある方はご覧いただけると嬉しいです。
今日のイラストは、悩める学者のコジカです。