見出し画像

2024年見てよかった作品【ドラマ/映画/お笑い/普段見ない人向け/間違いない】

2024年に見てよかった作品を振り返らせていただきたい。ただニワカなので、「今さら!?」みたいな過去の作品も多く含まれてる。

※普段忙しくてドラマや映画を見れておらず、年末年始に何か見てみようかと思ってる人向け。


ドラマ

地面師たち 

7月25日にNetflixで配信が開始されたドラマで、今年最も話題になったであろう作品。評判がやたら良かったから久しぶりにNetflixを契約して視聴。全7話だけど、面白すぎてイッキ見してしまった。

2017年に起こった積水ハウスの事件をモデルにした話。土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る不動産をめぐる詐欺を行う地面師の犯罪を描いてる。

あらすじ
かつて、父の経営する不動産会社に勤めていた辻本拓海(綾野剛)は、自身のミスから「地面師」による不動産詐欺に遭い、それにより父が放火による一家心中を図って、父は一命をとりとめたものの、母妻子をすべて亡くした過去があった。

その後、デリヘル嬢の運転手をしていた辻本は、地面師グループのリーダー・ハリソン山中(豊川悦司)に偶然に出会い、仲間に誘われた辻本は「交渉役」として活動することになり、5年の月日が過ぎていた。ハリソン山中の仕組んだ巧妙な作戦と指揮のもと、真面目で誠実な印象を与える交渉役の辻本や、高圧的な言動をする元司法書士の後藤義雄(ピエール瀧)、キャスティングを行う手配師の稲葉麗子(小池栄子)による「地主のなりすまし役」の人選によって、ターゲットとなった不動産会社『マイクホームズ』は細心の注意をして取引を行っていたものの、まんまと騙されて10億円を奪われてしまう。

さらにエキサイティングな狩りを切望するハリソン山中は、次なる獲物として港区高輪にある光庵寺の駐車場に目をつけ、最大手の不動産企業『石洋ハウス』に狙いを定める。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9D%A2%E5%B8%AB%E3%81%9F%E3%81%A1より引用

まずキャラクターが良かった。主人公の綾野剛、ハリソン山中の豊川悦司、小池栄子、ピエール瀧、北村一輝、リリーフランキー、山本耕史など。ピエール瀧の「もうええでしょ」、北村一輝の「ルイヴィトン!」、ハリソンの「最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます」とか印象に残るセリフも多い。

地面師側の視点だからドキドキハラハラする展開が続くし、騙されてしまうんだろうなっていう石洋ハウス側も良かった。石野卓球の音楽もすごい合ってて、これ聞くとまるで地面師になった気分。

「結局まだ見てないんだよな…」という人がいれば、この機会にぜひ。あっちゃんの元ネタ解説動画で、より深く楽しめる。

不適切にもほどがある

今年の1月から3月にかけて放送されたドラマで、略称の「ふてほど」は流行語大賞の年間大賞にも選ばれた。宮藤官九郎の脚本によるオリジナル作品、主演は阿部サダヲ。(U-NEXTで視聴)

あらすじ
1986年(昭和61年)と2024年(令和6年)とのタイムスリップを軸に繰り広げられる物語。昭和の体育教師である小川市郎(阿部サダヲ)は学校からの帰りに乗った路線バスで、38年後の2024年にタイムスリップしてしまう。

コンプライアンス意識の低い“昭和のおじさん”の市郎からは、令和ではギリギリ“不適切”発言が飛び出す。しかし、そんな市郎の極論が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくことに。 昭和から令和へ、時代は変わっても、親が子を想う気持ち、子が親を疎ましく想う気持ち、誰かを愛する気持ちという変わらないものもある。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描くヒューマンコメディでもある。

https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/about/より一部引用

昭和のおやじである小川市郎(阿部サダヲ)と、娘でスケバン女子高生の純子(河合優実)の掛け合いが面白いし、昭和のことも知れて楽しめた。

コンプラの厳しい令和は窮屈で、昭和は自由で最高だったみたいな描かれ方はされてるけど、それだけではなく、昭和には配慮の足らなかった部分があって、令和も行き過ぎた部分があるのでは。時代と共に変化した方が良い部分と、変わらないものもあるという内容が考えさせられた。毎回出てくるミュージカルシーンは要るか?と思ったけど、肝心なメッセージはここに詰まってる笑。

