#002 | 2025年開始。目標設定5年目、そろそろ上手くなろう②ーvision
Noteの世界、2日目です。続いてます。よねです。
昨日は目標設定歴4年の反省と学びから、今年の僕の目標設定について自論を書きました。
僕の世界線では目標設定は「visionによる到達点のイメージ」と「現状の没頭（dots）」が重要で、成果目標だけを立てることはあまり上手くいかないのではないかと言う考えです。（立て方とかそういった点も含まれると思いますが。）今年はこの考えに則って進んでいこうと考えています。
note2本目では「僕の今年描くビジョン」について書こうと思いましたが、ビジョンの重要性について面白いインプットがあったので、今日は「visionの視覚化の重要性」について綴ります。
「なりたい姿」の日常的な視覚化だけで、叶う。らしい。
はい。スピリチュアル。って感じですよね。
後で、脳神経学者の科学的な根拠を入れるので、この内容は事例として話します。
Vision Boardなるものがあるよう。
言葉の通りで、ある期間でなりたい姿や達成したい状態を写真などで視覚的に見える化し、常に見えるところに置く。と言うもの。これによってそのなりたい姿になっているというもの。
Vision BoardについてはParanoias氏のYouTubeで最近わかりやすいものが紹介されていたので、リンクをここ貼っておきます。よかったら見てください。
以下は、動画内の話の抜粋。
vision boardを実際に作り、それを成功に変えている成功者↓
①Katy Perry
Katy Parryも「グラミー賞」「スタジアムツアー」「有名雑誌の表紙」などはvision boardによって前もって視覚化していた。そしてそのvision boardを毎日何度も見ることで視覚的にイメージしていた。
インタビューでは「vision boardを使うことで夢が遥か近くに感じられた。それで自分を行動に駆り立てた。」と言っている。
②Jim Carrey
無名時代、自分の成功を信じ自分宛てに1000万ドルの小切手を書き、3年後の1995年までにこの金額を役者として稼ぐという目標を立てた。
小切手を常に携帯し、成功をイメージし続けた。結果、代表作「マスク」や「ミスター・ダマー」への出演を果たし、実際にその金額を手にした。
こんな感じで、世界中で成功者や、目標達成をしている人々が実践している方法のよう。僕は知らなかった。。。内容を聞くと確かに。と思うが。
vision boardの効果の要因については、こんな書き方をされている。
Vision BoardはVisualization(視覚化)のテクニックを使用している。目標や理想の状態を具体的にイメージし、それを繰り返し脳に刻み込むことで、脳がそれを現実として認識し、行動を変えるメカニズム。
スポーツ選手のイメージトレーニングなどでも活用されている。
【有名な研究例】
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ピアノの練習に関する実験で、実際にピアノを演奏する物理的な訓練と、頭の中で練習をイメージする訓練を比較した。
結果、イメージだけの訓練でも、脳細胞の形態変化率が物理的訓練の約50%に達したという結果が得られた。
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脳は想像と現実の区別をつけられない特性があり、視覚化は脳の構造そのものを変える力がある。
よく、今日自分が成功している姿を「イメージング」するといいと瞑想関連の本や動画でも同様の紹介をされていたのを見ていたので、同じ理論だなと思いました。
Neuroplasticity - 神経可塑性
先ほどまでは、たまたま見つけたYouTubeでいい感じに「visionの視覚化の効果」の事例などが説明されていたので引用しましたが、
僕がよく好きでYouTubeで見たり、Podcastで聞いたりしている、Stanford大学の脳神経分野の博士、Andrew Huberman氏が発信している”Neuroplasticity”とリンクしたので、自分用に科学的根拠も載せておきます。Huberman博士のことは、少し前に僕が睡眠が下手すぎたあまり、社会人として不適合すぎるくらい朝起きれなかったので、克服のための勉強をしているときに知りました。睡眠関係でもとても有名です。
科学的根拠に関してですが、職業柄異様に難しい現象とか、いまだにシミュレーションでも再現できない事象を扱ったり（二相流・微粒化・混合燃焼、非定常・非一様確率的現象など…）、制御・設計したりすることをやっているので、新たな考えとか謎ニュースを聞くと、科学的根拠が気になってしまうんですよね。大概、自分で証明したり、説明できるまでは基本疑ってます（笑）。
