スーパーカラフル
今回もまたオフコース♪
だけど変化球⚾️ヒデキのやつで。
秋っぽいでしょ?
西城秀樹 × オフコース(小田さん)
っていう意外性が良かったよね♪
9月になりました。
糖尿病と診断されて半年が過ぎ、HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)は「5.6%」で下げ止まってしまったものの、お薬(ジャヌビア)も止めて2ヶ月経ってこの数値なので、お陰さまで範囲内に落ち着いています。
医師の先生も「ここまで高かった人が急激に下がるのは非常に珍しいケース」とおっしゃってくれたけども…
自分の血液が糖にまみれてドロドロになっているのなら、一切の砂糖をシャットアウトし、炭水化物は最小限にして、そんで運動するしかないだろう…と診断の直後から歩き出した瞬間には、数値がこんなふうに下がっていくイメージができていた。
そんなわたしからすれば、糖尿病だというのに、食事療法と称して、糖質は脳や体のエネルギー源だから一定量は必要として『食品交換表』によるカロリー換算、つまり1日20単位(1600キロカロリー)の場合で炭水化物240g タンパク質70g 脂質40g の指示を出し、特に根拠と説得力のある説明もせず、やる方もなかなか続かない。それじゃ数値も下がらないよね?(ってだけのことだと思うんだけどなぁ…)
この半年間を振り返ってみて印象的だったのは、人体って複雑で、神秘的ではあるけれど、その代謝(体内で起こる化学反応)については思っていたよりずっとシンプルだった!と気づけたり、体感できたことかも(つまり間違った思い込みをしてた)それまでは人間のからだを複雑なものなんだと思いすぎてたっていうか。こうすればこうなるというような、そんな単純なものであるわけがないという人体への、ある種の過大評価みたいな。
とか何とか言うけれど、
ひと言でいえば「過信」してたんだな。
でも、だからこそ?府に落ちるための説明としては、ちょっと複雑な方がいいわけ(ここがややこしくてメンドクサイやつ😂)たとえば運動不足、階段の上り下りとか、運動が大事っていう紋切り型。ウォーキング ウォーキング、ウォーキングのひとつ覚え(の入ってこなさ!)
それを例えば「GLUT4」(グルットフォー)の説明を(ウォーキングの効能として)
「骨格筋の運動は重要です。筋肉の収縮運動の刺激は核内の遺伝子に伝わり、GLUT4の遺伝子の発現が高まり、GLUT4の産生が増え、細胞内に蓄えが増加します。これは京都大大学院の林達也教授による重要な発見です。もっと評価されるべきでしょう」(米井嘉一『インスリン守り 脱・糖尿病』毎日新聞 2023年8月28日 朝刊より
このように言って欲しいんだけれど(つまり運動することでスイッチが入るイメージ?)食後すぐにスクワットするってのも「ポンプで糖を筋肉に流し込むイメージ」かな?って思ったり。とはいえやっぱり、当事者にならないと入ってこないよね😂
そして一方で、今でも「俺のエビデンス」(©️岩田健太郎さん)グセは相変わらず残っていて。コロナ以来ことあるごとに、喉の粘膜をコソギ落とすイメージで狂ったようにウガイをしてるんだけど、風邪をひかなくなったのはこの儀式のおかげ!と思い込んでいるのと、それプラスこれは喉を鍛えることにもなっていて、今後の、もひとつ大きなリスクである「誤嚥性肺炎」の予防にもなる(と、かたくなに信じて実行しているのです)
なのに昨日、久々に軽くノド痛になり、ヤバ!ってなった(しかし今朝は取れてたんで俺エビデンス継続中!)
そういえば先日、NHKスペシャルでやっていた関東大震災のカラー映像に、大きな衝撃を受けてしまった。100年前のそこに確実に人がいて(ワンコもいて)その直後、死んでいった事実が写り込んでいるのが初めてリアルに実感できた。
絵にできないものは認識できないんだ。
認識できないものは存在しないんだ。
白黒フィルム(しかも解像度の低い)では現実が見えなかった。
昨今のAIによるカラー化で、それが初めて分かった。
(いわゆる歴史って、だから嫌いだったんだ)
https://youtu.be/YgbhRnHm2Y4?si=_yggl26VVFxsw01-
狭山事件の映画『造花の判決』を観てきた。
観る前に、古ぼけたニュース映画みたいなもの?とか勝手に想像してたより、全然よかった。考えてみれば当たり前だけど、すでにとっくにカラー映画だし、わたしにとってもっとも重要な、リアリティを感じまくりで。劇映画の体裁を取りつつも、完全に事件の(作られた供述調書の)検証映画だった。こちらも実際の現場におけるカラー映像で「とても一人でできる所業ではない」ことが初めて理解できました。石川一雄さんは間違いなくやってない。今さらだけれども)もう最初から最後まで、あらゆることに、眩暈がした。
もう50年前の映画の中のことが(事件自体は60年前!)今もって生きていて(解決してない)映画が終わって解放同盟の方が現状を説明してくださったんだけど、📱も💻️も勿論なく、話があればとりあえず会いに行くもはやいにしえの昭和51年の映像の世界から「筆跡鑑定」が今回はどうでとか、まったく同じ課題がワープしてくるわけ。
事件があったのが60年前、この映画の封切が50年前、狭山事件の本を手に取って「え、ここ現地じゃん!」と戦慄して興味を持ったのが石川さんが仮出獄された後の、もう30年近く前で…ただやはり、関東大震災のカラー化もそうだけど、この狭山事件も唯一の物証である「脅迫状」のコンピューターによる識別鑑定や、それが書かれた万年筆のインクの「蛍光X線分析装置」による鑑定(被害者のものではない)など科学が進歩したことによって明らかになってくることが(今だからこそ)あるのだ。
映画の冒頭、永六輔さんが西武新宿駅前の横断歩道で「狭山事件って知ってますか?」と誰かれ構わずインタビューするシーンから始まるんだけど、石川一雄さんがさらに年老いていく今、改めてまた、そのように問いかけていかなければと思ったですよ!