感動的な要素もストーリーに入ってくることで飽きずに見れたし、他のキャラクターも魅力的で良かった。

アンチヒーロー 

今年の4月から6月にかけて放送された日曜劇場で主演は長谷川博己。(U-NEXTで視聴)

話としては、殺人犯をも無罪にする弁護士が主人公。彼はなぜそんなことをするのか、目的や正義はなんなのか、良い奴なのか悪い奴なのかが明らかになっていくオリジナル作品。4人の脚本家チームが1年かけて作ってるとのこと。

日本の刑事裁判での有罪率は99.9%と言われている。長谷川演じる弁護士は、残り0.1%に隠された「無罪の証拠」を探し依頼人を救う救世主のような人間ではない。たとえ、犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士。ヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物だ。しかしこのドラマを見た視聴者は、こう自問自答することになるだろう。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか・・・?」

このドラマは「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、長谷川演じるアンチヒーローを通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかける。本作では、スピーディーな展開で次々に常識が覆されていく。日常のほんの少しのきっかけ、たとえば「電車に一本乗り遅れてしまった」「朝忘れ物をして取りに帰った」・・・たったそれだけのことで、正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメントをお届けする。

https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/about/より一部引用

長谷川博己演じる明墨がハマり役でカッコいい。あとは検事正の伊達原泰輔(野村萬斎)。クセ強すぎるけど、明墨とのバチバチが見どころ。

主題歌のhanatabaがめっちゃ合ってたし、曲が流れるタイミングも完璧。

小さな巨人

2017年の4月から6月にかけて放送されてた日曜劇場で、主演は長谷川博己。アンチヒーローが面白かったから、これも見てみた。(U-NEXTで視聴)

長谷川博己主演!警視庁本庁VS所轄!警視庁ノンキャリ最高峰・捜査一課長を目指していたエリート刑事が味わった挫折…。「警察」という名の巨大組織の中でもがき、奮闘する男たちの戦いを描く警察エンターテインメントドラマ。

日曜劇場初主演となる長谷川が演じる主人公・香坂真一郎は、捜査一課長を目指すエリート刑事だが、ひとつのミスが原因で所轄に左遷されてしまう。出世街道から外されてやってきた所轄には、小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちがいた――。その姿を目にした時、香坂は刑事としての使命・本当の正義に悩みつつも、自分の“正義”を信じ、“悪”と対峙していくことになる。同じく捜査一課長を目指す刑事・山田春彦に岡田将生、警務部人事課新人職員・三島祐里に芳根京子、所轄の刑事・渡部久志に安田顕、現捜査一課長の小野田義信に香川照之と、実力派俳優陣が顔をそろえる。

https://cu.tbs.co.jp/program/14153より引用

出てくる事件は2つで、前半(1話から5話)の1つ目と後半(6話から10話)の2つ目に分かれる。犯人とか事件のトリックを楽しむというよりは、主人公が警察組織に立ち向かうストーリーがメイン。

「敵は味方のフリをする」というキャッチコピーの通り、味方だと思っていた人物の裏切りなどありがちな展開は多いけど、ついつい見てしまう。半沢直樹の警察版という感じはあるが、後半にかけての長谷川博己と香川照之の演技合戦がすごい。主題歌の平井堅の告白もマッチしてて良かった。

MOZU 

逢坂剛の小説『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』を原作としていて、TBSとWOWOWで共同制作された作品。2014年にドラマが放送されて、2015年には劇場版が公開。今更だけど見てみたらやっぱり面白くて、もっと早く見ておけば良かった。(U-NEXTで視聴)

ドラマが2シーズンと劇場版もあるから全部見るのが大変そうだなと思ってたけど、シーズン1(10話)を見終えるとシーズン2は半分の5話で、あとは劇場版だから意外にサクッと見れる。

主人公は西島秀俊演じる倉木尚武。警視庁公安部特務第一課捜査官で、公安のエースと呼ばれている。銀座で起こった爆弾テロによって妻の千尋を失い、妻の死の真相を求めて捜査を進めていく話。