余談ですが、僕は大学院にいる頃か、出た頃から異常なまでに「勉強すること」自体や、「新しいことを頭に入れ、昔の知識や経験と繋げて、自分オンリーの理論を作ること」が好きになってしまったので、今後のnoteも「新たな発見」x「過去の知識や科学的根拠」→「よねOnlyの”謎”理論」を紹介すると言う構造を取ろうかなと思いました！
ひとまずこのストーリーの投稿が増えるかも？
話を戻します。
Neuroplasticity = Neuro + plasticity で神経可塑性です。理系の人は材料関係で良く聞きますね。可塑性(plasticity)と弾性(elasticity)です。要は外力を入れて戻らなくなる（可塑性）か元の形に戻る（弾性）かと言う点で、Huberman博士が言っているのは前者の可塑性。
これは元動画です。All Englishなので、英語勉強したい人や、余裕な人きいてください。綺麗なアメリカンイングリッシュで聞きやすいと思います。
これまた余談ですが、英語とか多言語を使いこなす意義の一つが「膨大な情報量」へのアクセスだと思っています。僕は英語やりつつ常にこれを感じてきましたが、科学技術系はやはりアメリカがトップを走っているので、最近のAIをはじめとして一歩先を走る情報は全部英語です。逆に日本語で解説されているようでは、もう過去の情報になっているくらいの認識でいたいところです。（日本がトップのものもあるので、アンチJapanではない）
また戻します。
Huberman博士の動画では、脳の神経系の構築は大体25歳+/-数歳で変わると言っています。
0〜25歳の脳：可塑的、受動的に取得した情報をもとに脳神経系を構築可能
25歳以降の脳：弾性的、つまり何もしなければ25歳までと異なり、情報が入って一時的に脳神経系を構築しても、元に戻ってしまう
幼少期の家庭環境や教育が大事な理由もわかりますし、虐待がやばり理由もわかります。なんでも入ってきた情報をもとに、全てが脳構築に使われるので。
一方で、我々25歳以上または近辺の大人は情報をただ入れるだけでは脳神経系に変化をもたらすことができないと言っています。25歳周辺までの当たり前をもとに構築された「脳神経系（＝考え方、思考、価値観全て）」はそのままでは変わらないのです。したがって、新たな目標を立てたり、「違う世界に行きたいんだ！」と思ったとしても、それまでの脳神経系のままでは行動の本質を変えられない可能性が非常に高いと言うことになります。
よくやりたいことがあるのであれば環境を変えろと言いますが、同じ理論と思います。
このままではダメじゃないか！となりますが、Huberman博士は「ある特定のプロセス」を踏んだときに、脳神経系を可塑的にし再構築可能にできると言っています。これがビジョンの視覚化とつながると僕は捉えています。Huberman博士曰く、
以下の3つのプロセスによって、脳神経を可塑的にできる。とのこと。
ゴールのイメージ
エピネフリン（アドレナリン）という化学物質の発生
発生要因例
コーヒー
睡眠
コールドシャワー
アセチルコリンという化学物質の発生
発生要因例
60秒くらい一点集中をする。→集中したい時はこのハックがいい。無意識にやってた頃あった気がする。なんかスッキリしてた。瞑想が脳の構造を変えるという理論はこれか。と納得
出ました。ゴールのイメージ。2.３は一旦置いておきます。どうなりたいか。何をしたいのか。イメージしまくる。
vision boardのところで触れた以下のプロセスが最終的に行動を変えるということは、【脳の神経系を変容させようという力が働き、常にビジョンを視覚に入れることで脳の構造を変えているに等しい】ということと捉えました。
目標や理想の状態を具体的にイメージし、それを繰り返し脳に刻み込むことで、脳がそれを現実として認識し、行動を変えるメカニズム。
今日の内容は以上です。言語化すると、やはり勉強になります。
まとめ
今日のまとめ。
この2日飛ばしすぎました。2日とも最初から分量多くて、果たして365日も続くんだろうか。。。。心配になります。
visionを視覚的に常に脳に取り入れることで、脳の構造をかえ、脳がそれを現実と捉え、行動変容を生むため、vision boardを見えるところに設置するという行動が、結果的に目標達成につながると個人的に解釈できました。この納得感を持って、自分のVision board作成に臨みます！
今日も最後まで見てくださってありがとうございました！好きです！
よね。