それと事前に調べてて出くわした「久保正明」役で主演?されている入川保則さんのことも気になり、ネットでちょっと調べてみたりして、今日は入川さんを軸に見てみようか…などと考えて鑑賞したのもありました。
(12年くらい前に、亡くなられていたんですね😢)
小っさい子猫を手に取って思わず口に入れてしまい、あヤベェ猫ちゃんだ!と吐き出し放り出したところへクルマが来てぶつかってしまい、瀕死になってるの抱きしめて「死なないでくれ~」ってなって、何匹も蘇生させてきた妻が今回も頑張ってくれて、でも今回は厳しいかなぁ?しかしお前のおかげで楽しい人生だな~ あっまたヤバ!これ『関白宣言』の歌詞じゃん!(っていうグロテスクな夢を見た)
科学が苦手(つまりSFも苦手)
現実の事件が好き、大惨事大好き(不謹慎な子どもだった)
そんな想像力なき劣等生だった私は、
筒井康隆さんを理解できる知性を持ち合わせてなかった。
(『文学部 唯野教授』だけは例外的に読めた)
それで、先々月から担当してる業務で新たな出会いがあり、
その方が筒井康隆マニア(文学部の卒論が筒井!)だということで、
『残像に口紅を』という、言葉が消えていくやつを読んでいる。
そういやツイッターの、音楽好きな名前の無い友人も、
筒井康隆さんだけは読んでたそう。
https://twitter.com/haryint/status/1698177726983893257?t=JYPc5xpHujbn_4WDQOypBw&s=19
汚染水がコトバと共に消えて(消されて)いってしまう。
コトバと現実?そしてその構造…みたいな話をしたり、
SF?スラップスティック?みたいのが現実になってる感もあったり。
今さらだけどSFチックな世の中だ。
(もしかしてだけど)
いま読むべきは筒井康隆さんなんでは?
そういうのも面白い偶然だなって、日々楽しんでいる。
昭和世代は総ザンゲせよ!つったけど、同世代(以上?)や、今回知り合った聡明な下の世代も含めて、なんかそういったシニカルな知性?批評性?市井レベルでもそういったようなものの再評価っつーか復権をくわだてようよ!「脳内エコーチェンバー(©️宮台真司さん)」絶対阻止!
『15歳 いのちの日記』の飯田公靖さん
『二十歳の原点』の高野悦子さん
(という読書体験)
地元のプール事故で亡くなった女の子
去年、猟銃で撃たれた訪問診療の医師
生まれる前の「狭山事件」の被害者の子
(という地元体験)
そして印象すら残さない亡くなった無数の命。
日々歩きながら思うのは、
そういう消えていったイノチのことが、
どうしても多くなる。
檀れいさん、いすずのラジオ、
今週は江戸のエコとか言って、
江戸時代の修理屋さんとか、
金継ぎで欠けたお茶碗を直したりしながら、
今よりずっと短い人生を生きてたんだなぁとか。
朝から切なくなったり。
やっぱ年をとるほど昔を思うようになるのな。
こんなこと考えるようになるとは思わなかった。
それと軽さに目覚めた!
そもそも未だに重いものに価値があると思ってる節があった。
本フェチとしては「本の重量」が問題だ。
糖質(炭水化物)を極力減らし、
ウォーキングの心地好い疲れで、
毎朝の目覚めは確実に軽くなった。
断捨離ムリ~なら「軽さ」!
あと好きなもの(本とレコード、CD)は残す!
その観点からのミニマリズム!
(『超ミニマリズム』ついに買いました)
スムルース『スーパーカラフル』貼って締めます♪
今回も読んでくださり、
心より感謝申し上げます。
夜など涼しくなってきましたので、
お体には十分、気をつけてください。