その他、大杉警部補(香川照之)、殺し屋の新谷(池松壮亮)、アテナセキュリティの東(長谷川博己)、津城警視正(小日向文世)などキャストが豪華で見応え抜群。

Season1のあらすじ
東京・銀座の繁華街で爆弾による爆発事件が起こる。白昼の惨劇に多くの人々が巻き込まれ、警視庁公安部に所属する倉木警部の妻・千尋が犠牲になり死亡する。計画的なテロか、誤爆なのか、倉木は妻が死んだ理由を知るべく独自に捜査を開始する。ノンキャリアで叩き上げの大杉警部補も事件を追う過程で、倉木とぶつかりながらも協力してゆくことになる。

一方、爆発事件の現場に居合わせていた公安部の明星巡査部長は、特別任務である人物を追っていた。その人物はプロの殺し屋、新谷和彦。新谷は事件当日、サイバーテログループの幹部、筧俊三の暗殺を目的に尾行していたが、爆発に巻き込まれ行方をくらます。筧は爆発で死亡。新谷は地方で瀕死の状態で発見され、記憶喪失になっていた。

倉木、大杉、明星は津城警視正の指示のもとで公安部と刑事部の枠を超えて協力し、事件の鍵を握る重要人物として新谷を追う。そして筧の暗殺とICチップの回収を依頼していた大企業アテナセキュリティの東も、ICチップを手に入れるために新谷を追っていた。やがて倉木たちは、爆発前に筧と会っていた謎の女の存在、千尋が精神を病む原因となった極秘捜査グラークα作戦の真相、夢に現れる都市伝説の「ダルマ」、そして殺し屋・新谷=百舌の正体など無数の謎が絡み合う裏で、国家転覆を狙う恐るべき陰謀が隠されていることに気づく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/MOZUより引用

ノーサイド・ゲーム

2019年の7月から9月にかけて放送された日曜劇場で主演は大泉洋。池井戸潤の小説をドラマ化したもの。展開がある程度想像出来るなと思って敬遠してたけど、なんだかんだ見てると普通に感動した。(U-NEXTで視聴)

大泉が演じるのは、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。君嶋は出世レースの先頭に立ち幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、左遷人事で府中工場に総務部長として赴任することに。意に染まない異動だが、これもサラリーマンの宿命。やるせない思いで赴任先の工場に赴いたところ、トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられる。かつては強豪チームだったアストロズだが、いまは成績不振にあえいでいた。こうして知識も経験もない君嶋にチーム再建という重荷が課せられた。低迷するラグビー部と出世の道を絶たれた君嶋の、再起をかけた戦いが始まる。

https://www.tbs.co.jp/noside_game_tbs/introduction/より一部引用

半澤直樹と製作陣が一緒だから構図が似てる。会議の感じとか会社ではバキバキのエリートサラリーマンだけど家では奥さんに結構言われてるのとか。サラリーマンの奮闘とラグビーの話が両方楽しめる。また大泉の所々入るコメディさが、堺雅人とは違った良さがあった。

主題歌の「馬と鹿」もすごい合ってて、もはや「これが〜」待ちだった。

サンクチュアリ -聖域- 

2023年5月4日より配信開始されたNetflixのドラマで主演は一ノ瀬ワタル。まだ見てなかったので、今回契約した際に視聴。当たり前に面白かった。

あらすじ

借金による家庭崩壊の中で足掻く不良の小瀬清(一ノ瀬ワタル)は、猿将部屋の猿将親方にスカウトを受け、金を稼ぐために上京し力士となる。センスはあるものの品性も敬意もない彼の態度に、周囲の人々の多くは嫌悪感をあらわにする。初めての給料日。期待した額よりもはるかに少なかったことに憤慨した清は、大暴れした挙句にボコボコに折檻されて、勢いで部屋を逃げ出す。しかし、同門の清水(染谷将太)の説得を受けて心境が変わり、力士を続けることになる。(第1話まで)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA_-%E8%81%96%E5%9F%9F-より引用

