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#388_その結末にそなえて、どんなにじぶんが正しくても、だれの不幸も求めない選択を

「肉親を殺された怒りも、長い年月をかけて小さくなって、やがて消えていきます」
「あのときあのひとが極刑にならなくてよかった、と思う日がやってきます」
「大嵐のように揺さぶられた心も、ゆっくり時間をかけて波のない水面にに」
「その結末にそなえて、どんなにじぶんが正しくても、だれの不幸も求めない選択を」


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