べき思考ではなく何がしたいかで考え、行動するという話。
今回のテーマ
すべきではなく、したいで考えた方がメンタルに良いことに加えて、
主体的になれるのではないかということについて書いていきます。
よろしくお願いします。
2つの考え方
目標に向かっていたり、活動するにあたって
どのような考え方で取り組んでいるでしょうか?
取り組み方には
~すべきだ、しなければならないという考え方
~したい。だから~するという考え方
こうした考え方があると思っています。
何かをするにあたってこの考え方のいずれかに
偏っているのではないでしょうか?
今回はこの2つの考え方について書いていきます。
べき思考について
べき思考は、認知行動療法(CBT)でよく取り上げられる概念で、
認知のゆがみの一つです。
これは、自分や他人に対して
「しなければならない」という強制的な要求や期待を抱く
傾向を指しています。
このべき思考はしばしば非現実的であり、
自分自身や他者に対して厳しすぎる考え方です。
このような思考は、モチベーションを下げ、
メンタルヘルスにも悪影響を及ぼす可能性があります。
視野が狭まっていたりするとこの考えになりやすいです。
私は完璧でなければならない。
他人は私に常に同意するはずだ。
私はいつも他人の期待に応えなければならない。
失敗することは許されない。
私は自分の感情をコントロールしなければならない。
例のような考え方をしていたら
べき思考にはまっているといって良いです。
~したい思考。"want to" 思考について
一方、"want to" 思考は、物事を行う際に自分が望むものに
焦点を当てる考え方です。
望むことを考えることで、モチベーションが高まり、
よりポジティブな心理的状態を保つことができます。
すべての願望が叶うわけではありません、
それでも望むことを分析し、
自分がコントロールできる範囲を特定することで、
その可能性を高めることができます。
want toの考え方は、自分の主体性に基づいています。
自分自身の目標を達成したい、望むことがあるのであれば、
want to の考え方で行きましょう。
たとえやなければならないことであっても。
私はこうやりたいとい考え方で行動したほうが
主体的に動けるのではないでしょうか?
ぜひ試してみてほしいです。
まとめ
べき思考を手放し、自分が何を望むのかを考えて行動することが重要です。
私はそう考えているということを書いてきました。
べき思考は自分に厳しすぎることや、
場合によって他人にも同じだけ厳しさを求めます。
これは建設的ではないと思っています。
モチベーション観点から考えても、何がしたいかで考えることを勧めます。
今回はここまで
追記1
べき思考を克服して適応思考を身につけるためには、
コラム法でトレーニングすることが役立ちます。
自分で気づく力を養い、よりポジティブで健康的な思考パターンを
身につけることができます。
追記2
べき思考が強すぎて私は自分に厳しくした結果うつ病になってしまった。
反省。自分では気が付かないものです・・・
追記3
上司がべき思考が強い人だと、大変厳しい状況になりがち。
固定的なため、こちらの話が通らないことが多々ある。
つらいぞー