相撲がテーマっていうのは初めて見たし、それでいてキャラクターが抜群に良い。主人公が不良だからつい見たくなってしまう。親方のピエール瀧は頭突きとか竹刀でボコボコにするとこがありつつ、コイツ面白いなって感じで小瀬を見てるのが最高。あと染谷将太演じる清水に説得される場面も感動的。それから記者役の忽那汐里が気強いけど、相撲とか猿桜にだんだん惹かれていくのが良かった。小瀬のライバルとなる静内にもストーリーがあって違った角度からも楽しめる。

相撲のスロー映像のところが迫力あってめっちゃ高画質ですごい。八百長問題とかいじめも扱ってて大丈夫なのかなとは思ったけど、相撲協会に許可を取ってるわけじゃなくて、国技館とか相撲部屋もセットで作られてるらしい。予算が無いとできない作品で、続編作るのめっちゃ大変だと思うけど期待したい。

最愛 

2021年に放送されたドラマで、主演は吉高由里子。評判通りマジで良かった。(U-NEXTで視聴)

殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高由里子)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。

2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていく…その事件の真相に迫る姿を完全オリジナルで描く。

https://www.tbs.co.jp/saiai_tbs/about/より一部引用

15年前の事件と現在の出来事が交互に描かれて、事件の真相は何なのか、犯人は一体誰なのか、展開が気になってどんどん見てしまう。

最愛というタイトルなだけに、登場人物それぞれの最愛は何なのかという人間ドラマの部分も引き込まれて、見終わった後もすごい余韻が残った。

東大出身のお笑い芸人・大島育宙の考察動画を見ることで、より深い視点で楽しめる。

リバース

2017年に放送されたドラマで主演は藤原竜也。湊かなえの小説をドラマ化したもので、製作陣が最愛と同じということで評価も高かったので視聴。これもマジで面白い。(U-NEXTで視聴)

主人公は深瀬和久(藤原竜也)32歳。有名大学を卒業しながらも地味で、つまらない程、 普通の人生を送ってきた。

物語は彼の恋人・美穂子(戸田恵梨香)のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届いたところから始まる。その時、深瀬は心の奥底にずっと封印していた親友・広沢由樹(小池徹平)の死と向き合うときが来たと直感するのだった。 10年前の冬、大学のゼミ仲間:谷原康生(市原隼人)、浅見康介(玉森裕太)、村井隆明(三浦貴大)と、村井の妹:明日香(門脇麦)で行ったスノボ旅行中に不審な事故死を遂げた広沢。しかし──、この事故には隠された大きな『秘密』があった。この『秘密』を共有した谷原、浅見、村井にも告発文が送られ、彼らにも次々と事件が襲いかかる。深瀬は大事な人を守るために、10年前の事件の真相と向き合うことを決意する。

10年前の隠された罪と真相、脅迫犯の正体とは──!?

https://www.tbs.co.jp/reverse_tbs/intro/より一部引用

事件の真相と現場にいたメンバーが何を隠してるのかが気になる形で進んでく。過去の事件と現在っていう2つの時間軸で進んでいくのが、最愛と似てる構成で面白い。原作を知らなかったので、展開も想像以上にあって楽しめた。主演の藤原竜也が冴えない感じなのも新鮮で良かった。

侵略者たちの晩餐

今年の1月に放送されたスペシャルドラマ。主演は菊地凛子で、脚本はバカリズム。Tverで見た。※現在はHuluで視聴可能。

とある夜、豪邸に侵入する三人の女。
普段は家事代行サービスで働く平凡な彼女たちが
なぜ罪を犯すことになったのか…?
侵入の先にあるのは 絶望か希望か……!?

