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3日目で居心地が良くなる

3ヶ月間続けていたジョージアでのゲストハウス生活を終えて、2日前から少しの間、現地で家を借りている日本人の家に居候させてもらう生活を始めました。

人の家に泊まることは今までも何度かあったけれど、居候するのは初めてのことです。

だから、気を使いながらも居心地の良さを求める必要があります。

これは今までのゲストハウス生活とはまた違った感覚で、新たに考えなければならないこともたくさんあります。

その家のシステムを理解し、その家なりの方法に従って生活していく必要があります。家主は親切に自由に使っていいよ、と言ってくれるため、気を使っていないように見せる必要もあります。

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3日目を迎えた今日の朝、僕はもう過ごしやすいと感じることができました。

幸い僕はどこでも寝られる性格だから、慣れない環境で寝ることに関して抵抗はありません。ただ、真面目で気を使ってしまいがちな性格なため、いろんなことが気になってしまいます。

あれはどうしよう、これはどうしよう。そんなことを考えて、聞いて、自分なりに動いてみる。その繰り返しです。

でも、動けばわかります。

一度やれば自分の中にパターンが作られ、2度目以降はスムーズにできます。それが積み重なってなんとなく理解できるようになるのが、だいたい3日目だと気づきました。

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僕は3ヶ月間ずっとジョージアのゲストハウスを転々としながら生活をしていました。転々としていた理由は、安さを求めながら居心地の良さを追求するためです。

まずゲストハウスを1週間予約して、着いてすぐに直感でその後も泊まるか、次の宿を予約するかを決めていました。格安宿なので、劣悪な環境のところもたくさんあります。そこに恐怖心があり、長く期間の予約ができませんでした。

結果として最長でも同じ宿に生活するのは2週間半程度となり、1ヶ月ほどの長期で滞在することはなく、転々とすることになりました。滞在したゲストハウスの数は12にも登ります。

でも、僕は理論を間違えていた、というより間違っていることに気づきませんでした。

初日の直感では、良し悪しはわかりません。もちろん直感で判断することも大切だけれど、人間の適応能力を完全に度外視していました。

僕はこの3ヶ月の生活を経て、どんな宿でも3日目で居心地が良くなると気づきました。

どんな環境でも最初に抱いた感覚と何日か経過してからの感覚は異なります。だから、最初の直感はむしろ当てにならないとも言えるでしょう。

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渡り鳥のような落ち着かない生活を経て気づいたことは、居心地の悪いと感じる環境でも慣れるということ、そして何より移動が面倒だということ、住む環境(働く環境)にはお金をかけることが大事だということ、の3つです。

これが僕の3ヶ月間にわたる実験の結果です。

学生でもないのに激安ゲストハウス旅をするのは大人気ないとは思いつつ、それでもいろんな出会いがあったり、いろんなことに気づけたため、良かったこともたくさんあります。

そうして自分の中に人生経験が積み重なっていくのが面白いし、また今後の人生も楽しんでいきたいという希望が湧いてきます。

これからはもう安宿を転々とする生活はしませんが、また何かにトライしてみようと思います。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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