東京ドラマアウォード《グランプリ》をはじめ、ギャラクシー賞やATP賞、放送文化基金賞、バンコクでContentAsia Awards、 カンヌでContent Innovation Awardsを受賞。国内外の賞を総ナメにした「ブラッシュアップライフ」のチームが集結!バカリズム脚本の新作スペシャルドラマを制作します。さらに…キャストも実力派俳優が勢揃い!2024年のお正月、どうぞご期待ください!

https://www.ntv.co.jp/shinnyusha/index.html#aboutより引用

ブラッシュアップライフ含め、バカリズム脚本の作品が好きだから見てみた。さすがの脚本で、後からどんどん伏線回収していったり、点と点が繋がっていく感じが見てて気持ち良い。テンポもキャラも良くてサクッと見れる。

映画

ベイビーわるきゅーれ

2021年7月公開の作品で、女子高生の殺し屋コンビを主人公にした青春バイオレンスアクション。髙石あかりと伊澤彩織のW主演。(U-NEXTで視聴)

あらすじ
高校卒業を控える女子高生の杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)には、殺し屋という裏の顔があった。彼女たちは組織から委託される人殺しはそつなくこなせた一方、日常の生活能力は低い上、公共料金や年金・税金等の支払いが遅れることも少なくなかった。

卒業後、組織の方針で二人暮らしをしながら、表の顔として社会人をしなければならなくなった二人。殺し屋として不自由ない生活をしながらもアルバイトをしなければならない現状に、文句を言いつつ適合しようとする二人であったが、当然のように失敗続きに……。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%81%8D%E3%82%85%E3%83%BC%E3%82%8Cより一部引用

女子高生のゆるい会話と殺し屋のアクションのギャップが良くて、想像以上に面白かった。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー

2023年3月に公開された続編。2人の会話や世界観が面白いから、飽きることなく楽しめる。(U-NEXTで視聴)

あらすじ
うだつの上がらない殺し屋アルバイターの神村ゆうり(丞威)と、弟のまこと(濱田龍臣)。先行きの見えない日々に不安を覚えつつ、彼らは仲介役の赤木と共にのし上がりを夢見ていた。

ある日、簡単な殺しの依頼を受けた彼らはなんとか依頼を成功させるも、殺し屋協会の伝達ミスによるターゲット違いにより、報酬は支払われなかった。不満を述べるゆうりたち。赤木はそんな彼らに、「正規の殺し屋を殺せば、空いた枠に繰り上がりになる」噂と、「台東区で活躍する別次元の腕を持った女殺し屋コンビ」の話を聞かせる。

その殺し屋コンビこそ、ベイビーわるきゅーれの主人公、杉本ちさと・深川まひろであった。神村兄弟は、二人を殺して正規の枠を狙うことに。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%81%8D%E3%82%85%E3%83%BC%E3%82%8C_2%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BCより一部引用

孤狼の血

柚月裕子の小説「孤狼の血」を原作として役所広司主演で映画化、2018年5月に公開された作品。今更すぎる視聴。(U-NEXT)

あらすじ
昭和63年。広島の地方都市・呉原では、2つの組が一触即発の状態で睨み合っていた。その一方の関係者が行方不明となる中、新米刑事・日岡秀一(松坂桃李)が呉原東署に赴任する。ほどなく暴力団絡みの事件が発生したことで、彼は凄腕ながら黒い噂が絶えないベテラン刑事・大上章吾(役所広司)と共に暴力の世界に切り込んでいく。

何と言っても役所広司の演技が圧巻で引き込まれる。松坂桃李の後半にかけての変貌ぶりもすごかった。

脇を固める役者も、真木よう子、江口洋介、石橋蓮司、竹野内豊、音尾琢真、中村倫也、ピエール瀧、中村獅童、滝藤賢一、田口トモロヲなど豪華。

過激なバイオレンスやエロいシーンが多くありつつ、感動的な場面もあって濃密な126分を楽しめた。

孤狼の血 LEVEL2

2021年8月に公開された作品で、続編だけどストーリーは原作小説では描かれていない完全オリジナルとのこと。(U-NEXTで視聴)

あらすじ
広島県警で“伝説”と称された刑事・大上章吾がこの世を去ってから3年後、彼の遺志を受け継いだ刑事・日岡秀一(松坂桃李)は裏社会を取り仕切っていたが、そこに出所してきた“悪魔”こと上林(鈴木亮平)が現れたことで状況は急転し、互いの組織を巻き込んだ抗争と発展していく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/孤狼の血_LEVEL2より一部引用

3年後の世界ということで、大上の遺志を継いだ日岡(松坂桃李)はまるで別人。LEVEL2は上林(鈴木亮平)劇場といった感じで、残虐的な殺害シーン含め本能的に怖い。とにかく日岡vs上林は見応え抜群。

3作目の制作も決定してるようで、いつになるか分からないけど楽しみにしたい。

Winny

2023年3月に公開された映画で、主演は東出昌大。(U-NEXTで視聴)

概略
42歳で亡くなったプログラマー・金子勇が開発したWinnyにまつわる実話を描く映画。主演の東出には「複雑な事件について7年半に渡る裁判を闘った金子勇という人の物語」と説明されたという。

主演を務めた東出昌大は事件や共有ファイルについては無知であり、怪しい人なのかとも思ったというが、壇俊光著のノンフィクション『Winny:天才プログラマー金子勇との7年半』と映画の準備稿を読んで、役作りのため、約18キロもの増量や、遺族や関係者たちへの取材、模擬裁判なども経て「今も自分の中に金子さんがいる」と語るまでに至った。弁護士の壇俊光役は三浦貴大が演じ、開発者の権利と未来を守る弁護団と、警察・検察側の権力やメディアとの戦いを映像化。壇によると約7年の話を2時間にまとめるため、細かな逸話は脚色も交えているという。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Winny_(2023%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)より引用

世代的にWinny事件のことは知らなかったけど、日本のデジタル技術の停滞につながったともされていて、知っておくべき内容だと痛感した。

技術的な部分は俺みたいな詳しくない人からすると難しいので、事件の解説などを見てからの方が映画をより楽しめると思う。こちらもあっちゃんの説明が分かりやすかった。

お笑い

トークサバイバー

8月から配信開始されたトークサバイバー!ラスト・オブ・ラフ(シーズン3)。こちらもNetflixに契約したついでに視聴。

ブチ切れながら褒めるやつと、チャンス大城のエピソードトークが面白すぎた。

概要
ドラマと並行してトーク(稀に大喜利)のお題が出題される。挑戦者たちはお題に沿ったトーク(もしくは大喜利の回答)を披露する。時間内であれば同じ人物が別のトークを披露しても良い。1話ごとに計3つのお題が出題される。

全てのお題が終了した時点でドラマはJUDGEMENT TIMEに入る。トークが面白くないと判断された挑戦者は「事件の共犯者」「持病の持ち主」「凶暴化した人間によるテロの犠牲者」などと言った後付けの設定を加えられ、『降板(脱落)』となる。さらに、降板となった挑戦者はドラマ内で前述などの理由により、半ば強引に殺害される。降板人数は各話ごとにあらかじめ決められているが、回によって大幅に異なる(少なくとも1人、最大で6人)。降板者の選定基準は一切不明だが、エンディングでノブが挑戦者に降板となった理由を述べることもある。

第8話(最終話)で最も面白いと判断された1人が「トークサバイバー」の称号を得ることができる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC!より引用

キングオブコント2024

オープニングが毎回カッコ良すぎる。ファイヤーサンダー、シティホテル3号室、ラブレターズの1本目が特に面白いと感じた。

ファイヤーサンダー 『毒舌散歩』

シティホテル3号室 『テレビショッピング』

ラブレターズ 『光』

U-NEXTで大会のアーカイブも視聴可能。過去の大会も含めて見れるからおすすめ。

『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』

10月31日よりプライムビデオで独占配信された『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』、エピソード5まであって1つあたり40分から50分ほど。想像以上に面白くて一気見した。

即興コントで1番面白い新コンビを決めるというもので、実力派芸人達がオリジナルコンビを結成して即興コントに挑み、観客の投票で面白くないと判断されたコンビから脱落していくシステム。

ホリケンとニューヨークの屋敷がコンビ組んでるんだけど、ホリケンに振り回される屋敷が面白かった。あとは出てくるゲストも吉岡里帆、船越英一郎、研ナオコとかめっちゃ豪華。個人的には片岡鶴太郎のシーンが好き。

M-1グランプリ2024

個人的に好きだったのは令和ロマンと真空ジェシカの特に1本目、ジョックロックもクセになるし、エバースのネタも面白かった。大会は現時点だとTverで視聴可能。


いいなと思ったら応援しよう!